スズキ イグニス(2016〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全13件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのはその他(エンジン)(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、エアバッグ(2件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2025/02/06 — ハンドル(リコール・対象43,821台)
不具合の内容:ステアリングホイールにおいて、ステアリングホイールとステアリングコラムの締結部に対する図面指示が不十分なため、当該部の締結力が不足しているものがある。そのため、走行中の操舵等の入力により、取付けナットが緩み嵌合部に異音やガタが発生し、そのまま使用を続けると最悪の場合、嵌合が外れ、ハンドル操作ができなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ステアリングホイールの取り付け状態を点検・清掃し、ステアリングホイールを正しく取り付け、ナットを規定のトルクで締め付ける。
2022/09/08 — その他(エンジン)(リコール・対象63台)
不具合の内容:エンジンのブローバイガス還元装置において、PCVバルブが不完全な状態で組み付けたものがある。経年劣化した場合、挿入部からエンジンオイルが漏れる可能性があり、最悪の場合、排気管にエンジンオイルが滴下して火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、PCVバルブの挿入状態の点検を行い、不完全な場合には、正しい位置に修正する。
2022/02/03 — コンピュータ(エンジ(改善対策・対象429,431台)
不具合の内容:エンジンコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
2021/10/07 — コンピュータ(エンジ(改善対策・対象413,891台)
不具合の内容:エンジンコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
2021/04/08 — 燃料タンク(リコール・対象7,802台)
不具合の内容:樹脂製燃料タンクにおいて、製造工程が不適切なため、ブリーザパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがある。そのため、使用過程における車両振動等により溶着部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると当該溶着部から燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料タンクを点検し、ブリーザパイプの溶着が不適切な場合、燃料タンクを良品に交換する。
2019/04/18 — その他(その他)(リコール・対象2,021,590台)
不具合の内容:任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性がある。
改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。 なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とする。
2018/11/13 — エアバッグ(リコール・対象1,193台)
不具合の内容:助手席エアバッグの取付作業が不適切なため、助手席エアバッグ固定用スクリュが取付けられていないものがある。そのため、衝突時にエアバッグが正常に展開せず、乗員保護性能が低下するおそれがある。
改善措置:全車両、助手席エアバッグ固定用スクリュの有無を確認し、取付けられていないものは当該スクリュを取付ける。
2018/03/08 — その他(エンジン)(リコール・対象112,725台)
不具合の内容:マイルドハイブリッド車およびハイブリッド車において、ISG(モーター機能付発電機)とウォーターポンプを駆動しているウォーターポンプベルトの強度が不足しているため、使用過程で破断することがある。そのため、ISGとウォーターポンプが作動しなくなり、発電不良により充電警告灯が点灯し、冷却水温上昇により水温警告灯が点灯する。また、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ウォーターポンプベルトを対策品と交換する。
2017/06/01 — その他(リコール・対象30,250台)
不具合の内容:取扱説明書において、「i-Size(アイサイズ)チャイルドシートの座席位置別適合性一覧表」が記載されていないため、保安基準第22条の3 細目告示第30条(協定規則第16号第6改訂版)に適合しない。なお、チャイルドシート固定時の機能上に問題はない。
改善措置:全車両、「i-Size(アイサイズ)チャイルドシートの座席位置別適合性一覧表」を記載した取扱説明書に交換する。
2017/04/13 — その他(車枠車体)(リコール・対象499,765台)
不具合の内容:バックドアのガス封入式バランサにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、外筒が腐食するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行して封入されたガス圧により外筒が破損し、最悪の場合、バックドアを開く際に周囲の人が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、ガス封入式バランサを対策品と交換する。
2016/07/21 — ドア(リコール・対象15,437台)
不具合の内容:乗降扉において、アウトハンドルの設計が不適切なため、アウトハンドルを引いた際、吸湿して膨張した可動部がハンドルケースと干渉し、引っ掛かり、初期状態に戻らないことがある。そのため、扉が確実にロックされず、最悪の場合、走行中に扉が開くおそれがある。
改善措置:全車両、対策品のドアアウトハンドルに交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする。
2016/06/23 — シートベルト(リコール・対象160台)
不具合の内容:後席シートベルトにおいて、左側シートベルト巻取装置用固定用プレートと車体のクォータインナパネルとの溶接が不適切なため、溶接強度が不足している。そのため、衝突時にシートベルト巻取装置の車体側取付部が変形し、乗員を拘束できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、溶接不適切個所の再溶接を実施する。
それ以前のリコール届出
| 届出日 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 2016/05/27 | エアバッグ | リコール | 51,438 |
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはイグニスに関するユーザー申告が全17件寄せられています。装置別の内訳はイグニスの車両データページでご確認ください。
よくある質問
イグニスのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全13件です(2026-08-30時点、通称名「イグニス」での届出を集計)。多い装置はその他(エンジン)(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、エアバッグ(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はイグニスのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(イグニスを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。