トヨタ スペイド(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全4件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:スペイドのリコール届出 全4件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近4件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2023/04/06 | 1153050 | 始動装置 | リコール | 234,787 |
| 2019/10/17 | 2105800 | 車体 | 改善対策 | 9,213 |
| 2014/04/09 | 1133440 | 始動装置 | リコール | 19,151 |
| 2013/01/31 | 1130870 | 圧力制御伝達部 | リコール | 2,500 |
装置別に多いのは始動装置(2件)、車体(1件)、圧力制御伝達部(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2023/04/06 — 始動装置(リコール・対象234,787台)
不具合の内容: スタータにおいて、スルーボルトの締付指示が不適切なため、経年で当該ボルトが緩み、構成部品の位置がずれてスタータの出力が不足することがある。そのため、そのまま使用を続けると、エンジン始動不能となり、その状態で始動操作を繰返すとスタータが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置: 全車両、スタータを点検し、スルーボルトの緩みがない場合は増締めを行う。スルーボルトの緩みが認められる場合はスタータを対策品に、スタータリレーを新品に交換する。また、構成部品の位置ずれが認められる場合は電気配線も新品に交換する。
2019/10/17 — 車体(改善対策・対象9,213台)
不具合の内容:バックドア用ガス封入式ダンパステーにおいて、メッキ工程での温度管理が不適切なため、メッキ生成時の内部応力によりダンパステー表面に微小亀裂が発生するものがある。そのため、封入されたガスが漏れ、最悪の場合、バックドアを保持できなくなるおそれがある。
改善措置:ダンパステーの製造番号を確認し、該当するものは良品と交換する。なお、製造番号を確認できない一部車種については、全車両、ダンパステーを良品と交換する。
2014/04/09 — 始動装置(リコール・対象19,151台)
不具合の内容:始動装置のスタータにおいて、スタータ駆動用リレーの通電設定が不適切なため、接点部に銀成分が凝集するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点部から銀成分がはがれ落ち、回路内に挟まると当該リレーが通電状態となりスタータが回転し続け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、当該リレーを対策品と交換するとともにスタータを新品と交換する。
2013/01/31 — 圧力制御伝達部(リコール・対象2,500台)
不具合の内容:ブレーキアクチュエータにおいて、誤ったシールリングが組み付けられたものがある。そのため、当該シール部よりブレーキアクチュエータ内にブレーキ液が漏れてブレーキ警告灯が点灯するとともに、制動力が低下するおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキアクチュエータの製造番号を確認し該当するものは良品に交換するとともに、当該ブレーキアクチュエータのコネクタ部を点検し、ブレーキ液の付着が認められた場合は、電気配線を新品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはスペイドに関するユーザー申告が全29件寄せられています。装置別の内訳はスペイドの車両データページでご確認ください。
よくある質問
スペイドのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全4件です(2026-10-24時点、通称名「スペイド」での届出を集計)。多い装置は始動装置(2件)、車体(1件)、圧力制御伝達部(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はスペイドのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。