スズキ エスクードのリコール一覧【全20件】不具合内容と対策まとめ

スズキ エスクード(2015〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全20件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはパワーステアリング(2件)、燃料ポンプ(2件)、バッテリー(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/04/23 — バッテリー(リコール・対象3,301台)

不具合の内容:鉛バッテリにおいて、製造時のバッテリ内セル間溶接部の電流管理値が不適切なため、モーター走行からエンジン走行への切り替え時のエンジン再始動による大電流で、セル間溶接部が発熱し破断することがある。そのため、バッテリ内の導通が損なわれ、最悪の場合、モーター走行からエンジン走行に切り替わる際に、エンジンが再始動できずに動力が損なわれ、走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、鉛バッテリの製造番号を確認し、該当バッテリが使用されている場合は対策品と交換する。

2024/07/18 — A/T(リコール・対象137,690台)

不具合の内容:機械式自動変速機(AGS)において、オイルポンプ駆動用モータのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモータが導通不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、オイルポンプ駆動用モータを対策品に交換する。

2024/06/06 — エバポ抑止装置(リコール・対象3,326台)

不具合の内容:燃料蒸発ガス抑止装置(キャニスタ)において、キャニスタケース形状が不適切なため、活性炭充填量が少ないものがある。また、使用過程においてキャニスタケースが変形するものがあり、そのため、キャニスタ内に隙間ができてキャニスタ性能が低下し、保安基準第31条(有害なガスの発散防止装置)の基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、キャニスタを対策品と交換する。

2022/02/03 — シートベルト(リコール・対象15,854台)

不具合の内容:取扱説明書のチャイルドシート(以下CRS)適合表において、本来記載すべきISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載していないため、保安基準第22条に適合しない。なお、CRS固定時の機能上に問題はない。

改善措置:全車両、ISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載した取扱説明書に交換する。

2020/01/30 — エアバッグ(リコール・対象10,584台)

不具合の内容:運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿することがある。そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰返した場合など、エアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある。

改善措置:全車両、予防的措置として、エアバッグインフレータを代替品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。

2018/12/13 — パワーステアリング(リコール・対象19台)

不具合の内容:パワーステアリングポンプ駆動用ベルトの張力を調整するテンショナプーリの外周樹脂部の材質が不適切なため、当該樹脂部が破損することがある。そのため、異音が発生し、最悪の場合、当該ベルトがパワーステアリングポンププーリより外れてハンドルの操作力が増大するおそれがある。

改善措置:全車両、テンショナプーリを対策品と交換する。

2018/09/03 — その他(電気装置)(リコール・対象52台)

不具合の内容:緊急自動車のサイレンアンプの電源スイッチの構造が不適切なため、電源スイッチ操作時に、当該スイッチが押し込まれた状態から戻らないものがある。そのため、サイレンアンプが作動せず、警光灯の点灯及びサイレンの吹鳴ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、サイレンアンプの製造番号を確認し、該当製品が装着されている場合は、サイレンアンプを対策品に交換する。

2017/02/09 — M/T(リコール・対象1,116台)

不具合の内容:マニュアルトランスミッション仕様車において、ギヤシフトリヤシャフトの強度が不足しているものがある。そのため、シフト操作を繰り返すと、ギヤシフトリヤシャフトに亀裂が入り、そのまま使用を続けるとギヤシフトリヤシャフトが折損し、最悪の場合、変速操作ができなくなり走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、ギヤシフトリヤシャフトを対策品と交換する。

2013/02/15 — 装置その他(リコール・対象1台)

不具合の内容:車両に架装した警光灯(社外品)の上下カバーの外周締結部(計16ヶ所)において、下側カバーの埋込ナット部に応力集中が発生しており、そこに走行振動や日射熱等の外的要因が加わることで亀裂が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、締結部が損傷し、最悪の場合、上側カバーが脱落するおそれがある。

改善措置:全車両、警光灯を対策品と交換する。

2011/12/07 — 燃料ポンプ(リコール・対象23,608台)

不具合の内容:燃料タンクの内圧調整用バルブに接続するゴムホースの材質が不適切なため、ゴムホースから析出した可塑剤により当該バルブ内部の弁が膨潤し、燃料タンクの内圧が調整できなくなることがある。そのため、燃料タンクの内圧が低下して燃料タンクが変形し、燃料ポンプを損傷させることで燃料が供給できなくなり、エンストして再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、内圧調整用バルブに接続するゴムホースを対策品に交換するとともに、当該バルブを新品と交換する。また、燃料タンクを点検し、変形が認められるものは燃料タンク及び燃料ポンプを新品と交換する。

2011/03/28 — 前照灯(リコール・対象39台)

不具合の内容:自動式の前照灯照射方向調整装置付きのすれ違い用前照灯の光軸調整が不適切なため、前照灯の照射方向が保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、前照灯の照射方向を点検し、基準を満足しないものは光軸調整を行う。

2011/01/27 — その他(エンジン)(リコール・対象7,517台)

不具合の内容:オルタネータ等補機類を駆動する補機類駆動ベルトのテンショナ内部のスプリングの製造が不適切なため、当該スプリングが折損し、補機類駆動ベルトの張力が維持できなくなるものがある。そのため、当該ベルトの張力が低下して異音が発生し、そのまま使用を続けると、当該ベルトが外れてオルタネータプーリ、ウォータポンププーリ及びパワーステアリングポンププーリを駆動できなくなり、発電不良及び冷却不良が発生し警告灯が点灯するとともに、パワステ機能が停止しハンドル操作力が増大するおそれがある。

改善措置:全車両、補機類駆動ベルトテンショナを良品と交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2010/06/02パワーステアリングリコール3,716
2007/11/29燃料ホース/パイプリコール330
2005/11/24デファレンシャルリコール349
2005/07/05燃料ポンプリコール29,286
2004/11/24配線リコール129,138
2004/08/26その他(燃料装置)リコール8,297
2001/03/13エンジン一般リコール109
2000/02/08ストラットリコール30,608

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはエスクードに関するユーザー申告が全56件寄せられています。装置別の内訳はエスクードの車両データページでご確認ください。

よくある質問

エスクードのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全20件です(2026-08-30時点、通称名「エスクード」での届出を集計)。多い装置はパワーステアリング(2件)、燃料ポンプ(2件)、バッテリー(1件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はエスクードのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(エスクードを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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