スズキ アルトのリコール一覧【全34件】不具合内容と対策まとめ

スズキ アルト(2014〜2021年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全34件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはA/T(2件)、ドライブシャフト(2件)、燃料タンク(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2024/07/18 — A/T(リコール・対象137,690台)

不具合の内容:機械式自動変速機(AGS)において、オイルポンプ駆動用モータのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモータが導通不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、オイルポンプ駆動用モータを対策品に交換する。

2024/07/11 — ドライブシャフト(リコール・対象11台)

不具合の内容:フロントホイールハブとドライブシャフトを締結するナットの締め付けが不適切なため、ナットの締め付けトルクが不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると当該ナットが緩んで異音が発生し、最悪の場合、フロントホイールハブとドライブシャフトの間で著しいガタが発生するおそれがある。

改善措置:全車両、左右のナットを新品に交換し規定のトルクで締め付ける。

2022/12/23 — エアーバッグ(リコール・対象17,306台)

不具合の内容:エアバッグコントローラにおいて、バックアップ電源用コンデンサの製造不良により、内部ショートが発生することがある。そのため、コントローラの電源が衝突時に遮断されると全てのエアバッグ及びシートベルトプリテンショナーが展開しないおそれがある。

改善措置:全車両、エアバッグコントローラを良品に交換する。

2022/01/06 — エアバッグ(リコール・対象1,322台)

不具合の内容:カーテンエアバッグにおいて、クッションの縫製が不適切であったため、カーテンエアバッグの展開が適切に行われないものがある。そのため、衝突時にカーテンエアバッグによる乗員頭部の衝撃吸収性能が不足するおそれがある。

改善措置:全車両、カーテンエアバッグを良品に交換する。

2020/11/19 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象767,501台)

不具合の内容:樹脂製燃料タンクにおいて、燃料蒸発ガスホースの材料及び圧力調整弁の表面粗さが不適切なため、圧力調整弁が固着するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料タンクが負圧になり変形することで、燃料レベルゲージが傾き、燃料計が実際の燃料残量より多く指示するため、燃料残量警告灯が点灯することなく予期せぬ燃料切れとなり、エンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料蒸発ガスホースと通気配管を対策品に交換する。

2020/06/18 — エンジン一般(リコール・対象969,800台)

不具合の内容:エネチャージ仕様車のクランクプーリボルトにおいて、ねじ谷底の形状が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、締付け軸力が低い場合にクランクプーリボルトが折損してガタが生じ、クランクシャフト位相角度を正しく検出できず、適切なエンジン制御ができなくなり、エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、クランクプーリボルトを良品に交換する。また、プーリ等に損傷がある場合には、損傷のある部品を新品に交換したうえで、クランクプーリボルトを良品に交換する。

2019/08/29 — ドライブシャフト(リコール・対象17,541台)

不具合の内容:ドライブシャフトのダストブーツにおいて、製造工程における温度管理が不適切なため、接合部の強度が不足しているものがある。そのため、亀裂が発生し、ダストブーツ内のグリスが漏れ、最悪の場合、走行できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ダストブーツの製造ロット番号を確認し、対象となるロット番号のものは良品に交換する。また、当該ダストブーツに損傷があるものはドライブシャフトアッシを新品に交換する。

2019/04/18 — その他(その他)(リコール・対象2,021,590台)

不具合の内容:任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性がある。

改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。 なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とする。

2019/01/24 — 燃料タンク(リコール・対象18,689台)

不具合の内容:燃料タンクにおいて、樹脂成形時の冷却が不十分であったため、燃料ポンプ取り付けねじ部に成形不良が生じ、燃料ポンプを取り付けた状態でのシール性能が低下するものがある。そのため、満タン時に当該部から燃料が漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、燃料タンクを良品と交換する。

2018/11/15 — コンピュータ(リコール・対象234,184台)

不具合の内容:補助電源モジュールの構成部品(素子)の溶着が不適切なため、当該素子内部に亀裂が生じているものがある。そのため、通電の繰返しにより当該素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、または、エンストするおそれがある。

改善措置:全車両、補助電源モジュールを良品に交換する。

2018/11/15 — (ファン)ベルト(リコール・対象461,216台)

不具合の内容:エンジン補機ベルトの構造が不適切なため、当該ベルトの耐久性が不足しているものがある。そのため、ベルトの共振により当該ベルトが破断し、オルタネータやウォーターポンプが停止して警告灯が点灯し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン補機ベルトを対策品に交換する。

2018/09/03 — その他(電気装置)(リコール・対象52台)

不具合の内容:緊急自動車のサイレンアンプの電源スイッチの構造が不適切なため、電源スイッチ操作時に、当該スイッチが押し込まれた状態から戻らないものがある。そのため、サイレンアンプが作動せず、警光灯の点灯及びサイレンの吹鳴ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、サイレンアンプの製造番号を確認し、該当製品が装着されている場合は、サイレンアンプを対策品に交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2018/06/07配線リコール60,215
2018/01/18スピードメータリコール126,171
2017/11/24緩衝アーム/ロッドリコール210,876
2017/09/21装置その他リコール265,008
2017/07/20燃料タンクリコール2,273
2017/03/03その他(緩衝装置)リコール69
2017/02/23デファレンシャルリコール71,808
2015/07/23ABSリコール10,305
2015/07/23コンピュータ(動力伝リコール4,041
2015/04/22その他(電気装置)リコール1,872,903
2013/07/17シートベルトリコール229,351
2013/02/15装置その他リコール36
2013/01/31圧力制御伝達部リコール1,950
2010/12/09車体リコール177,692
2005/11/24A/Tリコール359,620
2005/03/29無段変速機リコール3,214
2005/03/29無段変速機リコール3,214
2004/08/04シフトレバー/ペダルリコール70,521
2002/04/16駆動力伝達部リコール52,128
1998/02/05冷却装置リコール94,013
1998/02/05その他(燃料装置)改善対策388,114
1997/01/23圧力制御伝達部リコール4,233

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはアルトに関するユーザー申告が全389件寄せられています。装置別の内訳はアルトの車両データページでご確認ください。

よくある質問

アルトのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全34件です(2026-08-30時点、通称名「アルト」での届出を集計)。多い装置はA/T(2件)、ドライブシャフト(2件)、燃料タンク(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はアルトのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(アルトを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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