ボルボ V40は壊れやすい?国交省の不具合申告133件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられたV40の不具合申告

ユーザー申告 133件・リコール届出 20件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全133件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
動力伝達3425.6%
エンジン3123.3%
制動装置1612.0%
燃料装置107.5%
その他107.5%
かじ取り96.8%
電気装置86.0%
乗車装置64.5%
保安灯火43.0%
車枠・車体21.5%
排ガス・騒音10.8%
走行装置10.8%
緩衝装置10.8%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年1998199920002001200220032013201420152016201720182019不明
件数2121113325221391184

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満3828.6%
3〜5万km2115.8%
5〜10万km4332.3%
10〜15万km64.5%
15万km以上10.8%
記載なし2418.0%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はV40には適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は動力伝達(34件・25.6%)、エンジン(31件・23.3%)、制動装置(16件・12.0%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

動力伝達 — 34件(25.6%)

  • DCTフルード漏れにより、エンジン動力が伝わらなくなり、突然車が止まった。
    (2024-05-28・初度登録2013/03・70,800km)
  • 交差点で一旦停止後に左折しようとしたところ、「トランスミッションの性能が低下しています」と表示が出て、アクセルペダルを踏んでもエンジンの回転が上がらず、下り坂の惰性で道路脇の民地に入り停車した。エンジンを一旦切り、エンジンをかけ直したところ復旧した。
    (2022-10-10・初度登録2014/11・72,500km)
  • 走行中、突然エラーメッセージが出て、ギアが入らなくなり、緊急停止した。エンジンを再始動するとメッセージは消え、回復した。
    (2022-02-21・初度登録2014/06・52,000km)

エンジン — 31件(23.3%)

  • 突然運転中に「ガガガガガ・・・」と異音がし減速した。ブレーキペダルを踏み停車したところ、エンジンが停止していることがわかったため、再始動を試みたがセルモーターが回る音が聞こえるだけでエンジンがかからなかった。レッカーでディーラーへ搬送し、確認した結果、エンジン交換が必要と診断された。
    (2026-01-09・初度登録2014/09・86,500km)
  • EGRクーラーの流量不足が発生し、原因究明を行ったところ、インテークマニホールドの途中にあるスワールバルブが逆向きに組み付けられていた。
    (2024-07-16・初度登録2015/07・130,000km)
  • 走行中にエンジンが停止し路上にて停止した。シフトをPにして再始動する様にメーターに指示が出て、指示に従うと再始動したため路肩に移動し停車。ディーラーでの故障記録を読み出したところエンジン内、コモンレール及びインジェクタにダイアグコードが残されていたとの説明があった。
    (2023-04-03・初度登録2017/10・38,000km)

制動装置 — 16件(12.0%)

  • 通常走行時、ブレーキペダルを踏んでも効かなくなった。ボルボディーラーに出したところ、ブレーキを司どるコンピュータの不具合で交換が必要と診断された。
    (2025-03-27・初度登録2019/08・36,500km)
  • エンジン始動後、ブレーキを離して出庫直後にブレーキペダルが固まりブレーキが効かず、車道に飛び出す。「ブレーキシステムサービスが必要です。」との警告が表示された。
    (2025-02-25・初度登録2014/03・39,900km)
  • 気温の低い日に、ブレーキを踏むとキー、キーと大きな異音がする。この時、ブレーキペダルを踏むと重く感じることが多い。
    (2025-02-16・初度登録2018/06・39,800km)

V40のリコール届出

V40のリコール・改善対策の届出は全20件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はV40のリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

ボルボ V40の装置別内訳と直近のリコールはV40の車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

V40の不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースにはV40(通称名の複数の表記(V40 ほか12表記))に関するユーザー申告が133件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は20件です。

V40で多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に動力伝達(34件・25.6%)、エンジン(31件・23.3%)、制動装置(16件・12.0%)です。

V40は壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではV40の推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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