メルセデス・ベンツ Bクラスのリコール一覧【全17件】不具合内容と対策まとめ

メルセデス・ベンツ Bクラス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全17件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:Bクラスのリコール届出 全17件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2024/12/111239060その他(乗車装置)リコール47,991
2024/05/161238000パワーステアリングリコール112,261
2023/12/131237240コンピュータ(制御装リコール4,555
2021/07/081232440かじ取リンク機構リコール3,090
2020/10/011230990潤滑装置リコール401
2019/04/241228340自己診断機能(エンジリコール24,242
2018/07/051226860配線リコール173,190
2017/09/281225390始動装置リコール22,404
2017/07/271225210圧力制御伝達部リコール15,832
2017/06/151224950エアバッグリコール280
2016/06/021223370座席リコール297
2016/02/251223130コンピュータ(制御装リコール17
2016/01/211222930ドライブシャフトリコール37,996
2015/09/101222220ドライブシャフトリコール30,027
2013/07/041219461座席リコール1,379
2013/07/041219462座席リコール1,379
2012/05/291218480無段変速機リコール33

装置別に多いのは座席(3件)、コンピュータ(制御装(2件)、ドライブシャフト(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2024/12/11 — その他(乗車装置)(リコール・対象47,991台)

不具合の内容:インストルメントクラスタの制御プログラムが不適切なため、リアフォグランプの作動を示す識別表示が正しくなく、協定規則第121号の要件に適合しない。

改善措置:全車両、インストルメントクラスタの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。

2024/05/16 — パワーステアリング(リコール・対象112,261台)

不具合の内容:右ハンドル車の電動パワーステアリングにおいて、制御プログラムが不適切なため、電動パワーステアリングシステムに故障が発生した場合、パワーアシストが作動しなくなることや、ステアリングに振動が発生することで、最悪の場合、操舵ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、電動パワーステアリングコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2023/12/13 — コンピュータ(制御装(リコール・対象4,555台)

不具合の内容:横滑り防止装置(ESP)において、制御プログラムが不適切なため、ESPによる制御が介入した際に誤って制動灯が点灯する。このため、制動灯が点灯する要件の法規に適合しない。

改善措置:全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2021/07/08 — かじ取リンク機構(リコール・対象3,090台)

不具合の内容:ステアリングシャフトにおいて、製造機器の使用が不適切なため、ユニバーサルジョイントのベアリングを圧入する穴径が大きいものがある。そのため、使用過程で操舵時に遊びが発生して異音が発生し、最悪の場合、ユニバーサルジョイントが脱落することで操舵不能になるおそれがある。

改善措置:全車両、ステアリングシャフトのシリアル番号を点検し、交換が必要なものは良品に交換する。

2020/10/01 — 潤滑装置(リコール・対象401台)

不具合の内容:ターボチャージャのオイル供給ホースにおいて、製造機器の保守管理が不適切なため、カシメ不良が発生しているものがある。そのため、当該箇所からオイル漏れが発生し、最悪の場合、漏れたオイルが排気管に付着することで火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、オイル供給ホースの製造日を確認し、該当する場合は当該ホースを良品に交換する。

2019/04/24 — 自己診断機能(エンジ(リコール・対象24,242台)

不具合の内容:車載式故障診断装置において、エンジンコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、トランスミッションの特定不具合に関して、不具合が生じていないにも係わらずメーターパネル内のエンジン警告灯が点灯するものがある。そのため、保安基準第31条(排気ガスの基準)に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2018/07/05 — 配線(リコール・対象173,190台)

不具合の内容:ステアリングコラムモジュールのアース配策が不十分なため、ステアリングコラムモジュールカバーの隙間から異物が侵入した際、当該アースが断線するものがある。そのため、エアバッグの警告灯が点灯し、最悪の場合、帯電した静電気が放電されず意図せずエアバッグが展開するおそれがある。

改善措置:全車両、新たにアース用配線を追加装着する。また、全車両、異物侵入防止カバーの有無を確認し、装着されていない車両には異物侵入防止カバーを追加装着する。

2017/09/28 — 始動装置(リコール・対象22,404台)

不具合の内容:始動装置において、使用方法に対する評価が不十分なため、エンジン、スタータの内部部品が故障により固着して、スタータモータが回転できない状態で始動操作を繰り返すとスタータの電気回路に過電流が流れ、始動電流リミッタが発熱することがある。そのため、始動電流リミッタの周辺部位が溶損、発煙し、最悪の場合、発火するおそれがある。

改善措置:全車両、スタータ配線にフューズを追加する。

2017/07/27 — 圧力制御伝達部(リコール・対象15,832台)

不具合の内容:制動倍力装置(ブレーキブースター)において、バキュームパイプ接続部の材質、バキュームパイプ(接続部を含む)の製造が不適切なため、走行振動やエンジン振動でバキュームパイプ接続部が折損することがある。そのため、倍力装置が機能せず、最悪の場合、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動距離が長くなるおそれがある。

改善措置:全車両、バキュームパイプを対策品と交換する。

2017/06/15 — エアバッグ(リコール・対象280台)

不具合の内容:エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

改善措置:車両により不具合のあるエアバッグの位置が異なるため、車両によって以下の改善措置を行う。 (1)運転者席用ニーエアバッグユニットを良品と交換する。 (2)助手席用エアバッグユニットを良品と交換する。 (3)左右もしくはどちらか片側のウインドウエアバッグユニットを良品と交換する。

2016/06/02 — 座席(リコール・対象297台)

不具合の内容:乗車装置において、後部座席の取付け作業及び作業管理が不適切なため、取付けボルト及び取付けナットが適切なトルクで締付けられていないことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行振動等により取付けボルト等が緩み、最悪の場合、事故等により強い衝撃を受けると、取付けボルト等が外れ、座席が浮き上がるおそれがある。

改善措置:全車両、取付け状態と締付けトルクを確認し、適切に取付けられていないものは、組付けなおす。

2016/02/25 — コンピュータ(制御装(リコール・対象17台)

不具合の内容:横滑り防止装置(ESP)コントロールユニットにおいて、サービス工場での修理等の際に誤ったプログラムが書き込まれたため、ESPの機能及び前走車追従走行装置が適切に作動しないことがある。そのため、ESP故障時に警告灯が点灯しない他、前走車追従走行装置作動時の車両停止保持機能が作動せず、前車停車時に車両が動き出し、最悪の場合、追突するおそれがある。

改善措置:全車両、ESPコントロールユニットのプログラムを書き換える。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。メルセデス・ベンツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはBクラスに関するユーザー申告が全118件寄せられています。装置別の内訳はBクラスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

Bクラスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全17件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(B180 ほか7表記)での届出を集計)。多い装置は座席(3件)、コンピュータ(制御装(2件)、ドライブシャフト(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はBクラスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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