BMW X5のリコール一覧【全38件】不具合内容と対策まとめ

BMW X5(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全38件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:X5のリコール届出 全38件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2025/02/071238600コンピュータ(制御装置)リコール30,503
2024/12/091238880エンジン本体リコール10,532
2024/10/281238870排ガス減少装置リコール1,042
2024/10/151238450排ガス減少装置リコール1,305
2024/06/261237870主ブレーキ一般リコール6,865
2023/07/261236220排ガス減少装置リコール169,782
2023/03/071235730その他(ガス・騒音)リコール110,427
2021/12/241233300エンジン一般リコール4
2021/10/142206260装置その他改善対策8,620
2021/09/091232810その他(その他)リコール5,035
2021/06/151232370エンジン本体リコール121
2021/04/191232070タイヤリコール4
2021/03/081231890圧力制御伝達部リコール46
2021/01/141231550主ブレーキ一般リコール28
2020/11/061231240その他(かじ取り)リコール6
2019/07/251228920エアバッグリコール10,482
2018/12/191227680その他(その他)リコール21,054
2018/11/271227540ブローバイ装置リコール53,318
2018/08/311227140排ガス減少装置リコール39,716
2018/07/121226920冷却装置リコール6,921
2017/10/231225520エアバッグリコール86,953
2017/10/231230160エアバッグリコール6,860
2017/03/241224620プロペラシャフトリコール3,157
2017/03/031224500エアバッグリコール34,549
2017/03/031224510パワーステアリングリコール7
2016/09/091223740エアバッグリコール109,718
2016/09/091230150エアバッグリコール109,546
2016/01/261222900エアバッグリコール58,043
2015/02/131221490燃料ポンプリコール17,636
2014/07/231220390プロペラシャフトリコール1,038
2014/06/251220550エンジン本体リコール8,616
2014/05/291220380ドアリコール243
2012/04/231218370冷却装置リコール223
2011/12/021218010冷却装置リコール2,009
2003/03/111210090シートベルトリコール80
2003/02/061209980圧力制御伝達部リコール2,598
2002/08/301209750主ペダル/レバーリコール700
2001/02/061208540かじ取リンク機構リコール167

装置別に多いのはエアバッグ(7件)、排ガス減少装置(4件)、エンジン本体(3件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2025/02/07 — コンピュータ(制御装置)(リコール・対象30,503台)

不具合の内容:統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。また、コンタクトピン長さの設計検討が不十分なため、モーターセンサーの回路基板との接触圧によりノイズが発生する。そのため、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示される。そのまま走行を続けると、フォールバックモードとなることによりブレーキ操作時に通常よりも強い踏力が必要になり、次回にエンジンの始動ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、統合ブレーキシステムのモニタリング機能の有無を確認し、無い場合はプログラムを更新する。なお、本不具合によるフォールバックモードに繋がるリスクが検知された時は、統合ブレーキユニットを良品に交換する。また、全車両、モニタリング機能に関する説明を取扱説明書に追加する。

2024/12/09 — エンジン本体(リコール・対象10,532台)

不具合の内容:インテーク側及びエキゾースト側の可変バルブタイミングシステムの調整ユニットにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが破損することがある。そのため、システムが適切に作動せず、エンジン警告灯が点灯しエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置:全車両、当該ボルトを対策品に交換する。また、当該ボルトに緩みや破損がある場合は、対策品のボルトを組み込んだ新品の調整ユニットに交換する。

2024/10/28 — 排ガス減少装置(リコール・対象1,042台)

不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの製造不良により、排気ガス再循環装置(EGR)モジュール上のバイパスフラップのボルトが正しく締め付けられていない。そのため、当該ボルトが緩む可能性があり、当該装置から排出ガスが漏れるおそれがある。

改善措置:全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールのバイパスフラップのボルト周辺の煤の痕跡を確認し、煤がある場合は排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを交換し、無い場合はボルトを締め付けし直す。

2024/10/15 — 排ガス減少装置(リコール・対象1,305台)

不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)において、バルブフラップ操作用アクチュエーターのペンドラムサポートの製造管理が不適切なため、経年変化によりペンドラムサポートが破損するものがある。そのため、バルブフラップの切り替えができなくなり、エンジン警告灯が点灯する。そのまま走行すると、排気ガスの基準を満たさなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、フラップ操作調整アクチュエーターのペンドラムサポートを良品と交換する。

