日産 リーフ(2017〜2022年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全10件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
装置別に多いのは車体(2件)、その他(その他)(2件)、ホイール(1件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/07/23 — ホイール(リコール・対象9台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、完成検査工程の管理が不適切なため、ホイールの脱着を伴う抜取評価実施後、ホイール締結部の締付け確認が実施されていない。
改善措置:全車両、指定整備工場においてホイール締結部に関する点検および自動車検査員による確認を行う。道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。
2026/03/26 — バッテリー(リコール・対象171台)
不具合の内容:高電圧バッテリパック内のモジュールにおいて、セルに使用される電極板の製造工程が不適切なため、工程内で発生した電極板の破片が付着したものがある。そのため、バッテリの充電の繰り返しにより、モジュール内部で短絡が発生し、バッテリ異常の警告が表示される場合があり、最悪の場合、バッテリが異常発熱し、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両バッテリパックまたはモジュールを良品に交換する。部品準備が整うまでの間は、車両をお預かりし、部品準備が整いしだい部品を交換する。
2025/11/06 — 前照灯(リコール・対象783台)
不具合の内容:生産工場の完成検査において、前照灯検査が不適切なため、光軸が保安基準を満足していないおそれがある。
改善措置:全車両、前照灯の光軸を点検し、保安基準を満足しない場合には光軸の調整を行う。
2023/07/14 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象478,199台)
不具合の内容:e-POWER車及び電気自動車のビークルコントロールモジュールにおいて、開発時にモーター出力制御プログラムの評価が不十分なため、プログラムに不備がある。 このため、クルーズコントロール(インテリジェントクルーズコントロール、プロパイロットを含む)による走行を終了した直後に特定の操作をした場合に、意図しない加速をするおそれがある。
改善措置:全車両、ビークルコントロールモジュールの制御プログラムを修正する。
2022/10/06 — 車体(リコール・対象108台)
不具合の内容:バックドアヒンジにおいて、一部製作工程での作業指示および検査指示が不適切なため、車体への締結ナットが規定以上の締付トルクで締結されたものがある。そのため締結ボルトが変形し、最悪の場合、ヒンジの片側が外れて、保安基準第18条に規定された堅ろう性の基準に抵触するおそれがある。
改善措置:全車両、バックドアヒンジと締結ナットを交換する。
2021/01/21 — 車体(リコール・対象31台)
不具合の内容:助手席側フロントサイドメンバにおいて、製造設備不良により部品に亀裂が入ったものがある。このため、使用過程において亀裂が進展し、サイドメンバの強度が低くなり、最悪の場合、前方車両衝突の際に乗員空間を確保するための車体強度が足りず、乗員に危害を与えるおそれがある。
改善措置:車両の当該部を点検し、亀裂が発見された場合は車両交換を実施する。
2018/12/13 — その他(その他)(リコール・対象148,780台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、完成検査工程における合否判定が不明確な可能性があるため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行う。道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。
2018/06/29 — その他(その他)(リコール・対象580台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
2015/06/25 — 始動装置(リコール・対象91,274台)
不具合の内容:プッシュエンジンスタータスイッチを組み付けるイモビライザアンテナの成形条件が不適切なため、熱収縮により、当該プッシュエンジンスタータスイッチとの隙間が狭くなり、摺動抵抗が増加したものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該スイッチ操作時に押したまま戻らず、緊急停止操作と判定してエンジンを停止することがあり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある。
改善措置:全車両、当該プッシュエンジンスタータスイッチの嵌合リブを削除してイモビライザアンテナとの隙間を確保するとともに、スイッチに防振材を貼付する。
2014/07/02 — その他(制御装置)(リコール・対象466台)
不具合の内容:教習車の助手席補助ブレーキにおいて、ブレーキペダルのクレビスピン抜け防止用スナップピンの構造が不適切なため、使用条件によってはスナップピンが外れる場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、クレビスピンがペダルアーム部より抜け落ち、助手席補助ブレーキが効かなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、スナップピンを対策品に交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。日産の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはリーフに関するユーザー申告が全326件寄せられています。装置別の内訳はリーフの車両データページでご確認ください。
よくある質問
リーフのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全10件です(2026-08-30時点、通称名「リーフ」での届出を集計)。多い装置は車体(2件)、その他(その他)(2件)、ホイール(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はリーフのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(リーフを選択済み)をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。