まず要約:国土交通省に寄せられた911の不具合申告
ユーザー申告 107件・リコール届出 53件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全107件の内訳です。
装置別の申告件数
| 不具合装置 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| エンジン | 55 | 51.4% |
| 保安灯火 | 18 | 16.8% |
| 動力伝達 | 8 | 7.5% |
| 車枠・車体 | 6 | 5.6% |
| 電気装置 | 5 | 4.7% |
| その他 | 4 | 3.7% |
| 排ガス・騒音 | 4 | 3.7% |
| 制動装置 | 2 | 1.9% |
| 乗車装置 | 2 | 1.9% |
| 燃料装置 | 1 | 0.9% |
| 緩衝装置 | 1 | 0.9% |
| かじ取り | 1 | 0.9% |
初度登録年(年式)別の申告件数
| 初度登録年 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2012 | 2013 | 2014 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2025 | 不明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 8 | 6 | 10 | 10 | 3 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 1 | 5 | 1 | 3 | 2 | 13 | 4 | 2 | 1 | 1 | 5 |
申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。
申告時の走行距離別の件数
| 走行距離 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 3万km未満 | 40 | 37.4% |
| 3〜5万km | 25 | 23.4% |
| 5〜10万km | 25 | 23.4% |
| 10〜15万km | 5 | 4.7% |
| 15万km以上 | 4 | 3.7% |
| 記載なし | 8 | 7.5% |
本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用は911には適用していません。
申告の多い装置と申告内容の例
申告の多い装置はエンジン(55件・51.4%)、保安灯火(18件・16.8%)、動力伝達(8件・7.5%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。
エンジン — 55件(51.4%)
- KEYを差し込み右に回しても、エンジンがかからない。整備工場で確認した結果、バッテリーからの配線の問題で接触不良があると診断された。
(2025-07-31・初度登録2008/02・67,100km) - 高速道路を走行中に警告灯が点灯したため、パーキングエリアでレッカー搬送した。ディーラーで確認したところ、ファンベルトが外れており、ベルトテンショナーの劣化と診断された。
(2023-10-31・初度登録2016/06・46,400km) - 3週間ぶりにエンジンを始動しようとしたところエンジンのかかりが非常に悪く、何とかかかったもののマフラーからの白煙とエンジンの振動があったためすぐにエンジンを停止した。車体後部を確認するとマフラーの継ぎ目から冷却水が滴っていた。修理のためにエンジンを下ろして分解したところ6番シリンダーにクラックが入っ…
(2023-09-28・初度登録2002/09・197,529km)
保安灯火 — 18件(16.8%)
- 洗車時にフロントウインドウをボディーに固定する接着剤が軟化していることに気づいた。
(2026-07-01・初度登録2022/07・32,000km) - フロントガラスのコーキングが溶けて車体に付着し始めた。
(2025-08-26・初度登録2019/12・16,000km) - フロントガラスのゴム枠が劣化して剥がれ落ちた。整備工場で確認したところ、安全上に問題は無く、気になる場合はガラス交換が必要と診断された。
(2025-06-02・初度登録2020/01・21,612km)
動力伝達 — 8件(7.5%)
- 駐車場から少しだけ前進させようとしたら急加速し、正面の車3台に衝突した。
(2026-08-28・初度登録2016/09・35,000km) - ガレージから出し一旦エンジン停止、再始動後、変速機レバーをDに入れブレーキを解放したところ、車が後ろに走り出した。
(2021-11-03・初度登録2009/09・32,730km) - 乗り込み車庫から出す為にエンジンをかけたところ「ギアボックス異常」「後退できません」「継続走行可能」と表示され変速できなくなった。
(2021-05-18・初度登録2012/12・63,702km)
911のリコール届出
911のリコール・改善対策の届出は全53件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置は911のリコール一覧にまとめています。
データの読み方
不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。
ポルシェ 911の装置別内訳と直近のリコールは911の車両データページでもご覧いただけます。
よくある質問
911の不具合申告は何件ありますか?
国土交通省の不具合情報データベースには911(通称名の複数の表記(911 ほか36表記))に関するユーザー申告が107件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は53件です。
911で多い不具合は何ですか?
申告を装置別に集計すると、多い順にエンジン(55件・51.4%)、保安灯火(18件・16.8%)、動力伝達(8件・7.5%)です。
911は壊れやすい車ですか?
申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトでは911の推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。