メルセデス・ベンツ Aクラスのリコール一覧【全36件】不具合内容と対策まとめ

メルセデス・ベンツ Aクラス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全36件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:Aクラスのリコール届出 全36件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/05/141241790ドアリコール8
2024/12/111239060その他(乗車装置)リコール47,991
2024/05/161238000パワーステアリングリコール112,261
2024/05/161238010その他(エンジン)リコール34,238
2024/03/261237800車体リコール198
2024/02/081237570コンピュータ(エンジリコール22,659
2023/12/131237240コンピュータ(制御装リコール4,555
2023/09/281236790ブローバイ装置リコール16,690
2023/07/271236600タイヤリコール119
2022/11/011235010A/Tリコール357
2022/03/311233710主ブレーキ一般リコール9
2021/07/081232440かじ取リンク機構リコール3,090
2020/12/101231410その他(電気装置)リコール2
2020/11/051231230エアバッグリコール4
2020/10/011230990潤滑装置リコール401
2020/08/271230750装置その他リコール4,545
2019/12/261229690車体リコール5
2019/11/211229550エアバッグリコール79
2019/08/061228970コンピュータ(動力伝リコール141
2019/04/241228340自己診断機能(エンジリコール24,242
2019/04/241228390前照灯リコール2
2018/07/051226860配線リコール173,190
2018/03/291226320コンピュータリコール19
2018/03/291226321コンピュータリコール19
2017/09/281225390始動装置リコール22,404
2017/07/271225210圧力制御伝達部リコール15,832
2017/06/151224950エアバッグリコール280
2016/06/301223550エアバッグリコール93,240
2016/06/301229290エアバッグリコール87,239
2016/02/251223130コンピュータ(制御装リコール17
2016/01/211222930ドライブシャフトリコール37,996
2015/09/101222220ドライブシャフトリコール30,027
2013/09/051219590エアバッグリコール5
2013/05/231219320エアバッグリコール33
2012/12/201218790ホイールリコール3,618
2012/05/291218480無段変速機リコール33

装置別に多いのはエアバッグ(7件)、車体(2件)、コンピュータ(制御装(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/05/14 — ドア(リコール・対象8台)

不具合の内容:室内ドアハンドルのケーブル固定部において、組付け作業が不適切なため、ドアの繰り返しの開閉によりケーブルが外れることがある。そのため、車内からドアを開けることができず、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、全てのドアのドア開放用のケーブルの取り付け状態を点検し、必要に応じて組付けなおす。

2024/12/11 — その他(乗車装置)(リコール・対象47,991台)

不具合の内容:インストルメントクラスタの制御プログラムが不適切なため、リアフォグランプの作動を示す識別表示が正しくなく、協定規則第121号の要件に適合しない。

改善措置:全車両、インストルメントクラスタの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。

2024/05/16 — パワーステアリング(リコール・対象112,261台)

不具合の内容:右ハンドル車の電動パワーステアリングにおいて、制御プログラムが不適切なため、電動パワーステアリングシステムに故障が発生した場合、パワーアシストが作動しなくなることや、ステアリングに振動が発生することで、最悪の場合、操舵ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、電動パワーステアリングコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2024/05/16 — その他(エンジン)(リコール・対象34,238台)

不具合の内容:4気筒ディーゼルエンジンのチャージエアディストリビュータにおいて、吸気経路を制御するクランクアーム機構への潤滑剤塗布が不適切なため、潤滑不良によるガイドの摩耗で接続が外れ、吸気経路が制御できなくなることがある。そのため、システムがこれを検知してエンジン警告灯(MIL)が点灯し、出力が制限され、最悪の場合、排出ガスが悪化し、排出量が基準値を満足しなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、接続が外れないようにクランクアーム機構にブラケットを装着する。

2024/03/26 — 車体(リコール・対象198台)

不具合の内容:車体に接着で取り付けられているルーフパネルにおいて、使用過程にて修理を行った際の作業指示が不適切なため、適切な接着強度で修理されていないものがある。そのため、走行風などで剥離が進み、最悪の場合、走行中に剥がれ飛ぶことで他の交通の妨げになるおそれがある。

改善措置:全車両、新品のルーフパネルを使用して改定された修理の作業指示書に従って適切な接着方法で装着しなおす。

2024/02/08 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象22,659台)

不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、故障診断プログラムが不適切なため、空気流量計や低圧排気ガス循環バルブが故障した際に、エンジン警告灯(MIL)が正しく点灯しないことがある。そのため、故障時の制御が行われないことで、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2023/12/13 — コンピュータ(制御装(リコール・対象4,555台)

不具合の内容:横滑り防止装置(ESP)において、制御プログラムが不適切なため、ESPによる制御が介入した際に誤って制動灯が点灯する。このため、制動灯が点灯する要件の法規に適合しない。

改善措置:全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2023/09/28 — ブローバイ装置(リコール・対象16,690台)

不具合の内容:エンジンのブローバイガス還元装置において、オイルセパレータの設計が不適切なため、ブローバイガスの中に含まれるオイル成分が吸気系に流入してエアマスメータに付着し堆積することがある。そのため、正確な吸入空気量が測定できなくなることでエンジン警告灯(MIL)が点灯して出力が低下し、最悪の場合、エンジンがフェイルセーフモード(低速一定回転)になり、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、オイルセパレータを対策品に、エアマスメータを新品にそれぞれ交換する。

2023/07/27 — タイヤ(リコール・対象119台)

不具合の内容:タイヤにおいて、製造管理が不適切なため、加硫工程の品質が不均一なものがある。そのため、走行時の負荷でカーカスが損傷し、空気漏れやトレッドの剥離が発生することで、最悪の場合、操縦安定性を損なうおそれがある。

改善措置:全車両、タイヤの生産ロットを点検し、該当する場合は左右のタイヤを新品に交換する。

2022/11/01 — A/T(リコール・対象357台)

不具合の内容:変速機のケースにある軸受穴において、鋳型が不適切なため穴径が大きく、軸受カバーのしまりばめによる嵌め合いが緩いものがある。そのため、軸受カバーが脱落することでオイル漏れが発生するおそれがある。

改善措置:全車両、軸受カバーを対策品に交換する。

2022/03/31 — 主ブレーキ一般(リコール・対象9台)

不具合の内容:後輪のブレーキキャリパにおいて、製造設備の保守管理が不適切なため、フローティングキャリパ固定ボルトの締付けが不十分なものがある。そのため、走行中に当該ボルトが緩み脱落することで異音が発生する。また、フローティングキャリパが固定されなくなることでブレーキ配管が損傷してブレーキ液の漏れが発生すると、警告灯が点灯し、最悪の場合、制動性能が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、フローティングキャリパ固定ボルトを正規の締付けトルクで固定する。なお、緩みにより損傷がある場合は、関連する部品を新品に交換する。

2021/07/08 — かじ取リンク機構(リコール・対象3,090台)

不具合の内容:ステアリングシャフトにおいて、製造機器の使用が不適切なため、ユニバーサルジョイントのベアリングを圧入する穴径が大きいものがある。そのため、使用過程で操舵時に遊びが発生して異音が発生し、最悪の場合、ユニバーサルジョイントが脱落することで操舵不能になるおそれがある。

改善措置:全車両、ステアリングシャフトのシリアル番号を点検し、交換が必要なものは良品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。メルセデス・ベンツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはAクラスに関するユーザー申告が全214件寄せられています。装置別の内訳はAクラスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

Aクラスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全36件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(A160 ほか23表記)での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(7件)、車体(2件)、コンピュータ(制御装(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はAクラスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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