ボルボ XC60のリコール一覧【全34件】不具合内容と対策まとめ

ボルボ XC60(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全34件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:XC60のリコール届出 全34件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/07/041240400コンピュータ(制御装置)リコール348
2025/04/231239800バッテリーリコール579
2024/12/191239050主ペダル/レバーリコール114
2023/09/281236690スプリング/エアサスリコール607
2023/03/091235670コンピュータ(制御装リコール3,049
2023/01/131235180コンピュータ(エンジリコール1,285
2022/09/211234670その他(燃料装置)リコール16,007
2022/07/271234530コンピュータ(エンジリコール8,925
2022/02/241233540その他(その他)リコール1,666
2021/07/261232540燃料ポンプリコール5,462
2021/03/261231900コンピュータリコール2
2021/03/111231820シートベルトリコール57,545
2021/02/181231650その他(乗車装置)リコール62
2020/10/021230970ワイパーリコール8,740
2020/10/021230980冷却装置リコール2,691
2020/08/271230720冷却装置リコール4,492
2020/04/082205940装置その他改善対策12,556
2020/01/161229680その他(エンジン)リコール3,379
2019/12/131229670コンピュータ(エンジリコール41
2019/05/221228410コンピュータ(エンジリコール20,510
2019/02/151227770燃料ホース/パイプリコール8,252
2019/02/151227780車両全般リコール3,244
2017/03/301224280エアバッグリコール409
2016/04/142204940コンピュータ(エンジ改善対策5,244
2013/10/311219780バッテリーリコール77
2012/04/111218280配線リコール3,925
2012/04/051218290その他(車枠車体)リコール4
2011/05/121217480その他(保安灯火)リコール3,463
2011/03/071217350エンジン一般リコール5
2011/01/121217280その他(乗車装置)リコール2,138
2010/11/291217170エアバッグリコール3
2010/11/101217100エアーバッグリコール1,700
2010/04/051216560パワーステアリングリコール486
2010/01/131216390その他(燃料装置)リコール445

装置別に多いのはコンピュータ(エンジ(5件)、バッテリー(2件)、その他(燃料装置)(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/07/04 — コンピュータ(制御装置)(リコール・対象348台)

不具合の内容:BCM(ブレーキコントロールモジュール)において、プログラムが不適切なため、Bモードまたはワンペダルドライブにて長い下り坂を惰性で走行した場合、ブレーキペダルでの制動時にブレーキ油圧を適切に調整できないことがある。そのため、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効かなくなるおそれがある。  ※Bモード:PHEV車で回生ブレーキの効きを強める運転モード。 ワンペダルドライブ:BEV車で回生ブレーキの効きを強める運転モード。

改善措置:全車両、BCM(ブレーキコントロールモジュール)のプログラムを正規プログラムに書き替える。 なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う。 - 販売店に入庫して診断機により実施する。 - 対象車両へ遠隔配信(OTA)にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

2025/04/23 — バッテリー(リコール・対象579台)

不具合の内容:プラグインハイブリッド車の高電圧バッテリーのセルモジュールにおいて、機器の設定が不適切なため、セル表面が不均一なものがある。そのため、バッテリーが満充電での駐車中に、セルモジュール内部で短絡が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、専用診断機で車両を点検し、交換が必要な場合は、セルモジュールを良品と交換し、車両自己診断機能を備えた対策プログラムをインストールする。 また、車両が入庫するまでの間、プラグインによる外部充電を行わないよう車両使用者に周知を行う。

2024/12/19 — 主ペダル/レバー(リコール・対象114台)

不具合の内容:ブレーキペダルとブレーキブースターに連結するシャフトにおいて、部品製造機器の設定が不適切なため、当該シャフトの結合部が仕様どおりに組み付けられていないものがある。そのため、使用過程で結合部のネジが緩むことによりブレーキペダルの操作感が変化すると共に異音が発生する場合がある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、結合部が外れ、ブレーキペダルでの操作ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、シャフトの結合部を正規な仕様に組み付け直す。

2023/09/28 — スプリング/エアサス(リコール・対象607台)

不具合の内容:リアサスペンションのリーフスプリングにおいて、製造機器の設定が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、悪路等を走行することによりリーフスプリングが折損し、リアの車高低下や走行中に異音が発生するおそれがある。

