レクサス RX(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全15件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:RXのリコール届出 全15件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/10/30 | 1157310 | 後写鏡 | リコール | 1,285,002 |
| 2025/07/16 | 1156940 | その他(電気装置) | リコール | 646,376 |
| 2025/01/22 | 1156010 | 燃料ポンプ | リコール | 54,577 |
| 2024/12/05 | 1155910 | 前照灯 | リコール | 19,066 |
| 2024/06/14 | 1154970 | その他(その他) | リコール | 235,077 |
| 2023/11/02 | 1154040 | 燃料ポンプ | リコール | 328,108 |
| 2021/09/22 | 1150181 | その他(その他) | リコール | 111,842 |
| 2021/09/22 | 1150182 | コンピュータ | リコール | 111,842 |
| 2021/09/22 | 1150183 | 排気管 | リコール | 111,842 |
| 2020/10/28 | 1148300 | 燃料ポンプ | リコール | 210,363 |
| 2020/03/04 | 1146830 | 燃料ポンプ | リコール | 112,934 |
| 2018/05/23 | 1142640 | エアバッグ | リコール | 1,239 |
| 2018/01/31 | 1141851 | エアバッグ | リコール | 91,210 |
| 2018/01/31 | 1141852 | エアバッグ | リコール | 91,210 |
| 2016/09/14 | 1138920 | エアバッグ | リコール | 1,274 |
装置別に多いのは燃料ポンプ(4件)、エアバッグ(4件)、その他(その他)(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2025/10/30 — 後写鏡(リコール・対象1,285,002台)
不具合の内容: パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。そのため、保安基準に適合しないおそれがある。
改善措置: 全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。
2025/07/16 — その他(電気装置)(リコール・対象646,376台)
不具合の内容: コンビネーションメータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、当該メータ稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化することがある。そのため、始動の際のメータ起動時にメータ画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれがある。
改善措置: 全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正または当該メータを対策仕様のプログラムに修正した対策品に交換する。なお、プログラム修正後にメータ画面が表示されなくなった場合は、メータを無償交換する。
2025/01/22 — 燃料ポンプ(リコール・対象54,577台)
不具合の内容: 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置: 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2024/12/05 — 前照灯(リコール・対象19,066台)
不具合の内容: 運転支援装置のAHS(※)において、配光を制御するAHSユニットのリフレクタ取付部の強度検討が不十分だったため、加工油が付着した状態での高温環境下で長時間使用すると亀裂が生じることがある。そのため、亀裂が進行して破損し、警告メッセージが表示され、走行用前照灯が点灯しなくなるおそれがある。 (※)アダプティブハイビームシステム:周辺環境と運転状況に応じて、ハイビームの配光を制御し、前方視界確保を補助するシステム
改善措置: 使用者に当該不具合について周知し、警告メッセージが表示された場合は、左右前照灯の製造番号を点検し、該当する場合はAHSユニットを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品の準備ができ次第、使用者に改めて案内し対策品に交換する。
2024/06/14 — その他(その他)(リコール・対象235,077台)
不具合の内容: パノラミックビューまたはバックガイドモニターにおいて、溶着設備の管理が不十分なため、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。そのため、回路が腐食して導通不良となりカメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれがある。
改善措置: 全車両、当該カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2023/11/02 — 燃料ポンプ(リコール・対象328,108台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2021/09/22 — その他(その他)(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(1)緊急通報装置において、車載通信モジュールの制御プログラムが不適切なため、音声データと通信データ間の相互変換ができない場合がある。そのため、緊急時に音声通話ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。
改善措置:(1)全車両、車載通信モジュールの制御プログラムを対策仕様に修正する。
2021/09/22 — コンピュータ(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(2)ハイブリッドシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、シフトレンジに関する演算の途中でシフトの切替え操作が行われると、異常と誤検出する場合がある。そのため、警告灯が点灯して、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となるおそれがある。
改善措置:(2)全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータの制御プログラムを対策仕様に修正する。
2021/09/22 — 排気管(リコール・対象111,842台)
不具合の内容:(3)ガソリンエンジンのエキゾーストマニホールドにおいて、パイプの溶接条件変更時の強度検討が不十分なため、冷熱の繰返しや振動等により当該溶接部に亀裂が生じるものがある。そのため、登坂路走行等の高回転時に排出ガスが漏れ基準値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:(3)全車両、エキゾーストマニホールドを良品と交換する。
2020/10/28 — 燃料ポンプ(リコール・対象210,363台)
不具合の内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置:全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2020/03/04 — 燃料ポンプ(リコール・対象112,934台)
不具合の内容: 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置: 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
2018/05/23 — エアバッグ(リコール・対象1,239台)
不具合の内容:エアバッグ制御システムにおいて、加速度センサ内ICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがある。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがある。
改善措置:全車両、各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。レクサスの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはRXに関するユーザー申告が全48件寄せられています。装置別の内訳はRXの車両データページでご確認ください。
よくある質問
RXのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全15件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(RX450H ほか10表記)での届出を集計)。多い装置は燃料ポンプ(4件)、エアバッグ(4件)、その他(その他)(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はRXのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。