ヤマハ トリシティのリコール一覧【全6件】不具合内容と対策まとめ

ヤマハ トリシティ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全6件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:トリシティのリコール届出 全6件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近6件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/07/081156870エンジン本体リコール10,418
2023/03/142106600その他(その他)改善対策1,311
2022/05/232106480その他(その他)改善対策1,311
2022/03/082106400その他(その他)改善対策1,283
2018/10/301143570冷却装置リコール3,636
2017/11/072105330駆動力伝達部改善対策10,581

装置別に多いのはその他(その他)(3件)、エンジン本体(1件)、冷却装置(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/07/08 — エンジン本体(リコール・対象10,418台)

不具合の内容:原動機のカムシャフト固定方法の検討が不十分なため、カムシャフトを固定するプレートのボルトの締付力が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボルトが緩んでカムシャフトを固定できなくなり、最悪の場合、エンストし再始動できなくなる。

改善措置:全車両、当該プレートを対策品に交換するとともに取付けボルトを新品に交換し、新たに設定した締付けトルクで締付ける。

2023/03/14 — その他(その他)(改善対策・対象1,311台)

不具合の内容:スタンディングアシストにおいて、キャリパーのパッドの硬度及びディスクの表面の粗さが不適切なため、スタンディングアシストの解除操作をしてもパッドがディスクに密着したまま離れず、自立の補助が維持される場合がある。そのため、最悪の場合、カーブ等で車両を傾けられず転倒するおそれがある。

改善措置:全車両、パッドを対策品に交換する。また、「届出番号640」の回収を実施した車両については、ディスクを回収前と同じ仕様の新品に交換する。

2022/05/23 — その他(その他)(改善対策・対象1,311台)

不具合の内容:スタンディングアシストにおいて、改善対策届出番号640による措置を実施しても、措置前と同様に、スタンディングアシストの解除操作をしてもキャリパーのパッドがディスクから離れず、自立の補助が維持される場合がある。そのため、最悪の場合、カーブ等で車両を傾けられず転倒するおそれがある。

改善措置:暫定対策として、使用者にスタンディングアシストの使用停止を要請する。また、恒久対策が決定し次第、改めて措置を実施する。

2022/03/08 — その他(その他)(改善対策・対象1,283台)

不具合の内容:スタンディングアシストにおいて、ディスク表面の加工方法が不適切なため、発進時に当該アシストの解除操作をしても、キャリパーのパッドがディスクに吸着し、自立の補助が維持されることがある。そのため、最悪の場合、カーブ等で車両を傾けられず転倒するおそれがある。

改善措置:全車両、スタンディングアシストのディスクを対策品に交換する。

2018/10/30 — 冷却装置(リコール・対象3,636台)

不具合の内容:ラジエターとリザーバータンクを繋ぐホース及びリザーバータンクのブリーザーホースの材料の配合量が不適切なため、当該ホースの耐久性が不足しているものがある。そのため、当該ホースが早期に劣化して亀裂が生じ、最悪の場合、亀裂部から冷却水が漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、ラジエターとリザーバータンクを繋ぐホース及びリザーバータンクのブリーザーホースを対策品に交換する。

2017/11/07 — 駆動力伝達部(改善対策・対象10,581台)

不具合の内容:動力伝達装置において、ベルト駆動用プーリの締付け部の構造が不適切なため、走行中に当該プーリの締付けナットが緩むことがある。そのため、当該プーリがケースカバーと接触して異音が発生し、そのまま使用を続けると、ナットが脱落し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、プーリの締付け固定用ナットとワッシャを対策品と交換し、ナットの締付けトルクを変更する。また、ワンウェイクラッチを取り外す。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ヤマハの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはトリシティに関するユーザー申告が全39件寄せられています。装置別の内訳はトリシティの車両データページでご確認ください。

よくある質問

トリシティのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(TRICITY 155 ほか8表記)での届出を集計)。多い装置はその他(その他)(3件)、エンジン本体(1件)、冷却装置(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はトリシティのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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