三菱 eKスペースのリコール一覧【全12件】不具合内容と対策まとめ

三菱 eKスペース(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全12件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

まず要約:eKスペースのリコール届出 全12件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2022/12/081152492エアーバッグリコール1
2022/02/101150970エアーバッグリコール86,282
2021/05/271149560コンピュータ(エンジリコール302,097
2021/05/271149570配線リコール23,255
2020/04/161147350コンピュータ(エンジリコール140,682
2017/04/061140160ドアリコール73,911
2017/01/271139441始動装置リコール607,429
2017/01/271139442自己診断機能(エンジリコール607,429
2017/01/272105130コンピュータ(動力伝改善対策523,570
2016/08/041138790ドアリコール79,501
2015/09/031136291排ガス減少装置リコール451,369
2015/09/031136292燃料ポンプリコール451,369

装置別に多いのはエアーバッグ(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、ドア(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2022/12/08 — エアーバッグ(リコール・対象1台)

不具合の内容:(1)運転者席用シートベルトもしくはステアリングコラム (2)(3)運転者席用エアバッグ において、交換修理用部品カタログでの部品番号指示が不適切なため、正規仕様と異なる部品が取り付けられたものがある。このため、最悪の場合、一部条件下では乗員保護性能が十分に発揮されないおそれがある。

改善措置:(1)全車両、運転者席用シートベルトもしくはステアリングコラムを正規仕様の部品と交換する。 (2)(3)全車両、運転者席用エアバッグを正規仕様の部品と交換する。

2022/02/10 — エアーバッグ(リコール・対象86,282台)

不具合の内容:運転者席用エアバッグにおいて、仕様が不適切なため、展開時に最適形状にならない場合がある。このため、最悪の場合、一部条件下ではエアバッグの性能が十分に発揮されないおそれがある。

改善措置:運転者席用エアバッグを対策品と交換し、ニーエアバッグ非搭載車にはニーエアバッグを追加する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。

2021/05/27 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象302,097台)

不具合の内容:エンジン制御装置(ECU)において、制御プログラムが不適切なため、幾つかの条件が重なったシーンでエンジンからブレーキ倍力装置への負圧供給が遅れる場合がある。そのため、最悪の場合、強い制動力が必要な場合に、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。

2021/05/27 — 配線(リコール・対象23,255台)

不具合の内容:リチウムイオンバッテリーのアースボルトにおいて、車体への取り付けが不適切なため、アース不良となるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、アイドリングストップ後再始動不能またはエンジン停止不能となり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、車体側取り付け部を点検の上、新品アースボルトを取り付ける。

2020/04/16 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象140,682台)

不具合の内容:エンジン制御装置(ECU)において、発電機の制御ロジックが不適切なため、バッテリーの充電率が低い状態で、冷機始動直後の走行や長い下り坂を走行した場合、エンジンの負圧が低下する場合がある。そのためブレーキ倍力装置への負圧供給が不足して、最悪の場合、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動停止距離が長くなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。

2017/04/06 — ドア(リコール・対象73,911台)

不具合の内容:乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがある。

改善措置:全車両、製作期間に応じて必要な箇所のドアラッチを良品と交換する。(除くスライドドアラッチ) なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備でき次第交換する。

2017/01/27 — 始動装置(リコール・対象607,429台)

不具合の内容:(1)エンジンの始動装置(スターター)において、エンジン制御プログラムが不適切なため、エンジンクランキング開始直後のシフト操作により、スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強嵌合し、その衝撃でギヤが破損することがある。そのため、エンジン始動時に異音が発生し、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。

改善措置:(1)全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。

2017/01/27 — 自己診断機能(エンジ(リコール・対象607,429台)

不具合の内容:(2)アイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがある。そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがある。

改善措置:(2)全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。

2017/01/27 — コンピュータ(動力伝(改善対策・対象523,570台)

不具合の内容:自動無段変速機(CVT)において、コントロールユニットの制御が不適切なため、CVT内部のクラッチの結合が遅れ、発進時に駆動力が伝わらないことがある。 そのため、坂道での発進時にブレーキペダルを放した際、一時的に車両の自重で坂道を下がるおそれがある。

改善措置:全車両、CVT ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。

2016/08/04 — ドア(リコール・対象79,501台)

不具合の内容:右側乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがある。

改善措置:全車両、右側ドアラッチを良品と交換する。(除くスライドドアラッチ)なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換する。

2015/09/03 — 排ガス減少装置(リコール・対象451,369台)

不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)のEGRクーラーおよびEGRバルブハウジングにおいて、一部の材質が不適切なため排気ガス凝縮水により腐食し、腐食片がEGRバルブに噛み込んだり、EGRバルブハウジングに穴あきが発生したりするものがある。そのため、燃焼不良となり、エンスト、再始動不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、EGRクーラーを確認し、対策品に交換する。また、全車両、EGRバルブハウジングを対策品に交換する。

2015/09/03 — 燃料ポンプ(リコール・対象451,369台)

不具合の内容:燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがある。また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)の制御プログラムが不適切なため、燃料噴射量が過剰となることがある。これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。また、車両の類別により燃料ポンプおよび点火プラグの改善が必要な場合は、燃料ポンプおよび点火プラグを確認し、燃料ポンプは良品に交換、点火プラグは仕様変更品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。三菱の公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはeKスペースに関するユーザー申告が全19件寄せられています。装置別の内訳はeKスペースの車両データページでご確認ください。

よくある質問

eKスペースのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全12件です(2026-08-30時点、通称名「eK SPACE」での届出を集計)。多い装置はエアーバッグ(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、ドア(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はeKスペースのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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