2024/06/26 — 主ブレーキ一般(リコール・対象6,865台)

不具合の内容:統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。そのため、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示され、ブレーキ倍力機能が作動しないことから、ブレーキ操作時に通常より強い踏力が必要になる場合がある。また、その状態でエンジンを停止させた後は始動できなくなる。

改善措置:全車両、統合ブレーキユニットを対策品に交換する。

2023/07/26 — 排ガス減少装置(リコール・対象169,782台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、耐久性の検討が不十分のため経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを対策品と交換する。また、インテークマニホールドの状態を確認し、損傷が見られる場合は新品と交換する。 なお、部品の準備に時間を要する事から、部品の準備が整うまでの間、サービス入庫の度に点検を実施し、点検の結果、不具合のない車両については、使用者に対して注意喚起するとともに、対策品の準備ができた段階で再度連絡し、対策品に交換する。

2023/03/07 — その他(ガス・騒音)(リコール・対象110,427台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントロールユニット(DDE)のプログラムを対策プログラムに書き換え、冷却水の漏れやエンジン過熱を早期に感知させ、警告灯を点灯させる。さらに、インテークマニホールドの溶損が拡大する前に保護機能を作動させるとともに、エンジン警告灯を点灯させ、出力を制限させる。 なお、過去に冷却水補充の履歴が確認できた場合は、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの点検を行ない、必要に応じて対策品と交換する。

2021/12/24 — エンジン一般(リコール・対象4台)

不具合の内容:排気ガス再循環装置(EGR)において、バルブフラップ操作用アクチュエーターの製造管理が不適切なため、ローターが変形をすることにより、バルブフラップの切り替え不良になることがある。そのため、バルブフラップの切り替えができなくなることで、エンジン警告灯が点灯し、排気ガスが基準値を満たさなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、フラップ操作調整用アクチュエーターを良品と交換する。

2021/10/14 — 装置その他(改善対策・対象8,620台)

不具合の内容:フロントレーダー センサー(FRS)の電子制御ユニットのプログラムが不適切なため、前方を走行する自転車との衝突の危険がある状況など特定の条件下で正しく認識できないことがある。そのため、作動条件下において、衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。

改善措置:全車両、フロントレーダー センサー(FRS)の電子制御ユニットを対策プログラムへ書き換える。 なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う: - 販売店に入庫して診断機により実施する。 - 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

2021/09/09 — その他(その他)(リコール・対象5,035台)

不具合の内容:エアコンディショナーのブロワーファンレギュレーターへ電力を供給するワイヤーハーネスの端子において、当該端子のメッキ素材が不適切なため、車両振動によってメッキが損傷し、摩擦腐食が発生することがある。そのため、電気抵抗が高くなりワイヤーハーネスの端子が発熱し損傷して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、ワイヤーハーネスを対策品に交換する。また、ブロワーファンレギュレーターに不具合のあるものは新品に交換する。

2021/06/15 — エンジン本体(リコール・対象121台)

不具合の内容:ディーゼルエンジンにおいて、タイミングチェーンの製造管理が不適切なため、表面処理がされていない部品が使用されたものがある。そのため、使用過程においてタイミングチェーンが伸びることにより、エンジンから異音が発生し、最悪の場合、バルブタイミングがずれ走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、タイミングチェーンを良品に交換する。

2021/04/19 — タイヤ(リコール・対象4台)

不具合の内容:タイヤの製造時の加硫工程において、機器設定が不適切なため、規定された時間よりも長く熱処理が実施されたものがある。そのため、タイヤの弾力性と耐久性が不足し、最悪の場合、破損したり、空気圧が急激に低下するおそれがある。

改善措置:全車両、装着されているタイヤの型番号を確認し、該当するものは良品に交換する。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。BMWの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはX5に関するユーザー申告が全65件寄せられています。装置別の内訳はX5の車両データページでご確認ください。

よくある質問

X5のリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全38件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(X5 ほか9表記)での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(7件)、排ガス減少装置(4件)、エンジン本体(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はX5のよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

関連記事

← ブログに戻る