ボルボ V40(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全20件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:V40のリコール届出 全20件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2021/11/16 | 1233010 | その他(燃料装置) | リコール | 15,345 |
| 2021/02/18 | 1231640 | 冷却装置 | リコール | 4,825 |
| 2020/08/27 | 1230720 | 冷却装置 | リコール | 4,492 |
| 2020/01/16 | 1229680 | その他(エンジン) | リコール | 3,379 |
| 2019/05/22 | 1228410 | コンピュータ(エンジ | リコール | 20,510 |
| 2019/02/15 | 1227770 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 8,252 |
| 2017/07/18 | 1224201 | 冷却装置 | リコール | 36,299 |
| 2017/07/18 | 1224202 | 冷却装置 | リコール | 36,299 |
| 2017/07/03 | 1224910 | 燃料ポンプ | リコール | 3,656 |
| 2017/07/03 | 1225030 | その他(燃料装置) | リコール | 2,157 |
| 2017/03/30 | 1224280 | エアバッグ | リコール | 409 |
| 2017/03/30 | 1224320 | 燃料フィルター | リコール | 3,268 |
| 2016/04/14 | 2204940 | コンピュータ(エンジ | 改善対策 | 5,244 |
| 2014/12/01 | 1221200 | その他(保安灯火) | リコール | 191 |
| 2014/04/22 | 1220260 | その他(保安灯火) | リコール | 553 |
| 2013/05/23 | 1219210 | 圧力制御伝達部 | リコール | 1,525 |
| 2004/11/10 | 1211770 | 圧力制御伝達部 | リコール | 236 |
| 2004/07/07 | 2202530 | 圧力制御伝達部 | 改善対策 | 10,056 |
| 2004/01/07 | 1210740 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 2,343 |
| 2001/06/05 | 1208760 | その他(その他) | リコール | 2,421 |
装置別に多いのは冷却装置(4件)、圧力制御伝達部(3件)、その他(燃料装置)(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2021/11/16 — その他(燃料装置)(リコール・対象15,345台)
不具合の内容:燃料装置のキャップレスフューエルフィラーインサート(燃料給油口)において、防水設計が不適切なため、大雨等により燃料装置内部へ雨水が浸入することがある。そのため、燃料装置が腐食し、走行中エンストやエンジン始動不良、または燃料漏れに至るおそれがある。
改善措置:全車両キャップレスフューエルフィラーインサートへウォーターカバーを取り付けし、雨水の侵入を防止する。また既に燃料装置への雨水が混入していなか、フューエルフィルターを点検する。なお燃料装置へ雨水の混入や腐食がある場合は、該当部品を交換する。
2021/02/18 — 冷却装置(リコール・対象4,825台)
不具合の内容:エンジン冷却装置において、エア抜き設計が不適切なため、修理等により冷却水を再充填する際に、専用特殊工具を正しく使用しない場合、冷却装置からエアが抜けないことがある。そのため、冷却が不十分となり、最悪の場合、エンジンルームが火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン冷却装置にエア抜きホースを追加する。
2020/08/27 — 冷却装置(リコール・対象4,492台)
不具合の内容:エンジン冷却装置において、エア抜き設計が不適切なため、修理等により冷却水を再充填する際に、専用特殊工具を正しく使用しない場合、冷却装置からエアが抜けないことがある。そのため、冷却が不十分となり、最悪の場合、エンジンルームが火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン冷却装置にエア抜きホースを追加する。
2020/01/16 — その他(エンジン)(リコール・対象3,379台)
不具合の内容:ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)において、排気ガス冷却装置の冷却方法が不適切なため、排気ガス中の煤が湿気を帯びることがある。そのため、煤がエンジンの吸気バルブへ堆積し密着不良を起こすことで、エンジンの出力低下やエンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、インテークマニホールドが溶損し火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、EGRの冷却ホースを対策品に交換し、エンジンコントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換えて、周辺のセンサーを清掃する。 なお、インテークマニホールド等に損傷がある場合は、当該部品を新品に交換する。
2019/05/22 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象20,510台)
不具合の内容:エンジンコントロールモジュールのプログラムが不適切なため、酸素センサーに煤が堆積することがある。そのため、酸素センサーの応答時間が長くなり、エンジンの警告灯が点灯して、排出ガスが基準を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2019/02/15 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象8,252台)
