トヨタ ハイエース(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全31件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:ハイエースのリコール届出 全31件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/10/23 | 1155610 | 座席 | リコール | 688 |
| 2023/11/02 | 1154040 | 燃料ポンプ | リコール | 328,108 |
| 2023/05/25 | 1153220 | その他(ガス・騒音) | リコール | 39,010 |
| 2020/10/28 | 1148300 | 燃料ポンプ | リコール | 210,363 |
| 2020/03/18 | 1146840 | 配線 | リコール | 240 |
| 2020/02/12 | 1146640 | クラッチ | リコール | 88,969 |
| 2020/02/12 | 1146650 | 4WD機構 | リコール | 4 |
| 2019/09/26 | 1145710 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 6,651 |
| 2018/11/13 | 1143590 | ホイール | リコール | 214 |
| 2018/09/26 | 1143350 | 排ガス減少装置 | リコール | 64,656 |
| 2017/03/30 | 1140230 | コンピュータ(制御装 | リコール | 2,704 |
| 2016/11/24 | 1139400 | A/T | リコール | 75,000 |
| 2016/11/24 | 1139451 | 燃料ポンプ | リコール | 210,881 |
| 2016/11/24 | 1139452 | コンピュータ(燃料装 | リコール | 243,907 |
| 2016/11/11 | 1139280 | ドア | リコール | 24,394 |
| 2014/11/12 | 1134660 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 100,355 |
| 2013/11/07 | 1132600 | エンジン一般 | リコール | 6,723 |
| 2012/10/10 | 1130310 | シートベルト | リコール | 65 |
| 2012/07/23 | 1129690 | 装置その他 | リコール | 15 |
| 2012/06/20 | 1129571 | 排気管 | リコール | 91,198 |
| 2012/06/20 | 1129572 | 燃料噴射装置 | リコール | 81,287 |
| 2012/04/11 | 1129200 | 装置その他 | リコール | 834 |
| 2011/11/09 | 1128480 | 座席 | リコール | 5 |
| 2011/09/27 | 1128240 | 装置その他 | リコール | 259 |
| 2010/11/17 | 1126520 | 燃料噴射装置 | リコール | 5,822 |
| 2009/05/27 | 1123090 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 185,352 |
| 2007/10/17 | 1119520 | 燃料ポンプ | リコール | 120,406 |
| 2006/07/04 | 1116870 | スプリング/エアサス | リコール | 24,236 |
| 2004/10/27 | 1112840 | 配線 | リコール | 68 |
| 2004/07/22 | 2102571 | その他(その他) | 改善対策 | 7,434 |
| 2004/07/22 | 2102572 | その他(その他) | 改善対策 | 7,434 |
装置別に多いのは燃料ポンプ(4件)、燃料ホース/パイプ(3件)、装置その他(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2024/10/23 — 座席(リコール・対象688台)
不具合の内容: 後席シート脚部において、溶接設備の管理が不十分なため、取付ブラケットの溶接強度が不足しているものがある。そのため、使用過程で当該溶接がはがれてガタが生じ、最悪の場合、衝突時に乗員を保護できないおそれがある。
改善措置: 全車両、後席シート脚部を良品に交換する。
2023/11/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象328,108台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2023/05/25 — その他(ガス・騒音)(リコール・対象39,010台)
不具合の内容: 排出ガス防止装置の尿素SCRシステムにおいて、尿素水配管のヒータ用配線の加工および固定が不適切なため、走行時の振動等により当該配線が断線することがある。そのため、警告灯が点灯して、尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置: 全車両、ヒータ配線付き尿素水配管を対策品に交換する。
2020/10/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象210,363台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2020/03/18 — 配線(リコール・対象240台)
不具合の内容:大型バッテリを搭載した架装車両において、エンジンルーム内の電気配線組付指示が不適切なため、当該配線の端子が周辺部品と十分な間隙が確保されていないものがある。そのため、使用過程で当該配線の端子が周辺部品と接触し、最悪の場合、短絡して、バッテリーが上がり、走行不能になるおそれがある。
改善措置:全車両、当該配線とブラケットの間隔を点検し、不足しているものは締付け角度を修正する。 また、当該配線に損傷があるものは新品に交換する。 なお、予防的措置として、全車両、保護材及び警告ラベルを追加する。
2020/02/12 — クラッチ(リコール・対象88,969台)
不具合の内容: 自動変速機において、エンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムが不適切なため、変速の際、油圧が過度に高くなることがある。そのため、急加速等の使用を繰返すと変速機内のクラッチが損傷して加速不良が生じ、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。
改善措置: 全車両、エンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムを対策仕様に修正する。
2020/02/12 — 4WD機構(リコール・対象4台)
不具合の内容: 四輪駆動車用トランスファのリングギヤにおいて、熱処理が不適切なため、ギヤの強度が不足しているものがある。そのため、急発進等の高負荷運転を繰返すとギヤが破損し、走行不能となるおそれがある。
改善措置: 全車両、トランスファアッセンブリを良品に交換する。
2019/09/26 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象6,651台)
不具合の内容:ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプとコモンレール間を接続する燃料パイプの締付トルク指示が不適切なため、当該パイプの組付ばらつきにより、エンジンの振動等で当該締結部が緩むことがある。そのため、燃料漏れが生じてエンストするおそれがある。
改善措置:全車両、燃料パイプおよびクランプを対策品に交換する。
2018/11/13 — ホイール(リコール・対象214台)
不具合の内容:架装部品として装着したアルミホイールにおいて、ホイールセンター部の設計寸法が不適切なため、使用を続けるとホイールナットが緩むことがある。そのため、異音が発生し、最悪の場合、車輪が脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、ホイールを対策品に交換する。 但し、部品の入手に時間がかかることから、暫定措置として一度ホイールナットの再締付を行う。
2018/09/26 — 排ガス減少装置(リコール・対象64,656台)
不具合の内容: ディーゼル車の排気ガス再循環装置のEGRクーラ(再循環ガス冷却部)において、バイパスパイプの強度が不足しているため、冷熱の繰返しで当該パイプ接続部に亀裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置: 全車両、EGRクーラを対策品と交換する。
2017/03/30 — コンピュータ(制御装(リコール・対象2,704台)
不具合の内容:車両安定制御機能(ビークル・スタビリティ・コントロールシステム:VSC)付き四輪駆動車において、ブレーキ制御プログラムが不適切なため、タイヤ空転時に車速を正確に演算できず、意図どおりの制動力が得られないことがある。このため、雪道等でタイヤ空転中にブレーキを踏むと制動停止距離が長くなるおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキ制御プログラムを対策仕様に修正する。
2016/11/24 — A/T(リコール・対象75,000台)
不具合の内容:自動変速機において、シフトレバーに連結している油路切替レバー支点部の強度が不足しているため、想定外の素早いシフト操作を繰り返すと支点部が摩耗してガタが生じることがある。そのため、シフト位置に応じた油路の切替えができなくなり、走行不能になったり、Pレンジ以外で前進や後退するおそれがある。
改善措置:全車両、自動変速機の油路切替レバーを対策品に交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはハイエースに関するユーザー申告が全329件寄せられています。装置別の内訳はハイエースの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ハイエースのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全31件です(2026-08-30時点、通称名「ハイエース」での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(4件)、燃料ホース/パイプ(3件)、装置その他(3件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はハイエースのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。