BMW R1200/R1250 (GS・RT ほか)のリコール一覧【全18件】不具合内容と対策まとめ

BMW R1200/R1250 (GS・RT ほか)(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全18件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:R1200/R1250 (GS・RT ほか)のリコール届出 全18件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2017/07/311225240かじ取りホークリコール2,872
2016/04/201223260圧力制御伝達部リコール604
2015/05/221221710駆動力伝達部リコール11,774
2015/05/121221700始動装置リコール3,916
2014/12/111221260始動装置リコール1,328
2014/09/251220930圧力制御伝達部リコール457
2014/08/281220810バッテリーリコール1,006
2014/07/151220510燃料ポンプリコール13,623
2014/05/271220360コンピュータ(エンジリコール1,266
2014/01/161220040配線リコール7,511
2010/09/071216940圧力制御伝達部リコール3,589
2010/01/061216360燃料ポンプリコール1,089
2008/12/021215400圧力制御伝達部リコール502
2008/11/061215270圧力制御伝達部リコール1,158
2008/04/021214770制動灯リコール400
2006/01/131212740燃料ポンプリコール443
2005/04/071212160アクセルリコール433
2005/03/171212150燃料ポンプリコール399

装置別に多いのは圧力制御伝達部(5件)、燃料ポンプ(4件)、始動装置(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2017/07/31 — かじ取りホーク(リコール・対象2,872台)

不具合の内容:かじ取りホークにおいて、インナーチューブの設計が不適切なため、悪路走行等の衝撃により、インナーチューブとコネクティングスリーブの接続部に隙間が生じることがある。そのため、走行時の振動等により接続部の隙間が拡大し、そのままの状態で使用を続けると、接続部からフォークオイルが漏れて異音が発生し、最悪の場合、インナーチューブがコネクティグスリーブから外れ、転倒するおそれがある。

改善措置:全車両、インナーチューブを補強するためにブッシュを追加する。なお、インナーチューブを点検し、隙間が生じている場合は、ブッシュ付インナーチューブと交換する。また、取扱い説明書にインナーチューブの点検に関する項目を追加する。

2016/04/20 — 圧力制御伝達部(リコール・対象604台)

不具合の内容:クラッチスレーブシリンダーにおいて、クラッチパイプとの接合部の加工が不適切なため、接合部の表面が粗いものがある。そのため、クラッチパイプを接合すると、当該パイプの先端に取り付けられているOリングが損傷してシール性が損なわれ、接合部よりクラッチオイルが漏れ、最悪の場合、クラッチが作動しなくなり、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、クラッチスレーブシリンダーおよびクラッチパイプのOリングを良品と交換する。

2015/05/22 — 駆動力伝達部(リコール・対象11,774台)

不具合の内容:リアホイールやブレーキディスクの脱着作業において、ホイールフランジの取付ボルトの締め付けを規定値以上で締め付けた際、ホイールフランジに亀裂が入ることがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、ホイールが外れ走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、アルミニウム製ホイールフランジをスチール製に交換する。

2015/05/12 — 始動装置(リコール・対象3,916台)

不具合の内容:ハンドル右側のエンジンの操作スイッチにおいて、スイッチ内の切替部の設計が不適切なため、スイッチの動きが悪いものがある。そのため、最悪の場合、スイッチが動かず、エンジンを始動出来ないおそれがある。

改善措置:全車両、ハンドル右側のエンジンの操作スイッチを対策品と交換する。

2014/12/11 — 始動装置(リコール・対象1,328台)

不具合の内容:ハンドル右側のエンジンの操作スイッチにおいて、スイッチ内の切替部の設計が不適切なため、スイッチの動きが悪いものがある。そのため、最悪の場合、スイッチが動かず、エンジンを始動出来ないおそれがある。

改善措置:全車両、ハンドル右側のエンジンの操作スイッチを対策品と交換する。

2014/09/25 — 圧力制御伝達部(リコール・対象457台)

不具合の内容:トランスミッションにおいて、オイル流路の設計が不適切なため、オイルの圧力によってアウトプットシャフト側のオイルシールが抜け出すものがある。そのため、オイルが漏れ出し、最悪の場合、漏れ出したオイルがリアタイアにかかり走行安定性に支障をきたすおそれがある。

改善措置:全車両、オイルシールが抜け出さないようロックプレートを装着する。また、オイルシールを点検し、必要に応じて新品に交換する。

2014/08/28 — バッテリー(リコール・対象1,006台)

不具合の内容:バッテリーにおいて、内部構成部品が不適切なものがある。そのため、バッテリーの充電性能が低下することでエンジンを始動できないおそれがある。

改善措置:全車両、バッテリーを良品と交換する。

2014/07/15 — 燃料ポンプ(リコール・対象13,623台)

不具合の内容:燃料ポンプにおいて、クイックカプラーの脱着作業指示が不適切なため、燃料ポンプのマウントドームに亀裂が発生することがある。そのため、燃料ポンプ等の熱膨張・収縮によって当該亀裂が進行すると、燃料が漏れ、最悪の場合、燃料が高温部に付着して発火するおそれがある。

改善措置:全車両、マウントドームを点検し、亀裂が無い場合は、サポートリングを装着し、亀裂が有る場合は、対策品の燃料ポンプに交換する。なお、燃料ポンプを2 ヶ装着している車両については、2 ヶとも措置を行う。また、ライダーズマニュアルにクイックカプラー脱着時の注意事項を説明した補追版を挿入する。

2014/05/27 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象1,266台)

不具合の内容:サイドスタンドスイッチの成形が不適切なため、防水性が不足しており、当該スイッチ内部に水が浸入することがある。そのため、当該スイッチ内部のショートによる誤作動が発生し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、良品のサイドスタンドスイッチに交換する。

2014/01/16 — 配線(リコール・対象7,511台)

不具合の内容:ハンドル左右の操作スイッチにおいて、スイッチ内部基板の熱膨張と収縮に対する設計が不適切なため、当該基板の配線が断線することがある。そのため、操作スイッチが作動せず、エンジンが始動できない、前照灯の切り替えができない、方向指示器が作動しない、又は警音器が鳴らないおそれがある。

改善措置:全車両、左右操作スイッチを対策品と交換する。

2010/09/07 — 圧力制御伝達部(リコール・対象3,589台)

不具合の内容:前輪用ブレーキ配管の端部の形状が不適切なため、当該配管の組み付け時に、接続部の密着が不十分になるものがある。そのため、走行時の振動により当該部に隙間が生じ、ブレーキオイルが漏れ、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。

改善措置:全車両、前輪用ブレーキ配管を対策品と交換する。

2010/01/06 — 燃料ポンプ(リコール・対象1,089台)

不具合の内容:燃料ポンプ制御ユニットにおいて、コネクター部の防水処理が不十分なため、水分の浸入により内部基盤に腐食が発生し、基盤が短絡することがある。そのため、燃料ポンプが作動せず、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、燃料ポンプ制御ユニットを点検し、本体色がシルバーである場合は、対策品と交換するとともに、シールラバーリングを新品と交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。BMWの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはR1200/R1250 (GS・RT ほか)に関するユーザー申告が全92件寄せられています。装置別の内訳はR1200/R1250 (GS・RT ほか)の車両データページでご確認ください。

よくある質問

R1200/R1250 (GS・RT ほか)のリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全18件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(R1200RT ほか26表記)での届出を集計)。多い装置は圧力制御伝達部(5件)、燃料ポンプ(4件)、始動装置(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はR1200/R1250 (GS・RT ほか)のよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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