レクサス LS(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全18件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:LSのリコール届出 全18件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/10/30 | 1157310 | 後写鏡 | リコール | 1,285,002 |
| 2025/07/16 | 1156940 | その他(電気装置) | リコール | 646,376 |
| 2024/06/14 | 1154970 | その他(その他) | リコール | 235,077 |
| 2022/04/13 | 1151321 | コンピュータ(制御装 | リコール | 87,609 |
| 2022/04/13 | 1151322 | 車体 | リコール | 3,419 |
| 2021/09/22 | 1150181 | その他(その他) | リコール | 111,842 |
| 2021/09/22 | 1150182 | コンピュータ | リコール | 111,842 |
| 2021/09/22 | 1150183 | 排気管 | リコール | 111,842 |
| 2020/12/16 | 2106060 | 装置その他 | 改善対策 | 167 |
| 2020/10/28 | 1148300 | 燃料ポンプ | リコール | 210,363 |
| 2020/03/04 | 1146830 | 燃料ポンプ | リコール | 112,934 |
| 2019/07/24 | 1145420 | その他(制御装置) | リコール | 22,431 |
| 2019/02/27 | 1144500 | タイヤ | リコール | 13,391 |
| 2018/12/05 | 1143920 | コンピュータ(エンジ | リコール | 4,770 |
| 2014/10/15 | 1134481 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 244,153 |
| 2010/07/21 | 1125810 | コンピュータ(かじ取 | リコール | 87 |
| 2010/07/05 | 1125700 | エンジン本体 | リコール | 91,903 |
| 2010/05/21 | 1125400 | コンピュータ(かじ取 | リコール | 4,509 |
装置別に多いのはその他(その他)(2件)、燃料ポンプ(2件)、コンピュータ(かじ取(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2025/10/30 — 後写鏡(リコール・対象1,285,002台)
不具合の内容: パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。そのため、保安基準に適合しないおそれがある。
改善措置: 全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。
2025/07/16 — その他(電気装置)(リコール・対象646,376台)
不具合の内容: コンビネーションメータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、当該メータ稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化することがある。そのため、始動の際のメータ起動時にメータ画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれがある。
改善措置: 全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正または当該メータを対策仕様のプログラムに修正した対策品に交換する。なお、プログラム修正後にメータ画面が表示されなくなった場合は、メータを無償交換する。
2024/06/14 — その他(その他)(リコール・対象235,077台)
不具合の内容: パノラミックビューまたはバックガイドモニターにおいて、溶着設備の管理が不十分なため、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。そのため、回路が腐食して導通不良となりカメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれがある。
改善措置: 全車両、当該カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2022/04/13 — コンピュータ(制御装(リコール・対象87,609台)
不具合の内容:①横滑り防止装置(VSC)において、制御プログラムが不適切なため、VSC機能オフ状態でブレーキペダルを踏んだままシステム停止後に再始動すると、機能オン状態に復帰しない。そのため、オフ表示灯が点灯し、VSCが作動しないおそれがある。 ②エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近のボデーにおいて、溶接設備の設定が不適切なため、当該部位に溶接が行われていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が生じ、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:①全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。 ②全車両、ショックアブソーバ取付部付近の溶接有無を点検し、ない場合は溶接する。また、当該部位に損傷が認められた場合は、補修を行う。
2022/04/13 — 車体(リコール・対象3,419台)
不具合の内容:①横滑り防止装置(VSC)において、制御プログラムが不適切なため、VSC機能オフ状態でブレーキペダルを踏んだままシステム停止後に再始動すると、機能オン状態に復帰しない。そのため、オフ表示灯が点灯し、VSCが作動しないおそれがある。 ②エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近のボデーにおいて、溶接設備の設定が不適切なため、当該部位に溶接が行われていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が生じ、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:①全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。 ②全車両、ショックアブソーバ取付部付近の溶接有無を点検し、ない場合は溶接する。また、当該部位に損傷が認められた場合は、補修を行う。
2021/09/22 — その他(その他)(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(1)緊急通報装置において、車載通信モジュールの制御プログラムが不適切なため、音声データと通信データ間の相互変換ができない場合がある。そのため、緊急時に音声通話ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。
改善措置:(1)全車両、車載通信モジュールの制御プログラムを対策仕様に修正する。
2021/09/22 — コンピュータ(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(2)ハイブリッドシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、シフトレンジに関する演算の途中でシフトの切替え操作が行われると、異常と誤検出する場合がある。そのため、警告灯が点灯して、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となるおそれがある。
改善措置:(2)全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータの制御プログラムを対策仕様に修正する。
2021/09/22 — 排気管(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(3)ガソリンエンジンのエキゾーストマニホールドにおいて、パイプの溶接条件変更時の強度検討が不十分なため、冷熱の繰返しや振動等により当該溶接部に亀裂が生じるものがある。そのため、登坂路走行等の高回転時に排出ガスが漏れ基準値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:(3)全車両、エキゾーストマニホールドを良品と交換する。
2020/12/16 — 装置その他(改善対策・対象167台)
不具合の内容:パーキングサポートブレーキシステムにおいて、後方カメラ制御プログラムが不適切なため、後退時に歩行者を検知できない場合がある。そのため、衝突被害軽減ブレーキが正常に作動しないおそれがある。
改善措置:全車両、後方カメラ制御プログラムを対策仕様に修正する。
2020/10/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象210,363台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2020/03/04 — 燃料ポンプ(リコール・対象112,934台)
不具合の内容: 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置: 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2019/07/24 — その他(制御装置)(リコール・対象22,431台)
不具合の内容:電子制御式油圧ブレーキのブレーキブースタポンプにおいて、ポンプモータの構成部品である樹脂製ブラシホルダの成形型が不適切なため、ブラシとの隙間が小さく、ポンプ作動時に当該ホルダが熱膨張してブラシが当該ホルダに引っ掛かり、ポンプモータが導通不良となるものがある。そのため、ポンプモータが作動せず警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。
改善措置:全車両、ブレーキブースタポンプを点検し、該当するものは良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。レクサスの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはLSに関するユーザー申告が全89件寄せられています。装置別の内訳はLSの車両データページでご確認ください。
よくある質問
LSのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全18件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(LS460 ほか9表記)での届出を集計)。多い装置はその他(その他)(2件)、燃料ポンプ(2件)、コンピュータ(かじ取(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はLSのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。