フォルクスワーゲン ティグアン(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全6件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:ティグアンのリコール届出 全6件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近6件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/04/28 | 1241800 | ハンドル | リコール | 3,116 |
| 2026/04/17 | 1241720 | コンピュータ(かじ取り) | リコール | 15,721 |
| 2025/10/30 | 1240540 | その他(制御装置) | リコール | 3,555 |
| 2019/12/12 | 1229400 | エアバッグ | リコール | 2,011 |
| 2018/08/29 | 2205500 | 始動装置 | 改善対策 | 33,144 |
| 2014/01/16 | 1219970 | ヒューズ | リコール | 6,865 |
装置別に多いのはハンドル(1件)、コンピュータ(かじ取り)(1件)、その他(制御装置)(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/04/28 — ハンドル(リコール・対象3,116台)
不具合の内容:電動パワーステアリングのコントロールユニットにおいて、制御プログラムの設計検討が不十分なため、電動パワーステアリングモーターの内部部品が高温状態になると、異常検知システムが当該モーター等の機械振動を故障状態と検知することがある。そのため、警告灯が点灯すると共にステアリングアシスト機能が無効化され、ステアリング操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、電動パワーステアリングコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2026/04/17 — コンピュータ(かじ取り)(リコール・対象15,721台)
不具合の内容:電動パワーステアリングのコントロールユニットにおいて、制御プログラムの設計検討が不十分なため、電動パワーステアリングモーターの内部部品が高温状態になると、異常検知システムが当該モーター等の機械振動を故障状態と検知することがある。そのため、警告灯が点灯すると共にステアリングアシスト機能が無効化され、ステアリング操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、電動パワーステアリングコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2025/10/30 — その他(制御装置)(リコール・対象3,555台)
不具合の内容:電気式ブレーキ倍力装置のコントロールユニットにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、トラベルアシスト(※1)が作動中にステアリングホイールから手を放したことを一定時間検知すると、システムが行う短いブレーキ操作を、運転者が行うブレーキ操作と誤検知し、トラベルアシストが無効化されることがある。そのため、運転者が運転不能になった場合に、トラベルアシストからエマージェンシーアシスト(※2)へ切替えが行われず、運転者に対する警告音を吹鳴せず、保安基準に適合しない。 (※1)トラベルアシスト:アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をサポートする運転支援システム (※2)エマージェンシーアシスト:運転者が運転不能な状態に陥った場合に自動的に車両を安全に停止させる緊急時停車支援システム
改善措置:全車両、電気式ブレーキ倍力装置のコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。なお、それに伴い、他システムとの通信確認や制御ロジックの再調整等を行う。
2019/12/12 — エアバッグ(リコール・対象2,011台)
不具合の内容:エアバッグコントロールユニットにおいて、電源用コンデンサのコーティング硬化工程が不適切なため、電源用コンデンサの耐久性が低いものがある。そのため、当該コンデンサが劣化するとコントロールユニットが誤作動し、最悪の場合、エアバッグ及びシートベルトテンショナが突然作動する、又は、衝突時に作動しないおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグコントロールユニットのプログラムを書換える。 当該プログラム書換え後に警告灯が点灯し、特定の故障コードが入力された場合は、当該コントロールユニットを無償交換する。
2018/08/29 — 始動装置(改善対策・対象33,144台)
不具合の内容:エンジン始動/停止スイッチにおいて、表面に記載されている文字の字体が不適切なため、手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、当該コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の鋭角部分に触れると、指先が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン始動/停止スイッチの文字の字体を点検し、対象となるものは対策品と交換する。
2014/01/16 — ヒューズ(リコール・対象6,865台)
不具合の内容:灯火装置用ヒューズの端子部のコーティング材質が不適切なため、車体の振動によって生じた端子部分の傷に熱の影響が加わることによって、非電導物質(酸化亜鉛)が生成され、接触不良が発生する。そのため、前照灯、前部霧灯、車幅灯、番号灯、尾灯、後部霧灯、制動灯、補助制動灯、後退灯及び方向指示器の一部、または複数が不灯になるおそれがある。
改善措置:全車両、灯火装置用ヒューズを対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。フォルクスワーゲンの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはティグアンに関するユーザー申告が全52件寄せられています。装置別の内訳はティグアンの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ティグアンのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(ティグアン ほか7表記)での届出を集計)。多い装置はハンドル(1件)、コンピュータ(かじ取り)(1件)、その他(制御装置)(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はティグアンのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。