メルセデス・ベンツ Gクラスのリコール一覧【全37件】不具合内容と対策まとめ

メルセデス・ベンツ Gクラス(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全37件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:Gクラスのリコール届出 全37件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/02/181241510コンピュータ(エンジン)リコール1,536
2025/12/181241320その他(電気装置)リコール5
2025/10/161240880コンピュータ(エンジン)リコール6,157
2025/06/261240310コンピュータ(制御装置)リコール4,768
2024/03/261237790燃料ポンプリコール5,390
2023/07/271236610燃料ポンプリコール17,266
2023/05/111236060配線リコール15,705
2023/05/111236070冷却装置リコール3
2022/11/011235030コンピュータ(エンジリコール136
2022/11/012206550エンジン本体改善対策925
2022/06/301234390冷却装置リコール4,067
2022/05/251233990エンジン本体リコール15
2022/03/311233660冷却装置リコール10,906
2022/02/161233480点火コイルリコール3,015
2021/12/021233270コンピュータ(ガス・騒リコール103
2021/09/291232870エアーバッグリコール77
2021/07/081232450点火コイルリコール34
2020/11/051231200燃料ホース/パイプリコール1,493
2020/08/271230760コンピュータ(動力伝リコール3,870
2020/08/271230770コンピュータ(エンジリコール128
2020/06/182205960その他(乗車装置)改善対策3,950
2020/04/221230240燃料ホース/パイプリコール186
2020/04/221230250コンピュータ(エンジリコール1,051
2020/04/091230190過給機リコール875
2020/04/091230200コンピュータ(動力伝リコール1,114
2020/03/101229960シートベルトリコール14,192
2020/03/101229970配線リコール1,061
2019/11/211229580コンピュータ(エンジリコール29
2018/03/291226310圧力制御伝達部リコール13
2018/03/291226320コンピュータリコール19
2018/03/291226321コンピュータリコール19
2018/02/281226110コモンレールリコール43
2017/12/111225780コンピュータ(制御装リコール5,553
2017/11/161225610コンピュータ(エンジリコール172
2017/07/271225220かじ取リンク機構リコール5,586
2017/03/301224630エンジン本体リコール1,173
2012/12/111218860エアーバッグリコール25

装置別に多いのはコンピュータ(エンジ(5件)、冷却装置(3件)、エンジン本体(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/02/18 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象1,536台)

不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、触媒を加熱して暖気するモードで失火することがある。そのため、エンジン警告灯(MIL) が点灯し、対象気筒の燃料噴射が停止することでエンジン振動が増加し、最悪の場合、排出ガス値が規制値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策された制御プログラムに書き換える。

2025/12/18 — その他(電気装置)(リコール・対象5台)

不具合の内容:フロント・ショートレンジ・レーダー・センサの電子基板において、製造工程が不適切なため、基盤の一部に銅のメッキが正しく施されていないものがある。そのため、使用過程で導通不良を起こして当該センサが正常に物体を検出できず、運転支援システムが警告メッセージの表示と共に作動を停止するほか、最悪の場合、警告メッセージがなく衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。※フロント・ショートレンジ・レーダー・センサ:車両の前方近距離を検知するためのレーダーセンサ

改善措置:全車両、フロント・ショートレンジ・レーダー・センサを良品に交換する。

2025/10/16 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象6,157台)

不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、触媒の劣化が適切に検出されないことがある。そのため、正しくエンジン警告灯(MIL)が点灯せず、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策された制御プログラムに書き換える。

2025/06/26 — コンピュータ(制御装置)(リコール・対象4,768台)

不具合の内容:横滑り防止装置(ESP)のコントロールユニットにおいて、設計検討が不十分なため、制御プログラムが不適切である。 そのため、ESPが故障した際に正規の仕様と異なる警告メッセージが表示され、保安基準に適合しない。

改善措置:全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。

2024/03/26 — 燃料ポンプ(リコール・対象5,390台)

不具合の内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、製造が不適切なため燃料によって膨潤して変形するものがある。そのため、インペラがポンプハウジングと接触することで燃料ポンプが作動不良を起こし、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料供給モジュールを対策品の燃料ポンプが組み込まれている燃料供給モジュールに交換する。

2023/07/27 — 燃料ポンプ(リコール・対象17,266台)

不具合の内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、製造が不適切なため燃料によって膨潤して変形するものがある。そのため、インペラがポンプハウジングと接触することで燃料ポンプが作動不良を起こし、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料供給モジュールを対策品の燃料ポンプが組み込まれている燃料供給モジュールに交換する。

2023/05/11 — 配線(リコール・対象15,705台)

不具合の内容:フロントアクスルの電気配線において、配索設計が不適切なため補助オイルクーラまたは補助ラジエータと干渉しているものがある。そのため、被覆が摩耗して配線が露出することで短絡が発生し、警告灯の点灯と共にABSやESP(横滑り防止装置)の制御が停止することで制動距離が増加し、最悪の場合、事故に至るおそれがある。

改善措置:全車両、配線の点検を行い、保護スリーブを装着する。配線に損傷がある場合は、新品に交換する。

2023/05/11 — 冷却装置(リコール・対象3台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがある。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、EGR制御用の電磁バルブを新品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。また、負圧回路の点検を行い、冷却水やエンジンオイルが浸入している関連部品は、新品に交換する。

2022/11/01 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象136台)

不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、外気温によっては冷間時に失火が発生することがある。最悪の場合、シリンダの燃焼を休止させることでエンジン警告灯(MIL)が点灯し、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2022/11/01 — エンジン本体(改善対策・対象925台)

不具合の内容:エンジンの点火コイルにおいて、内部メモリの制御が不適切なため、エコストップの時間が極端に短いエコスタート時において作動せず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。

改善措置:全車両、点火コイルを対策品に交換する。

2022/06/30 — 冷却装置(リコール・対象4,067台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがある。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、EGR制御用の電磁バルブを新品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。また、負圧回路の点検を行い、冷却水やエンジンオイルが浸入している関連部品は、新品に交換する。

2022/05/25 — エンジン本体(リコール・対象15台)

不具合の内容:エンジンの高圧燃料配管において、組付け時の管理が不適切なため、微細な粒子が燃料レールとインジェクタ間のシールに挟まっているものがある。そのため、使用過程でシールが損傷して燃料漏れが発生し、最悪の場合、漏れ出した燃料が高温部位に滴下することで火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、燃料レールとインジェクタとシールを新品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。メルセデス・ベンツの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはGクラスに関するユーザー申告が全17件寄せられています。装置別の内訳はGクラスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

Gクラスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全37件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(G350D ほか10表記)での届出を集計)。多い装置はコンピュータ(エンジ(5件)、冷却装置(3件)、エンジン本体(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はGクラスのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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