ボルボ S60のリコール一覧【全36件】不具合内容と対策まとめ

ボルボ S60(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全36件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:S60のリコール届出 全36件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/12/041241180ドアリコール22,567
2025/06/261240250車体リコール152
2025/04/231239800バッテリーリコール579
2024/12/191239050主ペダル/レバーリコール114
2023/12/201237470エアーバッグリコール9
2023/10/191237000過給機リコール10,714
2023/09/281236690スプリング/エアサスリコール607
2023/01/131235180コンピュータ(エンジリコール1,285
2022/09/211234670その他(燃料装置)リコール16,007
2022/07/271234530コンピュータ(エンジリコール8,925
2021/12/091233100エアバッグリコール2,660
2021/07/261232540燃料ポンプリコール5,462
2021/03/111231820シートベルトリコール57,545
2020/12/221231430エアバッグリコール2,707
2020/10/021230980冷却装置リコール2,691
2020/08/271230720冷却装置リコール4,492
2020/04/082205940装置その他改善対策12,556
2020/01/161229680その他(エンジン)リコール3,379
2019/12/131229670コンピュータ(エンジリコール41
2019/05/221228410コンピュータ(エンジリコール20,510
2019/02/151227770燃料ホース/パイプリコール8,252
2017/07/181224201冷却装置リコール36,299
2017/07/181224202冷却装置リコール36,299
2017/03/301224280エアバッグリコール409
2016/09/051223220コンピュータリコール3,259
2016/04/142204940コンピュータ(エンジ改善対策5,244
2015/11/051222520始動装置リコール256
2013/10/311219780バッテリーリコール77
2012/04/111218280配線リコール3,925
2012/04/051218290その他(車枠車体)リコール4
2011/08/221217730パワーステアリングリコール760
2009/09/091216040燃料ポンプリコール27,455
2009/02/191215590燃料ポンプリコール13,182
2008/06/041214900燃料ホース/パイプリコール14,810
2004/09/081211560冷却装置リコール13,886
2004/02/251210860緩衝アーム/ロッドリコール3,437

装置別に多いのはコンピュータ(エンジ(5件)、冷却装置(5件)、エアバッグ(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/12/04 — ドア(リコール・対象22,567台)

不具合の内容:前後左右のドアラッチにおいて、構成部品の設計検討が不十分なため、車両が長期間高温の気候環境にさらされると、ドアを開けた際にリテンションフックが破損することがある。そのため、ドアを確実に閉めることが出来なくなり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。

改善措置:全車両、前後左右のドアラッチを対策品と交換する。

2025/06/26 — 車体(リコール・対象152台)

不具合の内容:左右のフロントフェンダーにおいて、設計検討が不十分なため、ホイールがフェンダーから突出しているものがある。そのため、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、左右のフロントフェンダーにモールを取り付ける。

2025/04/23 — バッテリー(リコール・対象579台)

不具合の内容:プラグインハイブリッド車の高電圧バッテリーのセルモジュールにおいて、機器の設定が不適切なため、セル表面が不均一なものがある。そのため、バッテリーが満充電での駐車中に、セルモジュール内部で短絡が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、専用診断機で車両を点検し、交換が必要な場合は、セルモジュールを良品と交換し、車両自己診断機能を備えた対策プログラムをインストールする。 また、車両が入庫するまでの間、プラグインによる外部充電を行わないよう車両使用者に周知を行う。

2024/12/19 — 主ペダル/レバー(リコール・対象114台)

不具合の内容:ブレーキペダルとブレーキブースターに連結するシャフトにおいて、部品製造機器の設定が不適切なため、当該シャフトの結合部が仕様どおりに組み付けられていないものがある。そのため、使用過程で結合部のネジが緩むことによりブレーキペダルの操作感が変化すると共に異音が発生する場合がある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、結合部が外れ、ブレーキペダルでの操作ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、シャフトの結合部を正規な仕様に組み付け直す。

2023/12/20 — エアーバッグ(リコール・対象9台)

不具合の内容:助手席エアバッグにおいて、車両生産工程の管理が不適切なため、助手席エアバッグが適切なトルクで締め付けされていない。そのため、走行中の振動等でボルトが緩み、最悪の場合、助手席エアバッグが正しく展開せず、意図した乗員保護機能がえられないおそれがある。

改善措置:全車両、助手席エアバッグのボルトを適切なトルクで締め付ける。

2023/10/19 — 過給機(リコール・対象10,714台)

不具合の内容:ターボインレットパイプのO リングにおいて、部品製造機器の管理が不適切なため、Oリングがねじれて取り付けされているものがある。そのため、Oリングが損傷し、オイル漏れによりエンジンオイルレベル低下メッセージが表示され、そのまま走行を続けると最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、ターボインレットパイプの0リングを良品に交換する。

2023/09/28 — スプリング/エアサス(リコール・対象607台)

不具合の内容:リアサスペンションのリーフスプリングにおいて、製造機器の設定が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、悪路等を走行することによりリーフスプリングが折損し、リアの車高低下や走行中に異音が発生するおそれがある。

改善措置:全車両、リーフスプリングを点検し、該当する場合は良品と交換する。

2023/01/13 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,285台)

不具合の内容:ECM(エンジンコントロールモジュール)のプログラムが不適切なため、電動駆動系冷却水回路への最大冷却要求時、誤って保護回路が作動し、スターターモーター機能が作動しないことがある。そのためエンジンの始動ができないおそれがある。

改善措置:全車両、 ECM(エンジンコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き替える。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う: - 販売店に入庫して診断機により実施する。 - 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

2022/09/21 — その他(燃料装置)(リコール・対象16,007台)

不具合の内容:燃料装置のキャップレスフューエルフィラーインサート(燃料給油口)において、防水設計が不適切なため、大雨等により燃料装置内部へ雨水が浸入することがある。そのため、燃料ポンプが腐食し、走行中にエンジン警告灯の点灯、エンジン性能の低下、エンジンストール、エンジン始動不良に至るおそれがある。

改善措置:全車両、キャップレスフューエルフィラーインサートまたはフューエルパイプを対策品へ交換する。また既に燃料装置へ雨水が混入していないか確認するために燃料を点検する。なお燃料装置へ雨水の混入がある場合は、燃料ポンプを交換する。

2022/07/27 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象8,925台)

不具合の内容:MVBM(中電圧バッテリーコントロールモジュール)のプログラムが不適切なため、車両がスリープモードになっている場合、駐車状態からのエンジン始動時に、車両ネットワークとの通信にエラーが発生することがある。そのためスターターモーター機能が作動せず、エンジンの始動ができないおそれがある。

改善措置:全車両、 MVBM(中電圧バッテリーコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き替える。

2021/12/09 — エアバッグ(リコール・対象2,660台)

不具合の内容:運転席エアバッグのインフレーター(膨張装置)について、長期間にわたり高温多湿な環境下にさらされると、当該インフレーターに湿気が蓄積することがある。 そのため、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。

改善措置:全車両、運転席エアバッグを対策品に交換する。

2021/07/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象5,462台)

不具合の内容:エンジンの低圧燃料ポンプのヒューズの容量設定が不適切なため、エンジン始動準備時に容量不足によりヒューズが切れることがある。そのため低圧燃料ポンプが作動せず、エンジンが始動できないおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプのヒューズを15Aから20Aに交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ボルボの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはS60に関するユーザー申告が全62件寄せられています。装置別の内訳はS60の車両データページでご確認ください。

よくある質問

S60のリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全36件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(S60 ほか9表記)での届出を集計)。多い装置はコンピュータ(エンジ(5件)、冷却装置(5件)、エアバッグ(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はS60のよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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