トヨタ マークX(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全10件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:マークXのリコール届出 全10件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近10件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2016/04/13 | 1138010 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 325,755 |
| 2014/10/15 | 1134481 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 244,153 |
| 2014/04/09 | 1133420 | その他(かじ取り) | リコール | 146,678 |
| 2013/09/04 | 1132110 | エンジン一般 | リコール | 59,330 |
| 2011/01/26 | 1126950 | その他(燃料装置) | リコール | 74,590 |
| 2010/10/21 | 1126252 | 圧力制御伝達部 | リコール | 581,695 |
| 2007/11/28 | 1120050 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 215,020 |
| 2006/03/28 | 1116420 | エアバッグ | リコール | 81 |
| 2005/05/31 | 1114381 | 圧力制御伝達部 | リコール | 110,688 |
| 2005/05/31 | 1114382 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 110,688 |
装置別に多いのは燃料ホース/パイプ(4件)、圧力制御伝達部(2件)、その他(かじ取り)(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2016/04/13 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象325,755台)
不具合の内容:原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサの締め付け指示が不適切なため、適正に締め付けられておらず、締め付け部の軸力が低下し、シール不良となるものがある。そのため、低温時に燃料臭がしたり、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、燃圧センサのガスケットを新品に交換して燃圧センサを適正に締め付ける。
2014/10/15 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象244,153台)
不具合の内容:原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサ締結面の平滑度が不適切なため、燃圧センサを規定トルクで締め付けても締結力が不足しているものがある。そのため、燃圧センサ締結部がゆるみ、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、デリバリパイプの燃圧センサ締結面を研磨し、ガスケットを新品と交換して燃圧センサを適正に締め付ける。
2014/04/09 — その他(かじ取り)(リコール・対象146,678台)
不具合の内容:ステアリングに取付けられている電気配線(スパイラルケーブル)において、当該配線のガイドの形状および位置が不適切なため、当該配線のうちエアバッグ用配線の部分とガイド端部が点接触しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けるとエアバッグ用配線が摩耗し、最悪の場合、当該配線が断線することでエアバッグ警告灯が点灯し、衝突時に運転者席用エアバッグが動作しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、スパイラルケーブルを対策品と交換する。
2013/09/04 — エンジン一般(リコール・対象59,330台)
不具合の内容:原動機の吸気側可変バルブ制御装置において、冷間始動直後まれに当該装置内に発生する大きな衝撃力により、装置本体を組み付けているボルトが緩むことがある。このため、吸気バルブの制御ができなくなってエンストするおそれがある。
改善措置:全車両、吸気側可変バルブ制御装置を対策品と交換する。
2011/01/26 — その他(燃料装置)(リコール・対象74,590台)
不具合の内容:エンジンのデリバリパイプに取付けている燃料圧力センサの締付けが不十分なため、そのまま使用を続けると、エンジンの振動等により締付けが緩むものがある。そのため、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料圧力センサ取付け部の燃料漏れの有無を点検し、漏れのないものは当該センサを適正なトルクで増し締めし、漏れのあるものは取付け部のガスケットを交換し当該センサを適正なトルクで締付ける。
2010/10/21 — 圧力制御伝達部(リコール・対象581,695台)
不具合の内容:ブレーキマスターシリンダにおいて、市場で使用されるブレーキ液での潤滑性評価が不足していたため、規格に適合しているブレーキ液であってもポリマー成分の少ないブレーキ液を使用すると、シリンダ後端のゴム製シール部が潤滑不良となりめくれることがある。そのため、当該シール部よりブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
改善措置:全車両、当該シールを対策品に交換するとともに、マスターシリンダからのブレーキ液漏れを点検する。ブレーキ液漏れがあるものは、ブレーキブースタを新品と交換する。
2007/11/28 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象215,020台)
不具合の内容:エンジンの燃料装置において、燃料パイプのパイプ材溶接部に対する曲げ位置が不適切なため、溶接部の応力が高くなり燃料中の微量な腐食成分が作用して微小な亀裂が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料の圧力変動によりパイプの亀裂が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、当該パイプを対策品と交換する。
2006/03/28 — エアバッグ(リコール・対象81台)
不具合の内容:サイドエアバッグ、カーテンシールドエアバッグ、ニーエアバッグそれぞれのインフレータ(膨張装置)の組付工程が不適切なため、ガス加熱剤の充填量が不足しているものがある。そのため、エアバッグが作動するような衝撃を受けた際、ガスの膨張力が不足し当該エアバッグが展開せず、乗員に過度の傷害を与えるおそれがある。
改善措置:全車両、該当するエアバッグ装置を良品と交換する。
2005/05/31 — 圧力制御伝達部(リコール・対象110,688台)
不具合の内容:①ブレーキマスターシリンダ後端のゴム製シールの端部形状が不適切なため、製造過程での制動液充填後のブレーキ操作によりシールの一部がめくれるものがある。そのため、当該シール部より制動液が漏れ、そのまま使用を続けるとブレーキ警告灯が点灯し、最悪の場合、空気が入り込み制動力が低下するおそれがある。
改善措置:①全車両、マスターシリンダからの制動液漏れを点検し、漏れがあるものはマスターシリンダを対策品と交換する。
2005/05/31 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象110,688台)
不具合の内容:②エンジンの燃料パイプ及び燃料噴射ノズルのオーリング形状が不適切なため、デリバリパイプへの組付け時の変形によりオーリングに過度の応力が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けるとオーリングに亀裂が発生して燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:②全車両、当該オーリングを対策品と交換するとともに、燃料パイプに組付けガイド用リングを追加する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはマークXに関するユーザー申告が全82件寄せられています。装置別の内訳はマークXの車両データページでご確認ください。
よくある質問
マークXのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全10件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(マークX ほか1表記)での届出を集計)。多い装置は燃料ホース/パイプ(4件)、圧力制御伝達部(2件)、その他(かじ取り)(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はマークXのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。