トヨタ タウンエース(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全14件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:タウンエースのリコール届出 全14件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/07/05 | 1155100 | バッテリー | リコール | 22,616 |
| 2021/05/20 | 1149550 | コンピュータ | リコール | 4,164 |
| 2019/10/30 | 1229440 | エンジン一般 | リコール | 16,471 |
| 2011/01/26 | 1217310 | その他(車枠車体) | リコール | 6,175 |
| 2010/03/31 | 1216571 | A/T | リコール | 11,131 |
| 2010/03/31 | 1216572 | ショックアブソーバ | リコール | 11,131 |
| 2009/05/27 | 1215850 | アクセル | リコール | 10,198 |
| 2005/10/31 | 2103020 | 車体 | 改善対策 | 1,598 |
| 2005/09/06 | 2102890 | その他(車枠車体) | 改善対策 | 183 |
| 2005/07/13 | 1114800 | プロペラシャフト | リコール | 110,951 |
| 2003/10/03 | 2102340 | その他(車枠車体) | 改善対策 | 1,899 |
| 2002/04/04 | 1108250 | かじ取リンク機構 | リコール | 147 |
| 2000/03/10 | 2101500 | 燃料タンク | 改善対策 | 69,991 |
| 1997/04/03 | 1104710 | デファレンシャル | リコール | 33,840 |
装置別に多いのはその他(車枠車体)(3件)、バッテリー(1件)、コンピュータ(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2024/07/05 — バッテリー(リコール・対象22,616台)
不具合の内容:バッテリーの固定具において、開発時の検証が不十分であったため、後方から衝突を受けた際にバッテリーが過度に移動するとともに固定具が外れる場合があり、バッテリーが所定の位置に保持されないおそれがある。
改善措置:全車両、バッテリー固定具を対策品に交換し、バッテリーストッパーを追加する。
2021/05/20 — コンピュータ(リコール・対象4,164台)
不具合の内容:寒冷地仕様車のヒューズブロック内にあるボデー統合制御コンピュータにおいて、制動灯を制御する回路の設計が不適切なため、ワイパー作動時のノイズによってヒューズブロックに過電流が流れて内部素子が破損するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ヒューズブロックの部品番号を確認し、該当するものはボデー統合制御コンピュータを対策品に変更したヒューズブロックと交換する。
2019/10/30 — エンジン一般(リコール・対象16,471台)
不具合の内容:エンジンのコネクティングロッドにおいて、製造条件の管理が不適切なため、内部に傷が発生しているものがある。そのため、最悪の場合、高負荷環境下でコネクティングロッドが破損して、走行不能に至るおそれがある。
改善措置:全車両、コネクティングロッドを良品に交換する。
2011/01/26 — その他(車枠車体)(リコール・対象6,175台)
不具合の内容:スペアタイヤキャリアの後側取付金具の形状が不適切なため、スペアタイヤキャリア前側取付部の取付角度のばらつきおよび走行中の振動等でスペアタイヤキャリア後側取付部に亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、スペアタイヤキャリア後側取付部が破損して、スペアタイヤが脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、スペアタイヤキャリアおよびスペアタイヤキャリア後側取付金具を対策品と交換する。
2010/03/31 — A/T(リコール・対象11,131台)
不具合の内容:①自動変速機(A/T)のオイルクーラー配管とオイルクーラーホースの製造工程が不適切なため、当該配管の加工が不適切なもの及び当該ホースの洗浄処理が不十分なものがある。そのため、走行中の振動などによりオイルクーラーホースが抜けてオイルが漏れ、走行不能になるおそれがある。
改善措置:①全車両、オイルクーラーホースとオイルクーラー配管を良品と交換する。
2010/03/31 — ショックアブソーバ(リコール・対象11,131台)
不具合の内容:②後輪ショックアブソーバにおいて、車軸側取付けボルトの締付けトルクが不足しているものがあるため、走行中の振動等で当該ボルトが緩んで異音が発生し、そのまま使用を続けると、取付け部が外れ車両安定性を損なうおそれがある。
改善措置:②全車両、当該ショックアブソーバ取付けボルトを正規トルクで締め付ける。
2009/05/27 — アクセル(リコール・対象10,198台)
不具合の内容:運転者席フロアマットにおいて、アクセルストッパ部の厚みが薄いため、アクセルペダルの全開操作を繰り返し行うと、ペダル下端部が当該ストッパ部と干渉し、フロアマットに穴があく場合がある。そのため、最悪の場合、アクセルペダルが穴に引っかかり、エンジン回転が下がらなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、フロアマットを対策品と交換する。
2005/10/31 — 車体(改善対策・対象1,598台)
不具合の内容:バン型車両において、荷箱側面に取付けられたスライド式ドアレールの固定用ボルト溶接が不適切なものがある。そのため、当該ドアの開閉操作を繰り返し行うと溶接がはがれて、ドアレールを保持できなくなり、最悪の場合、ドアが外れ落下して作業者に危害を加えるおそれがある。
改善措置:全車両ドアレールを点検し、ボルト溶接部に問題が有る場合は、スライド式ドアのレールを新品に交換するとともに、脱落防止用部品を追加装着する。
2005/09/06 — その他(車枠車体)(改善対策・対象183台)
不具合の内容:バン型車両において、車両後部に取付けられた上部はね上げドアの取付部構造が不適切なため、ドア上縁の樹脂製ヒンジが大気のオゾン、紫外線等により劣化し破断すると、ドア開放時にドアが外れ落下して、作業者に危害を加えるおそれがある。
改善措置:全車両、はね上げドアに安全ベルトを左右に取付ける。又、当該ヒンジを点検し、明らかに亀裂が生じているヒンジは新品に交換する。
2005/07/13 — プロペラシャフト(リコール・対象110,951台)
不具合の内容:プロペラシャフトの変速機側のユニバーサルジョイント部の角度が大きいことから、高速走行時に当該部の温度が高くなるため、グリースの潤滑性の低下が早まるものがある。そのため、当該ジョイント部の摩耗が進んでガタや異音を生じ、そのまま使用を続けると、当該ジョイント部が破損して走行できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、グリースの耐熱性を向上したプロペラシャフトに交換する。
2003/10/03 — その他(車枠車体)(改善対策・対象1,899台)
不具合の内容: ハネ上げ式の荷台後部ドアとその開閉補助装置(ドアバランサ)のブラケットを固定し ているボルトとナットの組み合わせが不適切なため、ナットが緩み脱落し、ブラケットが 当該ドアから外れるものがある。そのため、当該ドアが開き状態に保てなくなり、急に閉 じてしまうおそれがある。
改善措置: 全車両、ブラケットを固定しているボルトとナットを対策品と交換する。
2002/04/04 — かじ取リンク機構(リコール・対象147台)
不具合の内容: 交換修理用に製造したステアリングシャフトにおいて、ハンドルとギアボックスをつな ぐ連結軸(インタミディエイトシャフト)の接合部の溶接に不適切なものがあるため、交 換修理によって当該部品を取り付けた車両について、そのままの状態で使用を続けると、 当該接合部が破損し、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
改善措置: 全車両、当該インタミディエイトシャフトを良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはタウンエースに関するユーザー申告が全21件寄せられています。装置別の内訳はタウンエースの車両データページでご確認ください。
よくある質問
タウンエースのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全14件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(タウンエース ほか1表記)での届出を集計)。多い装置はその他(車枠車体)(3件)、バッテリー(1件)、コンピュータ(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はタウンエースのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。