不具合の内容: ディーゼルエンジンの燃料ホースにおいて、製造機械の設定が不適切なため、ホー ス内部に亀裂が発生するものがある。そのため、燃料の圧力により亀裂が進行し、 最悪の場合、燃料ホースから燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料ホースを良品に交換する。
2017/07/18 — 冷却装置(リコール・対象36,299台)
不具合の内容:1. エンジン冷却装置において、冷却水の温度制御が不適切なため、特定の外気温でエンジンを始動後、急発進等を行うと、冷却水の温度が急上昇することがある。そのため、冷却水の温度の影響によりシリンダーヘッド部に熱応力が発生して亀裂が生じ、亀裂部位からエンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが高温の排気管等にかかり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 2. エンジン冷却装置において、エキスパンションタンクとエンジンをつなぐホース(ブリーダーホース)の耐熱性が不足しているため、特定の条件下(長期間のアイドリング状態等)のエンジン熱の影響により、当該ホースが劣化し、亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂部位から冷却水が漏れ、警告灯が点灯、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。
改善措置:1. 全車両、クーラントバイパスバルブ内のバルブ機構を取り外して冷却水の温度制御を変更する。また、シリンダーヘッド部が受ける熱影響を低減させるため、エキゾーストガスケットを対策品に交換する。 2. 全車両、ブリーダーホースを対策品に交換する。
2017/07/18 — 冷却装置(リコール・対象36,299台)
不具合の内容:1. エンジン冷却装置において、冷却水の温度制御が不適切なため、特定の外気温でエンジンを始動後、急発進等を行うと、冷却水の温度が急上昇することがある。そのため、冷却水の温度の影響によりシリンダーヘッド部に熱応力が発生して亀裂が生じ、亀裂部位からエンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが高温の排気管等にかかり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 2. エンジン冷却装置において、エキスパンションタンクとエンジンをつなぐホース(ブリーダーホース)の耐熱性が不足しているため、特定の条件下(長期間のアイドリング状態等)のエンジン熱の影響により、当該ホースが劣化し、亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂部位から冷却水が漏れ、警告灯が点灯、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。
改善措置:1. 全車両、クーラントバイパスバルブ内のバルブ機構を取り外して冷却水の温度制御を変更する。また、シリンダーヘッド部が受ける熱影響を低減させるため、エキゾーストガスケットを対策品に交換する。 2. 全車両、ブリーダーホースを対策品に交換する。
2017/07/03 — 燃料ポンプ(リコール・対象3,656台)
不具合の内容: 燃料装置において、高圧燃料ポンプの製造が不適切なため、当該ポンプで燃料を高圧化するピストンが磨耗することがある。そのため、燃料の供給が低下し、そのままの状態で使用を続けると、警告灯が点灯し、エンジン出力が低下、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置: 全車両、高圧燃料ポンプを良品に交換する。
2017/07/03 — その他(燃料装置)(リコール・対象2,157台)
不具合の内容: 燃料装置において、キャップレス給油口のシール材質が不適切なため、洗剤等の水分によりシール性が低下し、雨水等が燃料タンク内に侵入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジン出力が低下し、警告灯が点灯、最悪の場合、走行中にエンストし、再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、キャップレス給油口を対策品に交換する。
2017/03/30 — エアバッグ(リコール・対象409台)
不具合の内容: エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバッグが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
改善措置: 対象となるエアバッグの位置が車両により異なるため、以下のいずれか又は組み合わせにより改善措置をおこなう。 1 運転席のエアバッグユニットを良品と交換する。 2 助手席のエアバッグユニットを良品と交換する。 3 運転席のシートエアバッグユニットを良品と交換する。 4 助手席のシートエアバッグユニットを良品と交換する。 5 運転席および助手席のシートエアバッグユニットを良品と交換する。
2017/03/30 — 燃料フィルター(リコール・対象3,268台)
不具合の内容: 燃料フィルターの防錆処理が不適切なため、融雪剤等の影響によって腐食することがある。そのため、燃料フィルターから燃料が漏れるおそれがある。
改善措置: 全車両、燃料フィルターを対策品に交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ボルボの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはV40に関するユーザー申告が全133件寄せられています。装置別の内訳はV40の車両データページでご確認ください。
よくある質問
V40のリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全20件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(V40 ほか12表記)での届出を集計)。多い装置は冷却装置(4件)、圧力制御伝達部(3件)、その他(燃料装置)(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はV40のよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。