三菱 eKワゴンのリコール一覧【全13件】不具合内容と対策まとめ

三菱 eKワゴン(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全13件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

まず要約:eKワゴンのリコール届出 全13件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2016/06/301138320エアバッグリコール496,084
2015/11/262104820A/T改善対策101,927
2015/01/291134950コンピュータ(エンジリコール31,672
2014/10/242104500A/T改善対策231,378
2014/06/121133630その他(保安灯火)リコール704,449
2012/12/191130660エンジン本体リコール1,216,466
2012/03/061129070エンジン本体リコール196
2010/06/301125640シートベルトリコール1,601
2008/12/151122330座席リコール58
2007/07/191119080その他(その他)リコール241,775
2007/02/082103500A/T改善対策4,650
2004/06/031110940アクスルシャフトリコール1,051
2004/04/091110620アクスルシャフトリコール81,531

装置別に多いのはA/T(3件)、エンジン本体(2件)、アクスルシャフト(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2016/06/30 — エアバッグ(リコール・対象496,084台)

不具合の内容:助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損するおそれがある。

改善措置:全車両、助手席用エアバッグのインフレーターを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、準備ができた段階で、年式の古いものから順次交換する。

2015/11/26 — A/T(改善対策・対象101,927台)

不具合の内容:自動変速機のパーキング機構(自動変速機のアウトプットシャフトを機械的に固定する機構)を作動させるパーキングコントロールレバーにおいて、溶接工程管理が不十分なため、車両が停止する前にPレンジへシフト操作をすると、当該レバーに過大な応力がかかり溶接部が破損することがある。そのため、パーキング機構が作動しなくなり、駐車ブレーキをかけずに坂路等に駐車した場合、車両が動き出すおそれがある。

改善措置:全車両、パーキングコントロールレバーを良品に交換する。

2015/01/29 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象31,672台)

不具合の内容:エンジンECUのIC製造工程管理が不適切なため、使用過程での環境温度変化により、IC内部の配線が断線することがある。そのため、燃料ポンプ制御に異常が生じ、燃料が適正に供給されなくなり、最悪の場合、始動不能または走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンECUのロット番号を確認し、該当するロットの場合はエンジンECUを良品に交換する。

2014/10/24 — A/T(改善対策・対象231,378台)

不具合の内容:4速自動変速機の油圧制御装置(バルブボデー)において、ストッパプラグの材質が不適切なため、高速走行や登坂走行等の高油温時の変速動作により、当該ストッパプラグが破損する場合がある。そのため、適正な油圧が保てず、変速ショックや変速不良が発生し、後退不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、バルブボデーを点検し、ストッパプラグが対策前品で破損していない場合は、対策ブラケットを追加する。ストッパプラグが破損している場合は、バルブボデーを対策品と交換する。

2014/06/12 — その他(保安灯火)(リコール・対象704,449台)

不具合の内容:ライトスイッチの基板を固定する台座の構造が不適切なため、熱膨張・収縮の繰り返しにより、台座と基板間のはんだ部に亀裂が発生するものがある。そのため、亀裂部が一時的に導通不良となり、最悪の場合、方向指示器、前照灯等が不灯となるおそれがある。

改善措置:ライトスイッチが工場組付仕様の車両は、台座アセンブリ(基板をはんだ付けした台座)を対策品に交換する。 後付用品組付の車両は、ライトスイッチを対策品に交換する。

2012/12/19 — エンジン本体(リコール・対象1,216,466台)

不具合の内容:エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールにおいて、車両生産時と異なる材質の補修用オイルシールに交換された場合、エンジンフロントケースの加工ばらつき、およびオイルシールの圧入量ばらつき等の複合要因により、当該オイルシールの保持力が低下しているものがある。そのため、当該オイルシールが抜け出し、エンジンオイルが漏れ、油圧警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、当該オイルシール取付部を点検し、車両生産時と異なる材質の補修用オイルシールに交換されたものについて、オイル漏れが無い場合は、フロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加装着する。なお、オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加装着する。  なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、全ての使用者に不具合の内容を通知し、交換部品の準備が整うまでの間、エンジンオイル量の点検を啓発し、運転時の注意事項を周知する。

2012/03/06 — エンジン本体(リコール・対象196台)

不具合の内容:エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールにおいて、フロントケースの加工ばらつき、およびオイルシール圧入量ばらつき等の複合要因により、当該オイルシールの保持力が低下しているものがある。そのため、当該オイルシールが抜け出しエンジンオイルが徐々に漏れ、油圧警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、当該オイルシール取付部を点検し、オイル漏れが無い場合は、フロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加装着する。なお、オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加装着する。

2010/06/30 — シートベルト(リコール・対象1,601台)

不具合の内容:前席用座席ベルトのバックルにおいて、バックルの組立工程が不適切なため、バックル内部構成部品が折損しているものがある。そのため、当該折損破片がバックル内部に噛み込むと、ベルトを装着できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該バックルを良品と交換する。

2008/12/15 — 座席(リコール・対象58台)

不具合の内容:助手席に介護用回転シートが架装された福祉車両において、回転シート取付装置の製造工程が不適切なため、当該取付装置と車体側の台座を接続する回転軸受部の溶接強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、回転シートごと当該軸受部から外れるおそれがある。

改善措置:全車両、回転軸受部の溶接状態を点検し、溶接不良が認められる場合は、回転シート取付装置一式を良品と交換する。

2007/07/19 — その他(その他)(リコール・対象241,775台)

不具合の内容:エンジンルーム内のエアコンコンデンサー前側に装着している遮風用インシュレーターの材質が不適切なため、使用過程において当該インシュレーターが取付部より破断することがある。そのため、走行中破断したインシュレーターが排気管に接触し、最悪の場合、インシュレーターが焼損して、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該遮風用インシュレーターを取り外す。

2007/02/08 — A/T(改善対策・対象4,650台)

不具合の内容:自動変速機のパーキング機構(自動変速機のアウトプットシャフトを機械的に固定する機構)の作動レバーの加工が不適切なため、パーキング位置へ操作した際、レバーがバルブボデーと干渉し、パーキングポールとパーキングギヤの噛み合いが不十分なものがある。そのため、坂道等に駐車し、駐車ブレーキを掛け忘れた場合、ギヤに大きな力がかかり、最悪の場合、車両が動き出すおそれがある。

改善措置:全車両、当該パーキング機構を点検し、対象となるものはバルブボデーを対策品と交換する。

2004/06/03 — アクスルシャフト(リコール・対象1,051台)

不具合の内容:4輪駆動車の後軸用動力伝達装置において、リヤアクスルシャフトの加工寸法が不適切な ものがあるため、発進および旋回等の繰り返しにより当該ロックナットが緩むことがある 。そのため、最悪の場合、当該ロックナットが外れ、車輪が脱落するおそれがある。   (備考) 本届出は、平成16年4月9日「届出1062」のリコール届出において、改善措置用部品の一部 に加工寸法不良が発生し、当該部品が車両に組込まれたため、再度届出を行い対策を実施 するものである。

改善措置:全車両、リヤアクスルシャフトを確認し、加工寸法不良の可能性があるものは、リヤアク スルシャフト一式を良品と交換し、ロックナットは新品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。三菱の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはeKワゴンに関するユーザー申告が全152件寄せられています。装置別の内訳はeKワゴンの車両データページでご確認ください。

よくある質問

eKワゴンのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全13件です(2026-08-30時点、通称名「eKワゴン」での届出を集計)。多い装置はA/T(3件)、エンジン本体(2件)、アクスルシャフト(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はeKワゴンのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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