トヨタ ノアのリコール一覧【全31件】不具合内容と対策まとめ

トヨタ ノア(2014〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全31件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはエアバッグ(8件)、燃料ポンプ(5件)、コンピュータ(制御装(3件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/10/30 — 後写鏡(リコール・対象1,285,002台)

不具合の内容: パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。そのため、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置: 全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

2024/06/14 — その他(その他)(リコール・対象235,077台)

不具合の内容: パノラミックビューまたはバックガイドモニターにおいて、溶着設備の管理が不十分なため、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。そのため、回路が腐食して導通不良となりカメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれがある。

改善措置: 全車両、当該カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。

2024/05/08 — その他(保安灯火)(リコール・対象1,271台)

不具合の内容:ライトコントロールコンピュータにおいて、点灯制御プログラムの設定を誤ったため、車幅灯が他の灯火器と同期して点灯・消灯すべきところ、方向指示器または非常点滅表示灯を操作した場合、正しく作動しないことがある。そのため、保安基準第34条(車幅灯の基準)に適合しない。

改善措置: 全車両、ライトコントロールコンピュータのプログラムを対策仕様に修正した前照灯に交換する。

2023/11/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象328,108台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2023/02/16 — コンピュータ(制御装(リコール・対象196,984台)

不具合の内容:(1)衝突被害軽減ブレーキにおいて、制御プログラムが不適切なため、駐停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとミリ波センサによる車両認識に差異が発生し、システムが停止することがある。そのため、システムが再起動する間、警告灯が点灯して衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。

改善措置:(1)全車両、衝突被害軽減ブレーキ用前方カメラのプログラムを対策仕様に修正する。

2023/02/16 — コンピュータ(かじ取(リコール・対象38,477台)

不具合の内容:(2)自動命令型操舵機能であるアドバンストパーク(※)において、制御プログラムが不適切なため、駐車条件が整わない等により駐車支援を中止した場合に警告音が吹鳴しないことがある。そのため、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがある。(※)ステアリング、アクセル、ブレーキ操作を制御する駐車支援システム

改善措置:(2)全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する。

2022/09/01 — コンピュータ(かじ取(リコール・対象49,651台)

不具合の内容: (1)運転支援装置のLTA(※)において、制御プログラムが不適切なため、ハンドル舵角の中立位置のずれにより、LTAでのハンドル操舵の補正が不足するものがある。そのため、カーブと車両速度の状況によっては、早期に警報が作動して、運転者による操舵が必要となり、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがある。(※)レーントレーシングアシスト:レーダークルーズコントロールの作動中車線維持に必要なハンドル操作を支援するシステム

改善措置: (1)全車両、レーントレーシングアシスト用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

2022/09/01 — 後写鏡(リコール・対象30,721台)

不具合の内容:(2)ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、ナビのルート案内中に車両を再始動し、直後にパノラミックビューモニターの映像を表示した場合、ナビ案内図を車両左側の映像に重ねて表示する場合がある。そのため、車両左側の映像が確認できず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しないおそれがある。

改善措置:(2)全車両、ディスプレイオーディオ用制御プログラムを対策仕様に修正する。

2022/09/01 — コンピュータ(制御装(リコール・対象27,599台)

不具合の内容:(3)電動パーキングブレーキにおいて、制御コンピュータ電源回路の異常検出プログラムが不適切なため、回路内で発生する一時的な応答遅れを異常と誤判定することがある。そのため、警告灯が点灯して、電動パーキングブレーキが作動しないおそれがある。

改善措置:(3)全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

2022/06/03 — コンピュータ(制御装(リコール・対象18,784台)

不具合の内容: 運転支援装置のPDA(※)において、制御プログラムが不適切なため、PDAによる減速制御中にブレーキペダルを操作すると、制御終了後もブレーキが作動したままとなる場合がある。そのため、加速不良が発生し、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキ過熱により発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 (※)プロアクティブドライビングアシスト:周辺環境と運転状況に応じて、車両減速と操舵を支援するシステム

改善措置: 全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。また、ブレーキ関連部品を点検し、過熱による異常が認められた場合は交換する。

2022/04/13 — その他(その他)(改善対策・対象31,534台)

不具合の内容: ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、シフト操作もしくは車速入力時に画面表示の切替え指示が正しくされない場合がある。そのため、走行開始後も意図せず動画(テレビ映像等)が表示されたままとなるおそれがある。

改善措置: 全車両、ディスプレイオーディオの制御プログラムを対策仕様に修正する。

2021/06/01 — その他(電気装置)(リコール・対象24,162台)

不具合の内容:ハイブリッドシステムにおいて、電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合がある。そのため、電源電圧が一瞬低下して、エンジン警告灯の点灯とともに、一時的な動力損失が発生するおそれがある。

改善措置:全車両、電力変換モジュールを点検し、対象となるものは対策品に交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2020/10/28燃料ポンプリコール210,363
2020/03/04燃料ポンプリコール112,934
2019/12/11シートベルトリコール7,790
2019/09/19燃料ポンプリコール390,633
2019/09/19座席リコール202,917
2019/08/28エアバッグリコール181,653
2018/03/28エアバッグリコール249,473
2018/01/31エアバッグリコール91,210
2018/01/17エアバッグリコール452
2017/03/30エアバッグリコール725,999
2016/10/26エアバッグリコール1,159,578
2015/11/25エアバッグリコール1,612,670
2015/06/25エアバッグリコール311,687
2014/10/15圧力制御伝達部リコール704,295
2011/01/26燃料ホース/パイプリコール1,202,800
2011/01/26燃料ポンプリコール358,672
2008/04/09コンピュータ(エンジリコール2,623
2008/04/09燃料タンクリコール628,239
2004/12/07燃料ホース/パイプリコール168,049

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはノアに関するユーザー申告が全342件寄せられています。装置別の内訳はノアの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ノアのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全31件です(2026-08-30時点、通称名「ノア」での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(8件)、燃料ポンプ(5件)、コンピュータ(制御装(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はノアのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(ノアを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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