まず要約:国土交通省に寄せられたSクラスの不具合申告
ユーザー申告 120件・リコール届出 49件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全120件の内訳です。
装置別の申告件数
| 不具合装置 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| エンジン | 23 | 19.2% |
| 電気装置 | 16 | 13.3% |
| 動力伝達 | 15 | 12.5% |
| その他 | 13 | 10.8% |
| 緩衝装置 | 10 | 8.3% |
| 乗車装置 | 9 | 7.5% |
| 制動装置 | 7 | 5.8% |
| 排ガス・騒音 | 7 | 5.8% |
| 保安灯火 | 6 | 5.0% |
| 車枠・車体 | 4 | 3.3% |
| かじ取り | 4 | 3.3% |
| 走行装置 | 3 | 2.5% |
| 燃料装置 | 2 | 1.7% |
| 電動機(モーター) | 1 | 0.8% |
初度登録年(年式)別の申告件数
| 初度登録年 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2021 | 2022 | 2023 | 不明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 1 | 3 | 7 | 4 | 5 | 6 | 3 | 2 | 18 | 11 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 5 | 10 | 6 | 5 | 12 | 1 | 1 | 1 | 11 |
申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。
申告時の走行距離別の件数
| 走行距離 | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 3万km未満 | 21 | 17.5% |
| 3〜5万km | 23 | 19.2% |
| 5〜10万km | 28 | 23.3% |
| 10〜15万km | 8 | 6.7% |
| 15万km以上 | 3 | 2.5% |
| 記載なし | 37 | 30.8% |
本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はSクラスには適用していません。
申告の多い装置と申告内容の例
申告の多い装置はエンジン(23件・19.2%)、電気装置(16件・13.3%)、動力伝達(15件・12.5%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。
エンジン — 23件(19.2%)
- エンジンがノッキングし、翌日始動できなくなった。
(2022-05-30・初度登録2015/09・60,900km) - バランスシャフトのスプロケットが摩耗したためチェックランプが点灯し、走行不能になった。
(2021-02-28・初度登録2006/12・84,000km) - カムシャフトアジャスタの不具合で警告灯が点灯した。
(2020-07-20・初度登録2014/03・90,800km)
電気装置 — 16件(13.3%)
- 始動させようとした際に、「故障」の表示が出て走行ができない状態になった。
(2025-03-19) - 走行中にコンピューターがログアウトして座席位置が勝手に変わった。
(2025-03-19) - バッテリーがあっという間に空になり、アプリでアラートが来る。
(2025-03-19)
動力伝達 — 15件(12.5%)
- 走行中突然ギアがニュートラルに入り走行不能になる。整備工場でトランスミッションのコンピューターの交換が必要と診断された。
(2025-12-09・初度登録2006/05・177,000km) - シフトレバーをRに入れた時、レバー自体はRの位置に動くが、ギヤーはシフトせず、後進できない。後進できないので修理するよう表示が出る。
(2023-12-03・初度登録2016/02・34,700km) - 車を停止し、バックするためギアをDからRに入れようとすると、ギアがニュートラルのままDにもRにも入らなくなり、車を前にも後ろにも動かせなくなった。
(2020-06-09・初度登録2015/05・75,000km)
Sクラスのリコール届出
Sクラスのリコール・改善対策の届出は全49件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はSクラスのリコール一覧にまとめています。
データの読み方
不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。
メルセデス・ベンツ Sクラスの装置別内訳と直近のリコールはSクラスの車両データページでもご覧いただけます。
よくある質問
Sクラスの不具合申告は何件ありますか?
国土交通省の不具合情報データベースにはSクラス(通称名の複数の表記(S500 ほか21表記))に関するユーザー申告が120件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は49件です。
Sクラスで多い不具合は何ですか?
申告を装置別に集計すると、多い順にエンジン(23件・19.2%)、電気装置(16件・13.3%)、動力伝達(15件・12.5%)です。
Sクラスは壊れやすい車ですか?
申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではSクラスの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。