三菱 アイ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全15件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:アイのリコール届出 全15件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2018/04/04 | 1142240 | エアバッグ | リコール | 131,228 |
| 2017/12/01 | 1141440 | エアーバッグ | リコール | 46,824 |
| 2017/03/30 | 1140120 | エアバッグ | リコール | 58,562 |
| 2016/11/24 | 1139350 | エアバッグ | リコール | 100,480 |
| 2016/02/18 | 1137470 | その他(電気装置) | リコール | 371,518 |
| 2015/11/26 | 2104820 | A/T | 改善対策 | 101,927 |
| 2015/06/25 | 1135880 | エアバッグ | リコール | 30,744 |
| 2015/05/22 | 1135760 | エアバッグ | リコール | 100,165 |
| 2014/10/24 | 2104500 | A/T | 改善対策 | 231,378 |
| 2013/11/29 | 1132630 | 冷却装置 | リコール | 81,631 |
| 2011/11/15 | 1128530 | シートベルト | リコール | 3 |
| 2008/12/15 | 1122330 | 座席 | リコール | 58 |
| 2008/03/05 | 2103660 | A/T | 改善対策 | 52,983 |
| 2006/09/22 | 1117270 | エアーバッグ | リコール | 27,367 |
| 2006/09/22 | 2103270 | A/T | 改善対策 | 11,610 |
装置別に多いのはエアバッグ(5件)、A/T(4件)、エアーバッグ(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2018/04/04 — エアバッグ(リコール・対象131,228台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。
2017/12/01 — エアーバッグ(リコール・対象46,824台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。
2017/03/30 — エアバッグ(リコール・対象58,562台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザー部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2016/11/24 — エアバッグ(リコール・対象100,480台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザー部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2016/02/18 — その他(電気装置)(リコール・対象371,518台)
不具合の内容:ターン/ライトスイッチにおいて、取付剛性不足のため、スイッチ操作によりコネクターの端子が摩耗し、その摩耗屑が酸化して絶縁物が生成されるものがある。そのため、そのまま使用を続けると、絶縁物が端子の間にかみ込み、導通不良となり、前照灯、車幅灯、前部霧灯、後部霧灯、尾灯、番号灯および当該スイッチ連動の車室内照明が不灯、あるいは点滅、または、方向指示器が不灯となるおそれがある。
改善措置:全車両、コネクター端子部(二箇所)にグリースを塗布する。
2015/11/26 — A/T(改善対策・対象101,927台)
不具合の内容:自動変速機のパーキング機構(自動変速機のアウトプットシャフトを機械的に固定する機構)を作動させるパーキングコントロールレバーにおいて、溶接工程管理が不十分なため、車両が停止する前にPレンジへシフト操作をすると、当該レバーに過大な応力がかかり溶接部が破損することがある。そのため、パーキング機構が作動しなくなり、駐車ブレーキをかけずに坂路等に駐車した場合、車両が動き出すおそれがある。
改善措置:全車両、パーキングコントロールレバーを良品に交換する。
2015/06/25 — エアバッグ(リコール・対象30,744台)
不具合の内容:特定の助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、予防的措置として、助手席用エアバッグのインフレータを平成27年5月22日付け、届出番号「3576」に含め、年式の古いものから新品と順次交換、回収して原因調査を実施する。 なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2015/05/22 — エアバッグ(リコール・対象100,165台)
不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認した。そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。
改善措置:全車両、予防的措置としてインフレータを新品と交換、または助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。 また、交換用部品の準備ができた段階で年式の古いものから順次新品と交換する。なお、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。
2014/10/24 — A/T(改善対策・対象231,378台)
不具合の内容:4速自動変速機の油圧制御装置(バルブボデー)において、ストッパプラグの材質が不適切なため、高速走行や登坂走行等の高油温時の変速動作により、当該ストッパプラグが破損する場合がある。そのため、適正な油圧が保てず、変速ショックや変速不良が発生し、後退不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、バルブボデーを点検し、ストッパプラグが対策前品で破損していない場合は、対策ブラケットを追加する。ストッパプラグが破損している場合は、バルブボデーを対策品と交換する。
2013/11/29 — 冷却装置(リコール・対象81,631台)
不具合の内容:エンジン冷却系のコンデンスタンク(冷却水内の気泡を分離するための装置)において、エンジンを高回転で運転すると、気水分離機能が適切に働かず、冷却水が溢れ出ることがある。繰り返し冷却水が溢れ出し、冷却水が不足したまま使用すると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、コンデンスタンクを対策品に交換する。
2011/11/15 — シートベルト(リコール・対象3台)
不具合の内容:助手席に介護用回転シートが架装された福祉車両において、架装業者での作業要領が不適切なため、当該シートに異品のシートベルトバックルを組付けたものがある。そのため、シートベルトが当該バックルに完全に固定せず、最悪の場合、外れるおそれがある。
改善措置:全車両、シートベルトバックル一式を正規品と交換する。
2008/12/15 — 座席(リコール・対象58台)
不具合の内容:助手席に介護用回転シートが架装された福祉車両において、回転シート取付装置の製造工程が不適切なため、当該取付装置と車体側の台座を接続する回転軸受部の溶接強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、回転シートごと当該軸受部から外れるおそれがある。
改善措置:全車両、回転軸受部の溶接状態を点検し、溶接不良が認められる場合は、回転シート取付装置一式を良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。三菱の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはアイに関するユーザー申告が全83件寄せられています。装置別の内訳はアイの車両データページでご確認ください。
よくある質問
アイのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全15件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(アイ ほか1表記)での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(5件)、A/T(4件)、エアーバッグ(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はアイのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。