ヤマハ マジェスティのリコール一覧【全11件】不具合内容と対策まとめ

ヤマハ マジェスティ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全11件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:マジェスティのリコール届出 全11件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近11件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2021/04/061149340駆動力伝達部リコール32,658
2020/05/121147440エンジン本体リコール12,924
2016/11/291139411エンジン本体リコール10,476
2016/11/291139412スピードメータリコール20,166
2015/06/161135870発電機リコール34,024
2014/11/181134672スピードメータリコール35,882
2014/02/041132940前照灯リコール4,475
2011/06/281127750配線リコール14,294
2002/05/131108350方向指示器リコール5,175
2001/06/011107450その他(保安灯火)リコール23,532
2001/03/271107200主ブレーキ一般リコール1,924

装置別に多いのはエンジン本体(2件)、スピードメータ(2件)、駆動力伝達部(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2021/04/06 — 駆動力伝達部(リコール・対象32,658台)

不具合の内容:動力伝達装置において、ベルト駆動用プーリの締付け部の構造が不適切なため、走行中に当該プーリの締付けナットが緩むことがある。そのため、当該プーリがケースカバーと接触して異音が発生し、そのまま使用を続けると、ナットが脱落し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ベルト駆動用プーリの締付けナットとワッシャを対策品と交換し、ナットの締付けトルクを変更する。

2020/05/12 — エンジン本体(リコール・対象12,924台)

不具合の内容:原動機において、シリンダヘッドを締付けるナットの加工が不適切なため、ねじ山が潰れているものがる。そのため、シリンダヘッドの締付け力が不足し、高速走行等の高負荷時にシリンダヘッドガスケットの気密性が損なわれ、冷却水が燃焼室内に浸入して点火プラグが濡れ、エンストしたり、始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ナットを良品に、座金を対策品に、またシリンダヘッドガスケットを新品に交換し適切に締付ける。

2016/11/29 — エンジン本体(リコール・対象10,476台)

不具合の内容:原動機において、シリンダヘッドの締付けが不適切なため、シリンダヘッドガスケットの気密性が低いものがある。そのため、高速走行等の高負荷時にシリンダヘッドガスケットの気密性が損なわれ、冷却水が燃焼室内に侵入して点火プラグが濡れ、最悪の場合、アイドリング時にエンストしたり、始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、シリンダヘッドガスケットを新品と交換し、シリンダヘッドを適切に締付ける。

2016/11/29 — スピードメータ(リコール・対象20,166台)

不具合の内容:速度計において、車速センサーの電気配線をブレーキホースに固定するクランプの取付け方法が不適切なため、ハンドル操作を繰り返すとクランプが正規の取付け位置からずれることがある。そのため、車速センサーの電気配線の配索が変わり、そのままの状態で使用を続けると、当該電気配線が屈曲し、最悪の場合、断線して速度計が作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、対策品のクランプを組み込んだ車速センサーと交換する。

2015/06/16 — 発電機(リコール・対象34,024台)

不具合の内容:発電機において、ステーターコイルの耐熱性が不足しているため、当該コイルが高温になると絶縁材が炭化してコイルの一部が短絡することがある。そのため、充電量が少なくなり、そのまま使用を続けると、バッテリーが放電してエンジン不調となり、最悪の場合、エンジンが停止して再始動ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ステーターコイルを対策品と交換するとともに、周辺部品(ガスケット、ワッシャ等)を新品と交換する。

2014/11/18 — スピードメータ(リコール・対象35,882台)

不具合の内容:前輪車軸部に装着されている車速センサーの構造が不適切なため、走行時にローターが傾くことにより内径摺動部の潤滑用グリスが押し出され、不足することがある。そのため、ローターが回転するときの摺動抵抗が増大し、ローター爪部に過大な負荷がかかり、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ローターの爪部が破損し速度計が作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、車速センサーを対策品に交換する。

2014/02/04 — 前照灯(リコール・対象4,475台)

不具合の内容:前照灯において、電球用電気配線の接続端子部の許容温度に余裕がないため、電球側の端子の熱により、当該電気配線の端子勘合力が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると、エンジンの振動等により前照灯がちらつくことがあり、最悪の場合、当該端子部が導通不良を起こし、前照灯が不灯となるおそれがある。

改善措置:全車両、電球用電気配線を対策品と交換する。 なお、EBL-RN24Jは当該電気配線の対策品を装着するために、周辺部品も交換及び追加する。

2011/06/28 — 配線(リコール・対象14,294台)

不具合の内容:集中アース・ジョイントコネクタ(前照灯等の灯火器類及び警音器等のアース用)において、接続端子部の許容温度に余裕がないため、通電による発熱により当該コネクタが溶損するものがある。そのため、導通不良により、適切にアースされなくなると、前照灯等の灯火器類及び警音器が作動しなくなる。

改善措置:全車両、当該コネクタを点検し、溶損しているものは、電気配線を当該コネクタから前照灯のアース線を分配した対策品と交換し、溶損していないものは、前照灯のアース線に電流を分流させるためのサブハーネスを追加する。

2002/05/13 — 方向指示器(リコール・対象5,175台)

不具合の内容: 方向指示器において、制御用電気回路が不適切なため、洗車等で非常点滅表示灯操作ス イッチの接点間に水が浸入した状態で方向指示器を操作した場合、当該接点間に微弱な電 流が流れ、制御回路が誤作動して左右の方向指示器が同時に作動するおそれがある。

改善措置: 全車両、フラッシャーリレーと電気配線を追加する。

2001/06/01 — その他(保安灯火)(リコール・対象23,532台)

不具合の内容:非常点滅表示灯の電気回路が不適切な設計であったため、前面の非常点滅表示が適切に点 滅しない。

改善措置:全車両、非常点滅表示灯のスイッチを対策品と交換し、電気配線を追加する。

2001/03/27 — 主ブレーキ一般(リコール・対象1,924台)

不具合の内容:制動装置の制動制御装置(ABS:アンチロックブレーキシステム)の油圧制御装置(H U:ハイドロリックユニット)と後輪制動装置のマスターシリンダの組み合わせが不適切 なため、ABSを作動させた制動時に後輪制動装置のマスターシリンダ内のピストンのス トロークが大きくなることがあり、制動解除後にピストンが十分に戻らないことによりブ レーキ配管内に気泡が発生し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、当該油圧制御装置と後輪制動装置のマスターシリンダを対策品と交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ヤマハの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはマジェスティに関するユーザー申告が全50件寄せられています。装置別の内訳はマジェスティの車両データページでご確認ください。

よくある質問

マジェスティのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全11件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(マジェスティ ほか6表記)での届出を集計)。多い装置はエンジン本体(2件)、スピードメータ(2件)、駆動力伝達部(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はマジェスティのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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