まず要約:国土交通省に寄せられたS60の不具合申告
ユーザー申告 62件・リコール届出 36件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全62件の内訳です。
装置別の申告件数
| 不具合装置 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 動力伝達 | 22 | 35.5% |
| エンジン | 10 | 16.1% |
| 乗車装置 | 9 | 14.5% |
| 燃料装置 | 7 | 11.3% |
| その他 | 4 | 6.5% |
| 制動装置 | 3 | 4.8% |
| 保安灯火 | 3 | 4.8% |
| 緩衝装置 | 1 | 1.6% |
| 電気装置 | 1 | 1.6% |
| 車枠・車体 | 1 | 1.6% |
| かじ取り | 1 | 1.6% |
初度登録年(年式)別の申告件数
| 初度登録年 | 2002 | 2003 | 2004 | 2007 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2020 | 2021 | 2022 | 2024 | 不明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 5 | 1 | 1 | 2 | 1 | 9 | 15 | 8 | 7 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 5 |
申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。
申告時の走行距離別の件数
| 走行距離 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 3万km未満 | 16 | 25.8% |
| 3〜5万km | 11 | 17.7% |
| 5〜10万km | 22 | 35.5% |
| 10〜15万km | 9 | 14.5% |
| 15万km以上 | 0 | 0.0% |
| 記載なし | 4 | 6.5% |
本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はS60には適用していません。
申告の多い装置と申告内容の例
申告の多い装置は動力伝達(22件・35.5%)、エンジン(10件・16.1%)、乗車装置(9件・14.5%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。
動力伝達 — 22件(35.5%)
- Dレンジ走行中、ギアが外れて進まなくなる。バックギアが入らなくなる症状が頻発するようになった。交差点や踏切で動けなくなったこともある。
(2023-02-13・初度登録2015/09・70,000km) - 走行時に、トランスミッション機能低下の表示が出て、アクセルペダルを踏んでも加速出来なくなった。
(2022-12-15・初度登録2012/12・64,600km) - トランスミッション故障により、車体に大きな振動後、エンストした。バックギアに入らない。走行中にギア変速しなくなる。「トランスミッション機能低下」のエラーメッセージが表示される。
(2022-03-09・初度登録2011/08・89,000km)
エンジン — 10件(16.1%)
- エンジンシステムの低下とビックリマークの表示が出てバックタービンの異音が発生した。エンジン回転数が上がらない。
(2021-09-10・初度登録2011/02・109,000km) - 交差点で右折しようと交差点で信号待ちし、発進時にエンジン停止。再始動不能になった。整備工場で確認したところ、M8ボルトが2本脱落しており、吸気に過剰な空気が入る状態になっていたと診断された。
(2021-06-08・初度登録2012/08・80,000km) - 信号待ちで突然エンジンが停止し、再スタートを試すがそのままエンジンがかからない。修理を数回してもらい、現在はアイドリングストップ時にエンジンが落ちる状況となっている。
(2019-12-12・初度登録2015/02・63,000km)
乗車装置 — 9件(14.5%)
- 走り始めてすぐに助手席ドアが開いてロックが効かない状態になった。
(2022-10-15・初度登録2013/06・124,000km) - 走行中に運転席側の後部座席のドアのドアロック機能が壊れた。そのため、ドアを閉めた状態で固定できず、走行中にドアが開いた。
(2021-06-27・初度登録2014/09・56,000km) - 運転席側のシートベルトが、降車時に巻き取られず、たるんだ状態の不具合が起こる。
(2020-09-23・初度登録2013/10・27,400km)
S60のリコール届出
S60のリコール・改善対策の届出は全36件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はS60のリコール一覧にまとめています。
データの読み方
不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。
ボルボ S60の装置別内訳と直近のリコールはS60の車両データページでもご覧いただけます。
よくある質問
S60の不具合申告は何件ありますか?
国土交通省の不具合情報データベースにはS60(通称名の複数の表記(S60 ほか9表記))に関するユーザー申告が62件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は36件です。
S60で多い不具合は何ですか?
申告を装置別に集計すると、多い順に動力伝達(22件・35.5%)、エンジン(10件・16.1%)、乗車装置(9件・14.5%)です。
S60は壊れやすい車ですか?
申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではS60の推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。