日産 フェアレディZ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全11件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:フェアレディZのリコール届出 全11件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近11件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/10/24 | 2107020 | 配線 | 改善対策 | 1,845 |
| 2024/10/24 | 1155590 | 配線 | リコール | 177 |
| 2023/10/26 | 1153960 | 車体 | リコール | 476 |
| 2022/09/29 | 2106520 | その他(動力伝達) | 改善対策 | 165 |
| 2021/05/27 | 1149600 | かじ取リンク機構 | リコール | 903 |
| 2018/06/29 | 1142870 | その他(その他) | リコール | 580 |
| 2017/10/25 | 1141360 | その他(その他) | リコール | 38,664 |
| 2017/10/06 | 1141260 | その他(その他) | リコール | 1,104,296 |
| 2007/11/16 | 1119980 | 圧力制御伝達部 | リコール | 877 |
| 2007/05/31 | 1118860 | コンピュータ(エンジ | リコール | 1,248 |
| 2003/10/30 | 1109950 | その他(エンジン) | リコール | 1,030,116 |
装置別に多いのはその他(その他)(3件)、配線(2件)、車体(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2024/10/24 — 配線(改善対策・対象1,845台)
不具合の内容:ポップアップフードの電気配線において、バンパーハーネスのコネクタ端子配列が不適切なため、歩行者衝突検知センサの入力値が正しく演算されない。この場合においても、ポップアップフードの作動は保安基準を満足することを確認しているものの、社内基準の試験条件下において、正しく作動しないおそれがある。
改善措置:正しい端子配列のバンパーハーネスに交換する。
2024/10/24 — 配線(リコール・対象177台)
不具合の内容:ポップアップフードの電気配線において、バンパーハーネスのコネクタ端子配列が不適切なため、歩行者衝突検知センサの入力値が正しく演算されない。そのため、歩行者との衝突時にポップアップフードが正常に作動しない場合があり、最悪の場合、歩行者との衝突時に歩行者頭部保護の基準を満足しないおそれがある。
改善措置:正しい端子配列のバンパーハーネスに交換する。
2023/10/26 — 車体(リコール・対象476台)
不具合の内容:左ヘッドランプに締結されるフロントバンパクリップの固定用スクリュにおいて、組立時に使用する締結工具の締付けトルク設定が不適切なため、正しく締結されていないものがあり、フロントバンパにガタが発生することがある。そのため、歩行者との衝突時にフロントバンパに固定されている歩行者衝突検知センサが正常に作動せず、ポップアップフードが正常に作動しないおそれがあり、最悪の場合、歩行者との衝突時に歩行者頭部及び脚部保護の基準を満足しないおそれがある。
改善措置:フロントバンパクリップ固定用スクリュを正規トルクで締付ける。
2022/09/29 — その他(動力伝達)(改善対策・対象165台)
不具合の内容:9速オートマチックトランスミッション(AT)において、パーキングロック機構(Pレンジにした際に車輪を機械的に固定するもの)が不適切なため、特定の条件、操作をした場合に一時的にパーキングロックが外れ、最悪の場合、駐車条件によっては駐車ブレーキを掛けていないと車両が動くおそれがある。
改善措置:全車両、トランスミッションコントロールモジュールの制御プログラムを対策品に書き換える。なお、対策プログラムの準備ができるまでの間、停車時に駐車ブレーキ使用の注意喚起を実施し、対策プログラムの準備ができしだい改めて案内する。
2021/05/27 — かじ取リンク機構(リコール・対象903台)
不具合の内容:ステアリングナックルにおいて、製造工程の熱処理が不適切であったため、強度が低下しているものがあり、大きな力がかかった場合に変形してホイールアライメントに狂いが生じるおそれがある。また、そのままの状態で使用を継続すると、最悪の場合、ステアリングナックルが破断して走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、当該ステアリングナックルを良品と交換する。
2018/06/29 — その他(その他)(リコール・対象580台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
2017/10/25 — その他(その他)(リコール・対象38,664台)
不具合の内容: 車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置: 全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
2017/10/06 — その他(その他)(リコール・対象1,104,296台)
不具合の内容:車両製作工場の完成検査において、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがあり、安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。
改善措置:全車両、指定整備工場において自動車検査員による点検を行い、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。
2007/11/16 — 圧力制御伝達部(リコール・対象877台)
不具合の内容:クラッチ作動側シリンダの製造工程において、オイルシール保持部の加工が不適切なため、オイルシールが損傷するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、シール不良となり、当該シリンダ内部に空気が混入するものがあり、最悪の場合、変速できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、当該クラッチ作動側シリンダ一式を良品と交換する。
2007/05/31 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,248台)
不具合の内容:原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、吸入空気量を測定しているエアフロメータ及びスロットルバルブの開度を測定しているスロットル開度センサが故障した場合に、警告灯が点灯しない。
改善措置:全車両、当該プログラムを変更する。
2003/10/30 — その他(エンジン)(リコール・対象1,030,116台)
不具合の内容: 原動機の回転センサ内部の樹脂材充填が不適切なものがあるため、原動機の熱等により 基盤部の半田が変形し、回路がショートして正常な信号が発信されないことがある。その ため、原動機が始動できなくなる、または走行中に原動機が停止し再始動できなくなるお それがある。
改善措置:全車両、当該回転センサ(カム角センサ及びクランク角センサ)を対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。日産の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはフェアレディZに関するユーザー申告が全159件寄せられています。装置別の内訳はフェアレディZの車両データページでご確認ください。
よくある質問
フェアレディZのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全11件です(2026-10-24時点、通称名「フェアレディZ」での届出を集計)。多い装置はその他(その他)(3件)、配線(2件)、車体(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はフェアレディZのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。