ジープ ラングラーのリコール一覧【全19件】不具合内容と対策まとめ

ジープ ラングラー(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全19件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:ラングラーのリコール届出 全19件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/03/261241640その他(電気装置)リコール15,766
2025/12/041241230配線リコール579
2025/06/121240150その他(保安灯火)リコール469
2025/04/161239780バッテリーリコール973
2025/03/191239590配線リコール1,640
2025/01/231239330エアバッグリコール544
2024/07/121238390バッテリーリコール1
2024/05/232206910その他(その他)改善対策1,135
2021/10/071232990燃料ホース/パイプリコール462
2020/09/042205990装置その他改善対策6,971
2020/07/311230680配線リコール7,819
2020/04/281230290緩衝アーム/ロッドリコール163
2019/04/191228270その他(かじ取り)リコール907
2019/02/051227750エアーバッグリコール9,852
2018/11/221227480コンピュータ(エンジリコール55
2018/11/021227430座席リコール18
2018/07/061226830その他(制御装置)リコール490
2017/10/201225490配線リコール16,198
2017/10/201225500装置その他リコール3,452

装置別に多いのは配線(4件)、バッテリー(2件)、装置その他(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/03/26 — その他(電気装置)(リコール・対象15,766台)

不具合の内容:メータークラスターにおいて、製造管理が不適切なため、制御プログラムの設定値が誤っているものがある。そのため、排出ガス浄化装置が故障した場合、エンジン警告灯が点灯せず、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン警告灯の点灯有無を点検し、不点灯の場合は、メータークラスターの制御プログラムを対策仕様に更新する。

2025/12/04 — 配線(リコール・対象579台)

不具合の内容:TPMS(タイヤ空気圧監視システム)アンテナにおいて、部品組付け順序が不適切なため、アンテナ線がリアシートベルトリトラクター(左)と車体との間に挟まれて組付けられているものがある。そのため、使用過程で受ける走行振動によりアンテナ線が損傷し短絡すると、警告灯が点灯してTPMSが適切に機能せず、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、アンテナ線の取り付け状態を確認し、リアシートベルトリトラクター(左)と車体の間に挟まれている場合は、TPMSアンテナ(アンテナ線一体)を新品に交換する。

2025/06/12 — その他(保安灯火)(リコール・対象469台)

不具合の内容:後部霧灯において、バルブソケットの製造が不適切なため、接点間の接続ができないものがある。そのため、後部霧灯が点灯せず、保安基準不適合となるおそれがある。

改善措置:全車両、後部霧灯(左右)のバルブソケットを良品に交換し、バルブを新品に交換する。

2025/04/16 — バッテリー(リコール・対象973台)

不具合の内容:駆動バッテリーのバッテリーセルにおいて、電極シートとセパレーターの組み立て工程が不適切なため、電極シートが部分的に変形しているものがある。そのため、電極シートの変形部分がセパレーターを傷つけることにより、バッテリーセルの内部短絡が発生し、駆動バッテリーが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、駆動バッテリーコントロールモジュールの制御プログラムを更新し、自己診断機能を備えた対策プログラムをインストールする。対策プログラムにより駆動バッテリーの異常が確認された場合は、駆動バッテリーを良品に交換する。

2025/03/19 — 配線(リコール・対象1,640台)

不具合の内容:電気装置において、ステアリングコラムの設計が不適切なため、砂塵等がステアリングコラム内に侵入することがある。そのため、ハンドル操作時にステアリングコラム内の配線が砂塵等と接触して断線し、エアバッグ警告灯が点灯して、最悪の場合、衝突時に運転者席側のエアバッグが展開しないおそれがある。または、警音器を操作しても警音器が作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、ステアリングコラムカバー等の関連部品を対策品に交換する。

2025/01/23 — エアバッグ(リコール・対象544台)

不具合の内容:ステアリングコラムコントロールモジュールにおいて、製造工程が不適切なため、電気回路の接合が不十分な箇所がある。そのため、当該箇所が導通不良となり、エアバック警告灯が点灯するおそれがあり、最悪の場合、前面衝突時に運転席エアバッグが展開しない。

改善措置:全車両、ステアリングコラムコントロールモジュールのシリアル番号が不具合品に該当するか診断機で確認する。該当する場合は、ステアリングコラムコントロールモジュールを良品に交換する。

2024/07/12 — バッテリー(リコール・対象1台)

不具合の内容:PHEV仕様車の駆動バッテリーの一部において、バッテリーセルの内部不良があり、車両火災に至るおそれがある。

改善措置:駆動用バッテリーを点検し、異常が検知された場合には駆動用バッテリーを良品に交換する。なお、バッテリー異常が検知されず、バッテリー交換しない場合には駆動用バッテリーモジュールの診断プログラムを更新する。

2024/05/23 — その他(その他)(改善対策・対象1,135台)

不具合の内容:ハイブリッド制御モジュールにおいて、プログラムが不適切なため、冷却水温が-16℃以下でガソリンエンジンが停止してモーター走行する場合に、デフロスタから温風 が出ない。このため、フロントウィンドシールドの氷結が速やかに除去できないおそれがある。

改善措置:全車両、ハイブリッド制御モジュールのプログラムを対策仕様に更新する。

2021/10/07 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象462台)

不具合の内容:燃料装置において、燃料供給パイプコネクタの製造管理が不適切なため、燃料供給パイプコネクタの強度が不足しているものがある。そのため、使用過程において、燃料供給パイプコネクタに亀裂が生じて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、燃料供給パイプの製造番号を点検し、該当する場合は、燃料供給パイプを良品に交換する。

2020/09/04 — 装置その他(改善対策・対象6,971台)

不具合の内容:前面衝突警報システム(FCW)において、仕様上、前方の障害物等に対してセンサーが過敏に反応することがある。そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動して急制動がかかるおそれがある。

改善措置:全車両、ドライバーズアシスタンスシステムモジュール(DASM)の制御プログラムを書換えて機能を改良するとともに、改良される機能に関わる取扱説明書の追補を配布する。

2020/07/31 — 配線(リコール・対象7,819台)

不具合の内容:トランスミッションハーネスの配策が不適切なため、ハーネスと触媒との距離が十分に確保されていないものがある。そのため、触媒の熱によりハーネスが溶損し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンルーム内のトランスミッションハーネスの配策を修正する。なお、ハーネスが溶損している場合には、ハーネスを新品に交換する。

2020/04/28 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象163台)

不具合の内容:フロントアクスルにおいて、製造機器の設定が不適切なため、左フロントロアコントロールアームブラケットの溶接が不十分なものがある。そのため、走行振動等により当該ブラケットが破損し、最悪の場合、当該ブラケットがフロントアクスルから外れて走行不能になるおそれがある。

改善措置:全車両、左フロントロアコントロールアームブラケットを点検し、溶接が不適切な場合は、フロントアクスルを良品に、フロントロアコントロールアームを新品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ジープの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはラングラーに関するユーザー申告が全65件寄せられています。装置別の内訳はラングラーの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ラングラーのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全19件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(ラングラ-アンリミテッド ほか12表記)での届出を集計)。多い装置は配線(4件)、バッテリー(2件)、装置その他(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はラングラーのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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