アウディ Q5(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全17件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:Q5のリコール届出 全17件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2023/02/28 | 1235780 | その他(車枠車体) | リコール | 85 |
| 2022/05/10 | 1233940 | コンピュータ | リコール | 10,869 |
| 2022/03/31 | 1233640 | タイヤ | リコール | 1,149 |
| 2021/09/22 | 1232760 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 1,896 |
| 2019/11/27 | 1229620 | 車体 | リコール | 6,026 |
| 2019/10/30 | 1229410 | ホイール | リコール | 171 |
| 2019/09/26 | 1229190 | その他(車枠車体) | リコール | 1,307 |
| 2019/09/26 | 1229200 | その他(車枠車体) | リコール | 2,885 |
| 2019/06/26 | 1228640 | 主ブレーキ一般 | リコール | 250 |
| 2019/05/29 | 2205740 | 装置その他 | 改善対策 | 54,606 |
| 2018/11/21 | 2205591 | 車間距離自動車維持運 | 改善対策 | 12,450 |
| 2018/01/24 | 1225830 | 燃料ポンプ | リコール | 2,732 |
| 2017/07/31 | 1225190 | 車体 | リコール | 1,156 |
| 2017/06/29 | 1224420 | 燃料ポンプ | リコール | 13,968 |
| 2016/10/26 | 1223980 | エアバッグ | リコール | 67,341 |
| 2016/04/20 | 1223290 | エアバッグ | リコール | 12 |
| 2016/04/06 | 2204910 | コンピュータ(かじ取 | 改善対策 | 161 |
装置別に多いのはその他(車枠車体)(3件)、車体(2件)、燃料ポンプ(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2023/02/28 — その他(車枠車体)(リコール・対象85台)
不具合の内容:後部フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、取り付けクリップの形状が不適切なため、走行振動等により取り付けクリップが緩むことがある。そのため、当該クリップが外れ、最悪の場合、走行中に当該樹脂製カバーが脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、取り付けクリップを対策品に交換する。
2022/05/10 — コンピュータ(リコール・対象10,869台)
不具合の内容:リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分や、車体底部のシーリングが不十分なため、大雨時や深い水たまりを走行した際に浸入した水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがある。そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがある。
改善措置:全車両、データバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付ける。また、一部車両においては、防水性を高めるためシーリングを塗布する。データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は交換する。
2022/03/31 — タイヤ(リコール・対象1,149台)
不具合の内容:外-3276(令和3年9月22日付け)のリコール届出において、作業指示が不適切なため、リヤサスペンションアームを固定するナットを交換後にアライメント調整がされていないことがある。そのため、タイヤが早期に摩耗し、最悪の場合、異常摩耗によりタイヤがパンクするおそれがある。
改善措置:全車両、アライメント点検をして必要に応じて調整する。また、タイヤに異常摩耗が発生している場合は新品に交換する。
2021/09/22 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象1,896台)
不具合の内容:緩衝装置において、リヤサスペンションアームを固定するナットの材料が不適切なため、早期に腐食割れが生じるものがある。そのため、アーム固定部のネジが緩むことでがたつき、異音が発生し、最悪の場合、ハンドル操作が正常に行えなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、該当するナットを良品に交換する。また、ボルト側ネジ部やアーム類に損傷が生じている場合は新品に交換する。
2019/11/27 — 車体(リコール・対象6,026台)
不具合の内容:後部フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、取付クリップの形状が不適切なため、走行振動等により取付クリップが緩むことがある。そのため、当該クリップが外れ、最悪の場合、走行中に当該樹脂製カバーが脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、取付クリップを対策品に交換する。
2019/10/30 — ホイール(リコール・対象171台)
不具合の内容:軽合金製ディスクホイールにおいて、ホイール裏面のサイズ表示が誤っている。そのため、保安基準第9条(走行装置等の基準)に適合しない。
改善措置:全車両、当該軽合金製ディスクホイールを正しいサイズ表示の新品に交換する。
2019/09/26 — その他(車枠車体)(リコール・対象1,307台)
不具合の内容:フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、取付の設定が不適切なため、取付部ががたつくことがある。そのため、走行振動等により取付ボルトが緩み、最悪の場合、走行中に当該樹脂製カバーが脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、固定ブラケットを追加する。
2019/09/26 — その他(車枠車体)(リコール・対象2,885台)
不具合の内容:フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、取付の設定が不適切なため、取付部ががたつくことがある。そのため、走行振動等により取付ボルトが緩み、最悪の場合、走行中に当該樹脂製カバーが脱落するおそれがある。
改善措置:全車両、固定ボルトを追加する。
2019/06/26 — 主ブレーキ一般(リコール・対象250台)
不具合の内容:制動装置のマスターシリンダにおいて、加工用装置の設定が不適切なため、正規と異なる形状のものがある。そのため、制動圧力が不十分となり、最悪の場合、適切な制動力が得られないおそれがある。
改善措置:全車両、マスターシリンダを点検し、不適切な形状のものは良品に交換する。
2019/05/29 — 装置その他(改善対策・対象54,606台)
不具合の内容:エンジン始動/停止スイッチにおいて、表面に記載されている文字の字体が不適切なため、手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、当該コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の鋭角部分に触れると、指先が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン始動/停止スイッチの文字の字体を点検し、対象となるものは対策品と交換する。
2018/11/21 — 車間距離自動車維持運(改善対策・対象12,450台)
不具合の内容:ドライバーアシストシステムを制御するフロントカメラユニットのプログラムにおいて、カメラのヒーター温度設定が不適切なため、ヒーター温度が設定上限付近時に、カメラの作動が不安定になることがある。そのため、ドライバーアシストシステムが機能しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、フロントカメラユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2018/01/24 — 燃料ポンプ(リコール・対象2,732台)
不具合の内容:燃料装置において、高圧燃料ポンプの設計が不適切なため、ポンプハウジングと燃料調圧バルブ間の密閉性が不足しているものがある。そのため、高速走行時等に当該ポンプ内の燃料圧力が高い際、燃料調圧バルブ取付部から燃料が漏れるおそれがある。
改善措置:全車両、高圧燃料ポンプを対策品に交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。アウディの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはQ5に関するユーザー申告が全57件寄せられています。装置別の内訳はQ5の車両データページでご確認ください。
よくある質問
Q5のリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全17件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(Q5 ほか11表記)での届出を集計)。多い装置はその他(車枠車体)(3件)、車体(2件)、燃料ポンプ(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はQ5のよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。