トヨタ アクア(2011〜2021年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全6件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのは緩衝アーム/ロッド(2件)、その他(電気装置)(2件)、シートベルト(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2024/01/31 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象790,329台)
不具合の内容: 前輪ロアアームのボールジョイント取付部において、使用環境に対する耐久性の検討が不十分なため、降雪地域で融雪剤が頻繁にかかると、腐食して亀裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進展し、最悪の場合、ロアアームが破断し、ボールジョイントが脱落して走行不能となるおそれがある。
改善措置: 全車両、左右ロアアームを対策品に交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品の準備ができ次第、使用者に改めて案内し対策品に交換する。
2023/10/18 — シートベルト(リコール・対象14,667台)
不具合の内容: 後部座席ベルトにおいて、巻取機構内部品の製造管理が不適切なため、誤った仕様のシャフトを組付けたものがある。そのため、衝突等でフォースリミッタが作動した際、ベルト引き出し量が意図せず増加して、乗員保護性能を満足しないおそれがある。
改善措置: 全車両、左右の後部座席ベルトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2023/06/23 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象594,140台)
不具合の内容: 前輪緩衝装置のロアアームにおいて、ボールジョイント取付部の製造が不適切なため、亀裂が生じているものがある。そのため、凹凸路面等を繰返し走行すると亀裂が進展し、最悪の場合、ロアアームが破断し、ボールジョイントが脱落して走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置: 全車両、左右ロアアームを点検し、亀裂が生じているものは良品と交換する。
2021/06/01 — その他(電気装置)(リコール・対象24,162台)
不具合の内容:ハイブリッドシステムにおいて、電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合がある。そのため、電源電圧が一瞬低下して、エンジン警告灯の点灯とともに、一時的な動力損失が発生するおそれがある。
改善措置:全車両、電力変換モジュールを点検し、対象となるものは対策品に交換する。
2019/06/26 — その他(電気装置)(リコール・対象19,618台)
不具合の内容:電圧変換装置(DC-DCコンバータ)において、生産設備の管理が不適切なため、制御基板の半田付けが不十分なものがある。そのため、使用過程における冷熱の繰り返しで半田が剥離して、補機バッテリへの充電ができなくなることで警告灯が点灯し、最悪の場合、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、DC-DCコンバータの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2018/04/19 — コンピュータ(制御装(改善対策・対象159台)
不具合の内容:衝突回避支援システムにおいて、プリクラッシュセーフティシティセンサの夜間作動プログラムが不適切なため、夜間のカメラ映像が使用できず反射レーザーデータのみでの作動となり、前方車両を正しく検出できなくなることがある。そのため、夜間走行中の衝突被害軽減ブレーキ性能が低下するおそれがある。
改善措置:全車両、夜間作動プログラムを修正する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはアクアに関するユーザー申告が全256件寄せられています。装置別の内訳はアクアの車両データページでご確認ください。
よくある質問
アクアのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全6件です(2026-08-30時点、通称名「アクア」での届出を集計)。多い装置は緩衝アーム/ロッド(2件)、その他(電気装置)(2件)、シートベルト(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はアクアのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(アクアを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。