メルセデス・ベンツ Sクラスのリコール一覧【全49件】不具合内容と対策まとめ

メルセデス・ベンツ Sクラス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全49件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:Sクラスのリコール届出 全49件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/05/151239900その他(制御装置)リコール7,719
2024/05/161238020ヒューズリコール5,085
2024/03/261237800車体リコール198
2024/02/081237570コンピュータ(エンジリコール22,659
2024/02/081237590装置その他リコール8
2023/09/281236870配線リコール980
2023/07/271236580その他(制御装置)リコール3,051
2023/07/042206680その他(その他)改善対策11,713
2023/06/221236300その他(電気装置)リコール3,957
2023/06/221236330車体リコール1,007
2022/12/131235400配線リコール3
2022/08/041234560その他(かじ取り)リコール77
2022/06/301234380その他(その他)リコール4,286
2022/06/301234390冷却装置リコール4,067
2022/05/251234120冷却装置リコール2,425
2022/04/271233980エアバッグリコール158
2022/04/011233890ストラットリコール19
2022/03/311233690その他(その他)リコール1,119
2022/02/161233470冷却装置リコール10,339
2021/12/021233250エアバッグリコール2,871
2021/12/021233260燃料タンクリコール115
2021/10/281233070その他(その他)リコール3,822
2021/09/291232920配線リコール9
2019/11/211229500コンピュータ(エンジリコール7,254
2019/11/211229580コンピュータ(エンジリコール29
2019/04/241228340自己診断機能(エンジリコール24,242
2018/03/291226320コンピュータリコール19
2018/03/291226321コンピュータリコール19
2018/02/281226090装置その他リコール158
2018/01/311225870シートベルトリコール4,538
2018/01/311225900パワーステアリングリコール1
2017/09/281225420コンピュータ(ガス・騒リコール16,532
2017/02/231224490パワーステアリングリコール12
2016/01/211222940配線リコール2,455
2013/12/171219960シートベルトリコール40
2013/04/091219170燃料フィルターリコール42
2009/07/301216010車体リコール8
2009/02/271215610ストラットリコール409
2008/06/171214950コンピュータリコール279
2004/06/291211330主ブレーキ一般リコール89,693
2004/04/271211130車体リコール3,959
2004/04/271211140ヒューズリコール16,132
2002/01/232201990エンジン本体改善対策49,422
2000/09/121208310パワーステアリングリコール13,036
2000/06/271208150その他(その他)リコール411
1999/11/181207670エアーバッグリコール15,918
1997/10/232201140その他(制御装置)改善対策3,099
1997/05/131206380圧力制御伝達部リコール7,538
1996/08/271206060圧力制御伝達部リコール2,273

装置別に多いのはその他(その他)(5件)、車体(4件)、配線(4件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/05/15 — その他(制御装置)(リコール・対象7,719台)

不具合の内容:前輪のブレーキホースにおいて、製造工程が不適切なため、高温多湿の環境下における耐久性が低いものがある。 また、設計検討が不十分なため、ブレーキホースの屈曲性が低い部位があるものがある。 そのため、長期間にわたり高温多湿の環境に曝されることでホースが劣化して亀裂が発生し、ブレーキフルードが漏れ出して、制動力が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、前輪のブレーキホースを対策品に交換する。

2024/05/16 — ヒューズ(リコール・対象5,085台)

不具合の内容:電源ヒューズにおいて、製造が不適切なためヒューズエレメント部に亀裂が入っている、もしくははんだが剥がれているものがある。そのため、亀裂が入っている場合は使用過程での走行振動等によりヒューズエレメントが断線し、SRSシステムの機能停止やメータパネル等が消灯する。最悪の場合、駆動力が失われ走行不能になるおそれがある。また、はんだが剥がれている場合は、ヒューズ回路内に短絡が発生するとヒューズが機能しないため短絡箇所の周囲が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、当該ヒューズが含まれるヒューズボックスを対策品に交換する。

2024/03/26 — 車体(リコール・対象198台)

不具合の内容:車体に接着で取り付けられているルーフパネルにおいて、使用過程にて修理を行った際の作業指示が不適切なため、適切な接着強度で修理されていないものがある。そのため、走行風などで剥離が進み、最悪の場合、走行中に剥がれ飛ぶことで他の交通の妨げになるおそれがある。

改善措置:全車両、新品のルーフパネルを使用して改定された修理の作業指示書に従って適切な接着方法で装着しなおす。

2024/02/08 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象22,659台)

