スズキ キャリイのリコール一覧【全35件】不具合内容と対策まとめ

スズキ キャリイ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全35件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

まず要約:キャリイのリコール届出 全35件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2023/08/311153700前照灯リコール4
2023/03/311152981A/Tリコール345,192
2023/03/311152982A/Tリコール219,979
2023/03/311152983A/Tリコール360,145
2022/09/221152150シートベルトリコール3
2022/09/011151950コンピュータ(エンジリコール41,919
2020/10/081148120燃料タンクリコール82,590
2019/08/291145530ドライブシャフトリコール17,541
2019/04/181144870その他(その他)リコール2,021,590
2018/11/011143581クラッチリコール265,479
2018/11/011143582圧力制御伝達部リコール51,672
2018/11/011143583圧力制御伝達部リコール232,767
2018/11/011143584クラッチケーブル/ロリコール238,157
2015/07/291136140その他(車枠車体)リコール16,366
2015/04/161135550A/Tリコール4,376
2015/02/191135031ドアリコール34,150
2015/02/191135032その他(車枠車体)リコール34,150
2014/10/021134390エアバッグリコール32,105
2014/07/311134060その他(車枠車体)リコール15,990
2010/01/251124560その他(その他)リコール294
2009/04/161122970圧力制御伝達部リコール462
2009/02/251122630デファレンシャルリコール129,766
2009/01/151122430前照灯リコール103,040
2007/04/181118690プロペラシャフトリコール381,551
2006/12/051117841後退灯リコール50
2006/12/051117842方向指示器リコール130
2006/04/061116520始動装置リコール313,199
2005/09/201115320かじ取リンク機構リコール215
2005/04/181114100排気管リコール37,465
2003/01/091109090かじ取リンク機構リコール17,801
2001/12/051107940主ブレーキ一般リコール31,545
2001/10/111107780ドアリコール14,860
2001/09/061107680M/Tリコール146,338
2001/08/301107620アクセルリコール110,323
1998/02/051105080冷却装置リコール94,013

装置別に多いのはA/T(4件)、圧力制御伝達部(3件)、その他(車枠車体)(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2023/08/31 — 前照灯(リコール・対象4台)

不具合の内容:手動式の前照灯照射方向調節装置付きのすれ違い用前照灯において、不適切な調節位置で光軸の調整、検査を行ったものがある。そのため、光軸が保安基準を満足していないおそれがある。

改善措置:全車両、前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整を行う。

2023/03/31 — A/T(リコール・対象345,192台)

不具合の内容:(1)機械式自動変速機(AGS)のクラッチケーブルにおいて、防水のための被覆構造が不適切なため、芯線に錆が発生するものがある。そのままの状態で使用を続けると、クラッチケーブルの芯線が破断し、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、 (1)クラッチケーブルを対策品に交換する。

2023/03/31 — A/T(リコール・対象219,979台)

不具合の内容:(2)機械式自動変速機(AGS)のオイルポンプとオイルポンプ駆動用モータのジョイント部において、外部との通気構造が不適切であったため、オイルポンプからオイルが滲んだ場合、オイルが空気と共に、モータ側に浸入することがある。そのままの状態で使用を続けると、モータ内部が短絡して作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、 (2)オイルポンプとオイルポンプ駆動用モータを対策品に交換する。

2023/03/31 — A/T(リコール・対象360,145台)

不具合の内容:(3)機械式自動変速機(AGS)において、オイルポンプ駆動用モータのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモータが通電不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、 (3)オイルポンプ駆動用モータを対策品に交換する。

2022/09/22 — シートベルト(リコール・対象3台)

不具合の内容:補修用前席シートベルトの巻取り装置において、フォースリミッタ機構の製造不良品を巻取り装置に組み付けたものがある。そのため、衝突時などの際にフォースリミッタが正常に機能せずシートベルトが引き出され、法規である乗員保護性能を満足しないおそれがある。

改善措置:全車両、前席右側シートベルトを良品に交換する。

2022/09/01 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象41,919台)

不具合の内容:エンジンコントローラにおいて、IC(集積回路)の製造管理が不適切なため、使用過程においてIC内部で断線し、エンジン始動不能や走行中にエンストするおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントローラの製造ロット番号を確認し、該当するものはエンジンコントローラを良品と交換する。

2020/10/08 — 燃料タンク(リコール・対象82,590台)

不具合の内容:燃料タンクにおいて、車体への取付部位の強度が不足しているため、走行中の振動により当該取付部位付近に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し燃料がにじみ出ることがあり、最悪の場合、滴下するおそれがある。

改善措置:全車両、燃料タンクを対策品に交換する。

2019/08/29 — ドライブシャフト(リコール・対象17,541台)

不具合の内容:ドライブシャフトのダストブーツにおいて、製造工程における温度管理が不適切なため、接合部の強度が不足しているものがある。そのため、亀裂が発生し、ダストブーツ内のグリスが漏れ、最悪の場合、走行できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ダストブーツの製造ロット番号を確認し、対象となるロット番号のものは良品に交換する。また、当該ダストブーツに損傷があるものはドライブシャフトアッシを新品に交換する。

2019/04/18 — その他(その他)(リコール・対象2,021,590台)

不具合の内容:任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性がある。

改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。 なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とする。

2018/11/01 — クラッチ(リコール・対象265,479台)

不具合の内容:機械式自動変速機(AGS)のトランスミッションフロントケース(以下、フロントケース)の形状が不適切であり及びクラッチレリーズベアリングの被水条件下での耐久性が不足しているものがある。そのため、フロントケース内に水が浸入すると、当該ベアリング内部のグリスが被水して潤滑性が低下し、クラッチ操作が繰り返し行われると、最悪の場合、当該ベアリングが破損してクラッチ操作が不能となり、変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、以下の改善を行う。 (1)①クラッチレリーズベアリング、クラッチレリーズフォーク、クラッチレリーズベアリングクリップを対策品に交換する。②クラッチカバー、クラッチディスクを新品に交換する。 (2)機械式自動変速機(AGS)を点検し、フロントケース上部に防水カバーが取り付けられていない場合は、防水カバーを取り付ける。 (3)(1)及び(2)の対策によりクラッチレリーズベアリングの耐久性が向上することから、クラッチカバーがレリーズベアリングより早期に交換時期に達することとなるため、トランスミッション制御コントローラを対策プログラムに書換え、または、AGSアクチュエータを対策品に交換し、クラッチカバーの交換時期を知らせる警告機能を追加する。

2018/11/01 — 圧力制御伝達部(リコール・対象51,672台)

不具合の内容:機械式自動変速機(AGS)のギヤ位置を検知するための部品(アンチローテーションピン)の材質が不適切なため、アンチローテーションピンの耐久性が不足しているものがある。そのため、変速が繰り返し行われると、アンチローテーションピンが破損して、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、AGSアクチュエータを対策品に交換する。

2018/11/01 — 圧力制御伝達部(リコール・対象232,767台)

不具合の内容:機械式自動変速機(AGS)の変速を行なうための部品(セレクトピストン)の構造が不適切なため、セレクトピストンの耐久性が不足しているものがある。そのため、変速が繰り返し行われると、セレクトピストンが破損して、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、セレクトピストンを対策品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはキャリイに関するユーザー申告が全205件寄せられています。装置別の内訳はキャリイの車両データページでご確認ください。

よくある質問

キャリイのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全35件です(2026-08-30時点、通称名「キャリイ」での届出を集計)。多い装置はA/T(4件)、圧力制御伝達部(3件)、その他(車枠車体)(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はキャリイのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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