スズキ ジムニー(2018〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全24件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのは燃料ポンプ(2件)、A/T(2件)、燃料ホース/パイプ(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/02/05 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象1,211台)
不具合の内容:マニュアルトランスミッション車両のエンジン制御用コントローラにおいて、イグニッションコイルの通電制御が不適切であったため、クラッチ操作によりエンストした際、イグニッションコイルに過電流が流れることがある。そのため最悪の場合、イグニッションコイルヒューズが溶断しエンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン制御用コントローラの制御プログラムを対策ソフトウェアに書き換え、イグニッションコイルヒューズ、リレーボックスカバー、オーナーズマニュアルを対策品と交換する。
2024/01/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象64,939台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2021/09/09 — A/T(リコール・対象1,210台)
不具合の内容:自動変速機のマニュアルシフトレバーシャフトのオイルシールにおいて、シャフトの組付治具が不適切であったため、オイルシールのリップがめくれているものがある。そのため、当該部位からオイルが漏れ、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。
改善措置:全車両、自動変速機のオイルシールを点検し、オイルシールのリップめくれ、オイル漏れのあるものは自動変速機を良品に交換する。
2021/05/14 — 配線(リコール・対象111,611台)
不具合の内容:運転席ドアおよび助手席ドアのワイヤハーネスにおいて、設計が不適切なため、ドア開閉の繰り返しにより、配線が断線することがある。そのため、サイドエアバッグやカーテンエアバッグ、ドアミラーの補助方向指示器等が作動しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、運転席ドアおよび助手席ドアのワイヤハーネスを対策品に交換する。
2021/05/14 — 燃料ポンプ(リコール・対象34,200台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2021/04/19 — 車体(リコール・対象101台)
不具合の内容:前面ガラスと後面ガラス(以下ガラス)において、ガラスの接着工程で接着するための下塗り剤(プライマー)塗布が不適切であったため、ガラスの接着力が弱いものがある。そのため、水漏れが発生し、最悪の場合、ガラスが接着剤から剥離して脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、新品ガラスを適切に取り付ける。
2020/11/06 — 主ブレーキ一般(リコール・対象798台)
不具合の内容:(1)ブレーキパイプにおいて、車体への固定位置が正規の位置と異なる位置に組み付けられているため、当該パイプが車体及び燃料蒸発ガスパイプと接触するものがある。そのため、当該パイプが損傷してブレーキ液が漏れ制動力が低下する、また、燃料蒸発ガスパイプが損傷して燃料蒸発ガスが漏れるおそれがある。
改善措置:(1)全車両、ブレーキパイプの組み付けを正しい位置に修正する。
2020/11/06 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象798台)
不具合の内容:(2)燃料フィラーホースにおいて、組み付け方向が誤っているため、当該ホースが変形しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ホースに亀裂が発生し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:(2)全車両、燃料フィラーホースを新品に交換し、正しい方向で組み付ける。
2020/10/01 — スプリング/エアサス(リコール・対象76,362台)
不具合の内容:フロントサスペンションにおいて、コイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に、塗装が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがある。そのため、最悪の場合、コイルスプリングが折損するおそれがある。
改善措置:全車両、フロントコイルスプリングを対策品に交換する。
2019/07/10 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象21,248台)
不具合の内容:燃料ホースの成形管理が不適切なため、弾性が不足しているものがある。そのため、当該ホースがエンジンの熱や振動により変形してステアリングシャフトに接触し、最悪の場合、当該ホースが損傷して燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料ホースを良品と交換する。
2019/04/18 — その他(その他)(リコール・対象2,021,590台)
不具合の内容:任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性がある。
改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。 なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とする。
2018/12/26 — デファレンシャル(リコール・対象20台)
不具合の内容:フロントデファレンシャルの組み付け作業管理が不適切なため、減速比の異なるフロントデファレンシャルを組み付けたものがある。そのため、四輪駆動走行時に前輪と後輪に回転差が生じて走行性能が低下し、最悪の場合、駆動系部品が損傷し、走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、フロントデファレンシャルを正規品に交換する。
それ以前のリコール届出
| 届出日 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 2015/07/23 | ABS | リコール | 10,305 |
| 2014/05/15 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 31,744 |
| 2010/06/02 | パワーステアリング | リコール | 3,716 |
| 2007/02/15 | シフトレバー/ペダル | リコール | 603 |
| 2007/02/15 | シフトレバー/ペダル | リコール | 47 |
| 2006/05/24 | エンジン本体 | リコール | 4 |
| 2005/12/08 | 制動灯 | リコール | 232,667 |
| 2005/07/28 | A/T | リコール | 135,874 |
| 2005/03/17 | その他(保安灯火) | リコール | 14,696 |
| 2003/01/28 | M/T | リコール | 63 |
| 2001/08/30 | M/T | リコール | 16,528 |
| 1998/02/05 | 冷却装置 | リコール | 94,013 |
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはジムニーに関するユーザー申告が全284件寄せられています。装置別の内訳はジムニーの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ジムニーのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全24件です(2026-08-30時点、通称名「ジムニー」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(2件)、A/T(2件)、燃料ホース/パイプ(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はジムニーのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(ジムニーを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。