不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、故障診断プログラムが不適切なため、空気流量計や低圧排気ガス循環バルブが故障した際に、エンジン警告灯(MIL)が正しく点灯しないことがある。そのため、故障時の制御が行われないことで、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2024/02/08 — 装置その他(リコール・対象8台)

不具合の内容:事故自動緊急通報装置の車載通信モジュールにおいて、制御プログラムが不適切なためSIMが無効になりネットワーク回線に接続することができない。そのため、通信ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。

改善措置:全車両、車載通信モジュールを良品に交換する。

2023/09/28 — 配線(リコール・対象980台)

不具合の内容:エンジンルームのメインフューズボックス内の配線において、製造時の組付けが不適切なため、ターミナルポイントのナットが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、走行時の振動等で当該ナットが緩み電源が遮断されることで走行不能になるほか、電気抵抗が増加して発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、メインフューズボックス内のナットの緩みを点検する。緩みがある場合はアース配線やナットの接触面を点検し規定トルクで締め付けなおす。なお、接触面に損傷がある場合や、周囲に溶損がある場合は、関連する部品を新品に交換する。

2023/07/27 — その他(制御装置)(リコール・対象3,051台)

不具合の内容:横滑り防止装置(ESP)において、制御プログラムが不適切なため走行開始直後に当該装置が介入するような走行を行うと、誤って故障していると自己診断することがある。そのため、故障を知らせる警告灯が点灯して速度計が作動を停止し、当該装置が作動を停止することで、最悪の場合、制動停止距離が伸びるおそれがある。

改善措置:全車両、ESPの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2023/07/04 — その他(その他)(改善対策・対象11,713台)

不具合の内容:運転支援システムにおいて、衝突被害軽減ブレーキが特定の状況で過敏に反応する制御プログラムとなっているため、路上の建設物等を衝突対象としてシステムが誤検知することがある。そのため、障害物の接近を知らせる警報と共に、意図しないところで衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがある。

改善措置:全車両、運転支援システムコントロールユニットの制御プログラムを改良したプログラムに書き換える。

2023/06/22 — その他(電気装置)(リコール・対象3,957台)

不具合の内容:電圧変換器において、制御プログラムが不適切なため、故障診断機(スキャンツール) を接続中に一時的な通信障害がサーバと、故障診断機の間に発生すると、電源変圧器に故障が発生していると判断して1次電源と2次電源の回路を遮断し、2次電源に電源が供給されなくなる。このため、2次電源のバッテリが充電されず、バッテリ上がりに至ることでESPとABSの警告灯が点灯して機能が停止し、制動性能が損なわれる。このまま運転を続けると、最悪の場合、出力を低下させたフェイルセーフモードになるおそれがある。

改善措置:全車両、電圧変換器の制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2023/06/22 — 車体(リコール・対象1,007台)

不具合の内容:フロントウォールにおいて、雨水の排水設計が不適切なため、多量の雨水等が流れると車室内に水が浸入することがある。そのため、床下の電気配線が腐食による断線や、短絡を引き起こすことで原動機の始動不良等の電気的な不具合が発生し、最悪の場合、プレセーフシステムの機能が損なわれて衝突時に乗員が負傷するおそれがある。

改善措置:全車両、シーリングを追加する。また、床下を点検し水分が浸入している場合は、影響を受けている部品を新品に交換する。

2022/12/13 — 配線(リコール・対象3台)

不具合の内容:ステアリングコラムモジュールの配線コネクタにおいて、作業指示が不適切なため、緩み止めロックが装着されていないものがある。そのため、使用過程で受ける走行振動により当該コネクタが緩み、電気的な接触不良を起こすことで関連装置の警告灯が点灯すると共に、最悪の場合、ESP(横滑り防止装置)、運転席側エアバッグ、方向指示器、ギアセレクタが作動しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、配線コネクタを点検し、緩み止めロックが装着されていない場合は、装着する。

2022/08/04 — その他(かじ取り)(リコール・対象77台)

不具合の内容:ステアリングホイール内に装着されている保舵検知センサにおいて、ステアリングホイールの製造指示が不適切なため、両手がステアリングホイールから離れていることを検知できないことがある。そのため、運転者が認識されないまま、両手がステアリングホイールから一定時間以上離れても警告音が鳴らず、最悪の場合、運転者が意識を失った場合において、自動で減速して、停止し、緊急通報を行う安全機能が働かないおそれがある。

改善措置:全車両、保舵検知システムの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。メルセデス・ベンツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはSクラスに関するユーザー申告が全120件寄せられています。装置別の内訳はSクラスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

Sクラスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全49件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(S500 ほか21表記)での届出を集計)。多い装置はその他(その他)(5件)、車体(4件)、配線(4件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はSクラスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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