改善措置:全車両、リーフスプリングを点検し、該当する場合は良品と交換する。

2023/03/09 — コンピュータ(制御装(リコール・対象3,049台)

不具合の内容:BCM(ブレーキコントロールモジュール)において、プログラムの設計が不適切なため、システムの診断テスト時に誤ってエラーを検出することがある。そのため、ブレーキ警告灯等が点灯するとともにABSやブレーキブースター等の作動が停止し、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなるおそれがある。

改善措置:全車両、BCM(ブレーキコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き替える。 なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う:  - 販売店に入庫して診断機により実施する。  - 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

2023/01/13 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,285台)

不具合の内容:ECM(エンジンコントロールモジュール)のプログラムが不適切なため、電動駆動系冷却水回路への最大冷却要求時、誤って保護回路が作動し、スターターモーター機能が作動しないことがある。そのためエンジンの始動ができないおそれがある。

改善措置:全車両、 ECM(エンジンコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き替える。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う: - 販売店に入庫して診断機により実施する。 - 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

2022/09/21 — その他(燃料装置)(リコール・対象16,007台)

不具合の内容:燃料装置のキャップレスフューエルフィラーインサート(燃料給油口)において、防水設計が不適切なため、大雨等により燃料装置内部へ雨水が浸入することがある。そのため、燃料ポンプが腐食し、走行中にエンジン警告灯の点灯、エンジン性能の低下、エンジンストール、エンジン始動不良に至るおそれがある。

改善措置:全車両、キャップレスフューエルフィラーインサートまたはフューエルパイプを対策品へ交換する。また既に燃料装置へ雨水が混入していないか確認するために燃料を点検する。なお燃料装置へ雨水の混入がある場合は、燃料ポンプを交換する。

2022/07/27 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象8,925台)

不具合の内容:MVBM(中電圧バッテリーコントロールモジュール)のプログラムが不適切なため、車両がスリープモードになっている場合、駐車状態からのエンジン始動時に、車両ネットワークとの通信にエラーが発生することがある。そのためスターターモーター機能が作動せず、エンジンの始動ができないおそれがある。

改善措置:全車両、 MVBM(中電圧バッテリーコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き替える。

2022/02/24 — その他(その他)(リコール・対象1,666台)

不具合の内容:ルーフのアンテナカバーにおいて、製造工程の管理が不適切なため、車両組付け時にルーフが歪むことがある。そのため、アンテナカバーの密着が不足し、隙間より水が車内へ侵入し、最悪の場合、メーターパネルへ緊急通報の警告が表示され、緊急通報が行えないおそれがある。

改善措置:全車両、アンテナカバーを点検し、ボディとの隙間が確認できた場合は取り付けを修正する。

2021/07/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象5,462台)

不具合の内容:エンジンの低圧燃料ポンプのヒューズの容量設定が不適切なため、エンジン始動準備時に容量不足によりヒューズが切れることがある。そのため低圧燃料ポンプが作動せず、エンジンが始動できないおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプのヒューズを15Aから20Aに交換する。

2021/03/26 — コンピュータ(リコール・対象2台)

不具合の内容:マイルドハイブリッド車の中電圧バッテリーコントロールモジュール(MVBM)において、プログラムが不適切なため、診断トラブルコード(DTC)データをクリアする時にエラーが発生し、再起動が繰り返されることがある。そのため、スターターモーター機能が作動せず、エンジンの始動ができないおそれがある。

改善措置:全車両、中電圧バッテリーコントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換える。

2021/03/11 — シートベルト(リコール・対象57,545台)

不具合の内容:前席のシートベルトにおいて、使用状態を想定した設計が不十分なため、シート座面の位置の状態によりフレキシブルスチールケーブルが斜めに引っ張られることがある。そのため、金属疲労によりケーブルが損傷し、最悪の場合、衝突時にシートベルトの乗員拘束機能が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、前席のラップアウタープリテンショナー付フレキシブルスチールケーブルを 取り外し、留め具に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ボルボの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはXC60に関するユーザー申告が全66件寄せられています。装置別の内訳はXC60の車両データページでご確認ください。

よくある質問

XC60のリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全34件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(XC60 ほか9表記)での届出を集計)。多い装置はコンピュータ(エンジ(5件)、バッテリー(2件)、その他(燃料装置)(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はXC60のよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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