BMW 5シリーズは壊れやすい?国交省の不具合申告246件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられた5シリーズの不具合申告

ユーザー申告 246件・リコール届出 62件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全246件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
保安灯火4919.9%
エンジン4417.9%
かじ取り3514.2%
乗車装置2711.0%
電気装置208.1%
制動装置197.7%
その他187.3%
動力伝達124.9%
車枠・車体93.7%
燃料装置83.3%
緩衝装置20.8%
走行装置20.8%
排ガス・騒音10.4%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年1996199719981999200020012002200320042005200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020202120222024不明
件数444441115121421152110681611124347101111121

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満4518.3%
3〜5万km4919.9%
5〜10万km8735.4%
10〜15万km2610.6%
15万km以上41.6%
記載なし3514.2%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用は5シリーズには適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は保安灯火(49件・19.9%)、エンジン(44件・17.9%)、かじ取り(35件・14.2%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

保安灯火 — 49件(19.9%)

  • 右側タイヤハウス後方から水漏れがあり、警告灯が表示された。ウォッシャーポンプとタンク間の接合部分に亀裂を確認したため、ウォッシャーポンプとパッキンの交換を実施した。
    (2026-08-24・初度登録2018/05・75,900km)
  • ヘッドライトの結露により、基盤がショートし、不点灯になった。
    (2025-01-26)
  • ヘッドライド内部に結露が発生し、警告表示が出た。
    (2025-01-08・初度登録2016/05・79,900km)

エンジン — 44件(17.9%)

  • 走行中エネルギー供給のエラーメッセージが出て、その後走行出来なくなった。ディーラーで確認した結果、バイブレーションダンパーの破損と診断された。
    (2024-05-11・初度登録2020/08・48,500km)
  • 車庫に停止している状態でエンジンをかけて始動しようとしたところ、「ドライブトレーン異常」の警告表示が出てエンジンはかかるものの全く動かなくなってしまった。エマージェンシーコールをし、車載コンピュータのリセット方法を教えてもらい、エンジンを切って30分ほど放置し車載コンピュータがリセットされてから再び…
    (2024-03-26・初度登録2018/09・21,650km)
  • 車両にドライブトレーン異常のメッセージが表示され、20km/h以上のスピードがでなくなり、更には不動となった。車両テストにおいてVVTモーターの短絡異常コードが検出されたが結果としてはDME(エンジンコンピュータ)内部のROMの障害であることがわかった。
    (2023-01-11・初度登録2011/04・97,000km)

かじ取り — 35件(14.2%)

  • エンジンルームの左ハンドルステアリング用のキャップで止められる穴から、助手席側の座席下に漏水が発生し、そこに納められているコンピューターが故障し、アクティブステアリング異常という警告灯が表示される。そして重いステアリングになり運転に支障が出る。
    (2021-10-17・初度登録2011/08・70,000km)
  • アクティブステアリング警告が点灯し、ハンドルの中心がずれて重くなる。
    (2018-08-17・初度登録2005/07・82,000km)
  • アクティブステアリングの不具合により、ステアリングアシストが無効となり、ハンドルの重さ、及び切れ角が突然変化する。
    (2016-11-27・初度登録2007/08・90,000km)

5シリーズのリコール届出

5シリーズのリコール・改善対策の届出は全62件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置は5シリーズのリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

BMW 5シリーズの装置別内訳と直近のリコールは5シリーズの車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

5シリーズの不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースには5シリーズ(通称名の複数の表記(525I ほか43表記))に関するユーザー申告が246件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は62件です。

5シリーズで多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に保安灯火(49件・19.9%)、エンジン(44件・17.9%)、かじ取り(35件・14.2%)です。

5シリーズは壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトでは5シリーズの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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