スズキ スペーシアのリコール一覧【全21件】不具合内容と対策まとめ

スズキ スペーシア(2017〜2024年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全21件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはエンジン一般(3件)、その他(電気装置)(2件)、シートベルト(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/07/09 — エンジン一般(リコール・対象500,459台)

不具合の内容:エンジンのクランクプーリボルトにおいて、ボルトの締付および強度設定が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、当該ボルトが折損し、クランクシャフト位相角度を検出するプレートが取り付いたクランクプーリにガタの発生またはクランクプーリがずれると、当該位相角度を正しく検出できず、適切なエンジン制御ができなくなり、エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、クランクプーリボルトを対策品に交換する。また、プーリ等に損傷がある場合には、損傷のある部品を新品に交換する。

2025/04/03 — その他(電気装置)(リコール・対象6,740台)

不具合の内容:車両電源を制御するボディコントロールモジュールにおいて、製造工程が不適切なため、内部回路が損傷しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ボディコントロールモジュールが起動しなくなり、最悪の場合、エンジン始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、ボディコントロールモジュールを良品に交換する。

2024/10/03 — シートベルト(リコール・対象101台)

不具合の内容:後席シートベルトにおいて、作業指示が不適切だったために製造時に左右の組付けを誤っているものがある。そのため、車両の傾きを感知するセンサが正しく作動せず保安基準第22条の3に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、後席シートベルトを点検し、左右が誤って組付けられている場合は正規 位置に組み直しをする。

2024/07/11 — ドライブシャフト(リコール・対象11台)

不具合の内容:フロントホイールハブとドライブシャフトを締結するナットの締め付けが不適切なため、ナットの締め付けトルクが不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると当該ナットが緩んで異音が発生し、最悪の場合、フロントホイールハブとドライブシャフトの間で著しいガタが発生するおそれがある。

改善措置:全車両、左右のナットを新品に交換し規定のトルクで締め付ける。

2024/06/13 — その他(電気装置)(リコール・対象1,133台)

不具合の内容:全方位モニター用制御コントローラにおいて、ソフトウェアを変更した際にソフトウェアのバージョン情報が更新されていない。そのため、協定規則第156号で定めるソフトウェア更新管理の要件に適合しない。

改善措置:全車両、全方位モニター用制御コントローラを対策ソフトウェアに書き換える。

2023/09/21 — 無段変速機(リコール・対象4台)

不具合の内容:CVT(無段変速機)において、ドライブプレートとトルクコンバータを締結するボルトの締付けが不適切なものがある。そのため、そのまま使用を続けると当該ボルトが緩み、脱落して異音が発生し、最悪の場合、脱落したボルトがドライブプレートとトルクコンバータハウジングの間に噛み込み、エンストして再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、CVT・ドライブプレート・ボルトを交換する。

2021/11/25 — エンジン一般(リコール・対象188,378台)

不具合の内容:R06Aエンジンの排気側の油圧式VVT(可変バルブタイミング機構)の作動を制御しているオイルコントロールバルブにおいて、フロントグリルより浸入した塩水によって内部に錆が発生し作動できなくなるものがある。そのためVVTの制御ができなくなり、エンジン警告灯が点灯し、停車直前にエンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、排気側オイルコントロールバルブを対策品に交換する。

2021/05/14 — 燃料ポンプ(リコール・対象34,200台)

不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

2020/11/19 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象767,501台)

不具合の内容:樹脂製燃料タンクにおいて、燃料蒸発ガスホースの材料及び圧力調整弁の表面粗さが不適切なため、圧力調整弁が固着するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料タンクが負圧になり変形することで、燃料レベルゲージが傾き、燃料計が実際の燃料残量より多く指示するため、燃料残量警告灯が点灯することなく予期せぬ燃料切れとなり、エンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料蒸発ガスホースと通気配管を対策品に交換する。

2020/06/25 — その他(エンジン)(リコール・対象124,502台)

不具合の内容:ISG(モーター機能付発電機)の故障診断プログラムが不適切なため、使用過程でアース端子に酸化被膜が発生することで電気抵抗が上昇すると、ISGの電気回路の故障と判定することがある。そのため、警告灯が点灯するとともにISGが発電を停止し、そのまま使用し続けると、鉛バッテリが上がり、エンストや始動不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、ISGの故障診断プログラムを対策プログラムに書き換える。

2020/06/18 — スプリング/エアサス(リコール・対象610,496台)

不具合の内容:フロントサスペンションにおいて、コイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に、塗膜が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、コイルスプリングが折損し、最悪の場合、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、フロントコイルスプリングを対策品に交換する。

2020/06/18 — エンジン一般(リコール・対象969,800台)

不具合の内容:エネチャージ仕様車のクランクプーリボルトにおいて、ねじ谷底の形状が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、締付け軸力が低い場合にクランクプーリボルトが折損してガタが生じ、クランクシャフト位相角度を正しく検出できず、適切なエンジン制御ができなくなり、エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、クランクプーリボルトを良品に交換する。また、プーリ等に損傷がある場合には、損傷のある部品を新品に交換したうえで、クランクプーリボルトを良品に交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2019/11/21(ファン)ベルトリコール6,901
2019/08/29ドライブシャフトリコール17,541
2019/04/18その他(その他)リコール2,021,590
2019/02/21その他(ガス・騒音)リコール49,487
2018/11/15コンピュータリコール234,184
2018/11/15(ファン)ベルトリコール461,216
2018/03/15装置その他リコール5,693
2016/07/20座席リコール3,691
2013/07/17シートベルトリコール229,351

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはスペーシアに関するユーザー申告が全287件寄せられています。装置別の内訳はスペーシアの車両データページでご確認ください。

よくある質問

スペーシアのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全21件です(2026-08-30時点、通称名「スペーシア」での届出を集計)。多い装置はエンジン一般(3件)、その他(電気装置)(2件)、シートベルト(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はスペーシアのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(スペーシアを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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