ヤマハ ギアのリコール一覧【全14件】不具合内容と対策まとめ

ヤマハ ギア(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全14件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:ギアのリコール届出 全14件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2018/01/162105370燃料タンク改善対策4,115
2017/01/171139700主ブレーキ一般リコール2,936
2016/02/091137491主ブレーキ一般リコール2,794
2014/03/101133250主ブレーキ一般リコール11,279
2012/05/222104181燃料タンク改善対策45,087
2012/05/222104182アクスル改善対策36,643
2011/10/181128371その他(制御装置)リコール265,919
2011/10/182104110アクセル改善対策273,262
2009/10/271124050主ブレーキ一般リコール7,386
2008/05/202103690配線改善対策8,113
2004/12/082102670アクセル改善対策52,079
2004/09/301112400ライニング/パッドリコール5,715
2000/10/191106841消音器リコール5,990
2000/10/191106842消音器リコール5,990

装置別に多いのは主ブレーキ一般(4件)、燃料タンク(2件)、アクセル(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2018/01/16 — 燃料タンク(改善対策・対象4,115台)

不具合の内容:燃料タンクにおいて、燃料蒸発ガス排出抑止装置(キャニスター)につながるパイプの形状が不適切なため、燃料満タン時にサイドスタンドで停車をする等、タンク内で燃料の液面が揺れた際に、当該パイプからキャニスターに燃料が流入することがある。そのため、そのまま使用を続けると、キャニスターに燃料が溜まり、エンジンに濃い燃料が供給されてエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料タンクを対策品と交換するとともに、キャニスターを新品と交換する。

2017/01/17 — 主ブレーキ一般(リコール・対象2,936台)

不具合の内容:パーキングスタンド(後輪を接地させたまま車体を保持するためのスタンド)装着車の後輪ブレーキにおいて、ブレーキケーブルの組付け作業が不適切なものがあり、ブレーキレバーの遊びが早期に大きくなることがある。そのため、ブレーキレバーを深く握らないとパーキングスタンドが下ろせなくなり、ブレーキケーブルが過度に引っ張られ、最悪の場合、当該ケーブルが切れて後輪ブレーキが利かなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、後輪ブレーキケーブル及び後輪ブレーキレバーを新品と交換する。

2016/02/09 — 主ブレーキ一般(リコール・対象2,794台)

不具合の内容:後輪用制動灯スイッチの接点部の材質が不適切なため、使用過程において、接点部が摩耗することがある。そのため、そのまま使用を続けると、摩耗が進行して当該スイッチの動きが悪くなり、制動灯が不灯となるおそれがある。

改善措置:全車両、後輪用制動灯スイッチを対策品と交換する。

2014/03/10 — 主ブレーキ一般(リコール・対象11,279台)

不具合の内容:パーキングスタンド(後輪を接地させたまま車体を保持するためのスタンド)を上げ下ろしするための構造において、設計が不適切なため、後輪のブレーキレバーを強い力で最大引き量またはその近くまで握らないとパーキングスタンドが下ろせない。そのため、パーキングスタンドを使用するたびに、後輪のブレーキケーブルが過度に引っ張られ、使用過程において、当該ケーブルが切損し、後輪ブレーキが利かなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、パーキングスタンドが下ろせる後輪のブレーキレバーの引き量を少なくするため、ジョイントを対策品と交換するとともに、サークリップを新品と交換する。また、後輪ブレーキレバー、後輪ブレーキケーブル(レバー側)を新品と交換する。

2012/05/22 — 燃料タンク(改善対策・対象45,087台)

不具合の内容:燃料装置において、凹凸路面を繰り返し走行すると、燃料タンク取り付け部に過大な力が加わり、燃料タンク底面の溶接部に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、燃料タンクを対策品と交換する。

2012/05/22 — アクスル(改善対策・対象36,643台)

不具合の内容:走行装置において、後輪軸の強度に余裕が少ないため、凹凸路面を繰り返し走行すると、先端のオネジ部に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、オネジが破損して走行安定性を損なうおそれがある。

改善措置:全車両、後輪軸・ワッシャ・ナットを対策品と交換するとともに、グリスを塗布して適切に締め付ける。

2011/10/18 — その他(制御装置)(リコール・対象265,919台)

不具合の内容:前輪制動装置において、ブレーキケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル下部のダストブーツ内に滞留した水が凍結し、最悪の場合、ブレーキ操作ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、前輪制動用ブレーキケーブル下部のダストブーツを対策品に交換するとともに、①-1前輪用ブレーキレバーにカバーレバーが装着されている機種は、カバーレバーの取付け状況を点検して外れているものは修正し、①-2カバーレバーが装着されていない機種はカバーレバーを追加する。

2011/10/18 — アクセル(改善対策・対象273,262台)

不具合の内容:加速装置において、スロットルケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル内部に滞留した水が凍結し、最悪の場合、走行中にアクセルグリップが戻らなくなり、エンジンの回転が下がらなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、スイッチケース下部のケーブルを固定するステイに補強板を追加するとともに当該ケーブルの防水ブーツの両端にクリップを追加し、さらに当該ケースの締付けボルトを車両前方側に隙間を生じない締付け順に変更する。  また、スロットルケーブル内の水分を除去するため、ケーブル内のエアブローを行うが、ビーノモルフェXC50Hは構造的にエアブローができないため、ケーブルを新品と交換する。

2009/10/27 — 主ブレーキ一般(リコール・対象7,386台)

不具合の内容:後輪ブレーキワイヤの取付ブラケットの溶接が不適切なため、足踏み式後輪ブレーキを過大な力で踏み込むと当該ブラケットが変形することがある。そのため、そのまま使用を続けると、インナーワイヤがアウターワイヤ端部と擦れて折損し、最悪の場合、後輪ブレーキが効かなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ブラケットを良品と交換するとともに、後輪ブレーキペダルと後輪ブレーキワイヤを新品と交換する。

2008/05/20 — 配線(改善対策・対象8,113台)

不具合の内容:原動機の燃料噴射装置において、インジェクタの電気配線の固定方法が不適切なため、走行中の車体の揺動により、当該配線が固定用バンド取付部で屈曲を繰り返す場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該配線が断線して原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、インジェクタの電気配線の固定用バンドを対策品と交換するとともに、当該配線を点検し、断線しているものはインジェクタを新品と交換する。

2004/12/08 — アクセル(改善対策・対象52,079台)

不具合の内容: 加速装置において、スロットルケーブルの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等に より、後輪タイヤの跳ね上げた水が当該ケーブル内部に浸入することがある。そのため、 低温時に当該ケーブル内部に浸入した水が凍結し、最悪の場合、アクセルグリップが戻ら なくなり、エンジンの回転が下がらなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、スロットルケーブルを対策品と交換する。

2004/09/30 — ライニング/パッド(リコール・対象5,715台)

不具合の内容:制動装置において、ブレーキシューの加熱処理が不適切なため、ブレーキシューとライニ ングの接着が不十分なものがある。そのため、ブレーキ操作を繰り返すとライニングが剥 がれ、制動力が低下するおそれがある。   (備考)本届出と同一の交換修理用部品を使用した車両(平成16年7月16日から平成16年9 月30日までにブレーキシューを交換修理した車両)についても、同様の対策をおこなう。

改善措置:全車両、ブレーキシューを良品と交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ヤマハの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはギアに関するユーザー申告が全10件寄せられています。装置別の内訳はギアの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ギアのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全14件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(ギアBX50 ほか6表記)での届出を集計)。多い装置は主ブレーキ一般(4件)、燃料タンク(2件)、アクセル(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はギアのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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