シトロエン C4ピカソ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全25件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:C4ピカソのリコール届出 全25件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/02/26 | 1241440 | コンピュータ(エンジン) | リコール | 14,141 |
| 2026/02/26 | 1241450 | コンピュータ(エンジン) | リコール | 22,365 |
| 2024/04/16 | 1237950 | 排ガス減少装置 | リコール | 5,922 |
| 2023/10/12 | 1236980 | 排ガス減少装置 | リコール | 1,772 |
| 2021/06/03 | 1232210 | 排ガス減少装置 | リコール | 4,476 |
| 2020/12/08 | 1231420 | 燃料ポンプ | リコール | 62 |
| 2020/10/30 | 1231140 | コンピュータ(エンジ | リコール | 353 |
| 2020/09/17 | 1230900 | コンピュータ(エンジ | リコール | 1,085 |
| 2020/02/27 | 1229820 | 燃料タンク | リコール | 727 |
| 2020/02/27 | 1229890 | 排ガス減少装置 | リコール | 507 |
| 2018/11/07 | 1227500 | コンピュータ(エンジ | リコール | 1,674 |
| 2018/11/07 | 1227510 | 車体 | リコール | 910 |
| 2018/06/08 | 1226721 | バッテリー | リコール | 657 |
| 2018/03/16 | 1226140 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 732 |
| 2017/05/31 | 1224801 | ドア | リコール | 812 |
| 2017/05/31 | 1224803 | シートベルト | リコール | 224 |
| 2015/10/29 | 1222061 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 1,409 |
| 2015/10/29 | 1222062 | その他(電気装置) | リコール | 522 |
| 2013/05/14 | 1219230 | 窓ガラス | リコール | 2 |
| 2013/05/14 | 1219261 | コンピュータ(エンジ | リコール | 436 |
| 2013/01/18 | 1218950 | 窓ガラス | リコール | 32 |
| 2011/11/28 | 1217970 | 駐車ケーブル/ロッド | リコール | 258 |
| 2009/02/10 | 1215570 | その他(電気装置) | リコール | 20,388 |
| 2009/02/10 | 1215580 | 車体 | リコール | 90 |
| 2007/08/07 | 1214260 | シートベルト | リコール | 4 |
装置別に多いのは排ガス減少装置(4件)、コンピュータ(エンジ(4件)、コンピュータ(エンジン)(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2026/02/26 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象14,141台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、粒子状物質浄化装置(DPF)の再生インターバルが適正に行われず、DPFに過大な量の粒子状物質が堆積することがある。そのため、DPF再生時にセラミックフィルターが過熱して破損し、排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムのバージョンを確認し、最新仕様に更新する。また、粒子状物質浄化装置(DPF)を点検し、交換が必要と判断された場合は新品に交換する。
2026/02/26 — コンピュータ(エンジン)(リコール・対象22,365台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、尿素SCRシステムが故障した場合、警告灯が点灯せず、保安基準に適合しない。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策仕様に更新する。
2024/04/16 — 排ガス減少装置(リコール・対象5,922台)
不具合の内容:ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)において、内部の緩衝材の形状が不適切なため、セラミックフィルターが過熱して亀裂が発生するおそれがある。このため、粒子状物質の浄化性能が低下し、排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、粒子状物質浄化装置(DPF)を対策品に交換する。
2023/10/12 — 排ガス減少装置(リコール・対象1,772台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、ソフトウエアが不適切なため、アドブルー噴射圧異常が検知された場合、アドブルーの噴射を停止するが警告灯が点灯しない。このため、運転者が故障に気づかず、排気ガス規制値を満足しない状態で走行し続けてしまうおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットのソフトウエアを対策プログラムに書き換える。
2021/06/03 — 排ガス減少装置(リコール・対象4,476台)
不具合の内容:ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)において、エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、DPF内部の温度が想定より高温になることがある。そのため、当該内部のフィルターが熱影響により亀裂が発生することで、粒子状物質の浄化性能が低下し、排気ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、 ①エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換え、粒子状物質浄化装置(DPF)を新品に交換する。 ②排気ガス中の粒子状物質の量を点検し、規定量以上の場合は粒子状物質浄化装置(DPF)を新品に交換する。 併せて、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。
2020/12/08 — 燃料ポンプ(リコール・対象62台)
不具合の内容:燃料ポンプ・燃料フィルターにおいて、保管管理が不適切なため、車両工場で注入したバイオディーゼル燃料が車両の長期保管により劣化しているものがある。そのため、燃料ポンプ等が詰まり、最悪の場合、エンストや始動不良が発生するおそれがある。
改善措置:全車両、燃料ポンプと燃料フィルターを新品に交換し、燃料タンクを清掃する。
2020/10/30 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象353台)
不具合の内容:アダプティブクルーズコントロールにおいて、エンジンコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、前方車両との車間距離が開いた際に急加速の信号が送られることがある。そのため、車両が急加速し、最悪の場合、前方車両に追突するおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。
2020/09/17 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,085台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、長時間市中走行した後に急激な加速をした際、尿素SCRシステムが正常に作動していないと誤診断し、警告灯が点灯するおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。
2020/02/27 — 燃料タンク(リコール・対象727台)
不具合の内容:燃料タンクにおいて、ロールオーバーバルブフロートの成形金型の寸法が不適切なため、フロート部品のはめ込み部に隙間が生じているものがある。そのため、フロート内に燃料が入り込みバルブの機能が十分働かず、当該バルブからキャニスターに燃料が流れ、最悪の場合、警告灯が点灯しエンストが発生する、または、キャニスターから燃料がもれるおそれがある。
改善措置:全車両、燃料タンクを対策品に交換する。
2020/02/27 — 排ガス減少装置(リコール・対象507台)
不具合の内容:アドブルータンクにおいて、通気口の設定が不適切なため、尿素の結晶化により通気口が詰まることがある。そのため、アドブルータンクの内圧が適切に調節できずに負圧となり当該タンクが変形し、アドブループライミングポンプの負荷が高まり、警告灯が点灯して、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。
改善措置:全車両、アドブルータンクキャップを点検し、対象の場合は対策品に交換する。なお、アドブルータンクが変形している場合は、アドブルータンクを新品に交換する。
2018/11/07 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,674台)
不具合の内容:エンジンコントロールユニットにおいて、冷却系統の異常を検知するための制御プログラムが不適切なため、冷却系統に異常が発生した場合、運転者に対する警告及びエンジン保護制御が行われず、オーバーヒートすることがある。そのため、オーバーヒートの熱でエンジンの樹脂製部品が変形してエンジンオイルが漏れ、最悪の場合、エンジンが焼き付いて走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニット制御プログラムのバージョンを確認し、該当するものは、対策プログラムに書き換える。
2018/11/07 — 車体(リコール・対象910台)
不具合の内容:ボンネットのアウターパネルとインナーパネルを接合する接着剤の塗布量および防錆処理の温度管理が不適切なため、当該接合部の接着力が不足しているものがある。そのため、走行振動等により当該接合が剥がれて、異音が発生し、最悪の場合、アウターパネルが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置:全車両、ボンネットのアウターパネルとインナーパネルの間隙に接着剤を塗布する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。シトロエンの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはC4ピカソに関するユーザー申告が全106件寄せられています。装置別の内訳はC4ピカソの車両データページでご確認ください。
よくある質問
C4ピカソのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全25件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(C4ピカソ ほか5表記)での届出を集計)。多い装置は排ガス減少装置(4件)、コンピュータ(エンジ(4件)、コンピュータ(エンジン)(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はC4ピカソのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。