アウディ A5(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全13件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:A5のリコール届出 全13件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022/03/31 | 1233640 | タイヤ | リコール | 1,149 |
| 2021/09/22 | 1232760 | 緩衝アーム/ロッド | リコール | 1,896 |
| 2021/05/18 | 1232140 | シートベルト | リコール | 830 |
| 2019/05/29 | 2205740 | 装置その他 | 改善対策 | 54,606 |
| 2019/01/17 | 1227700 | エアーバッグ | リコール | 5 |
| 2018/11/21 | 2205591 | 車間距離自動車維持運 | 改善対策 | 12,450 |
| 2018/11/21 | 2205592 | その他(乗車装置) | 改善対策 | 544 |
| 2018/05/30 | 1226650 | ドア | リコール | 1,308 |
| 2017/07/31 | 1225180 | シートベルト | リコール | 4 |
| 2017/06/29 | 1225020 | コンピュータ(エンジ | リコール | 25,738 |
| 2016/10/26 | 1223980 | エアバッグ | リコール | 67,341 |
| 2016/04/06 | 2204910 | コンピュータ(かじ取 | 改善対策 | 161 |
| 2014/11/19 | 2204540 | コンピュータ(エンジ | 改善対策 | 9,428 |
装置別に多いのはシートベルト(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、タイヤ(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2022/03/31 — タイヤ(リコール・対象1,149台)
不具合の内容:外-3276(令和3年9月22日付け)のリコール届出において、作業指示が不適切なため、リヤサスペンションアームを固定するナットを交換後にアライメント調整がされていないことがある。そのため、タイヤが早期に摩耗し、最悪の場合、異常摩耗によりタイヤがパンクするおそれがある。
改善措置:全車両、アライメント点検をして必要に応じて調整する。また、タイヤに異常摩耗が発生している場合は新品に交換する。
2021/09/22 — 緩衝アーム/ロッド(リコール・対象1,896台)
不具合の内容:緩衝装置において、リヤサスペンションアームを固定するナットの材料が不適切なため、早期に腐食割れが生じるものがある。そのため、アーム固定部のネジが緩むことでがたつき、異音が発生し、最悪の場合、ハンドル操作が正常に行えなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、該当するナットを良品に交換する。また、ボルト側ネジ部やアーム類に損傷が生じている場合は新品に交換する。
2021/05/18 — シートベルト(リコール・対象830台)
不具合の内容:ダッシュパネルインサートにおいて、コントロールユニットのプログラムが不適切なため、シートベルト非着用時、シートベルト警告灯が1回あるいは短時間のみしか点灯せず、警告音も1回しか鳴らないおそれがある。
改善措置:全車両、ダッシュパネルインサートのコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2019/05/29 — 装置その他(改善対策・対象54,606台)
不具合の内容:エンジン始動/停止スイッチにおいて、表面に記載されている文字の字体が不適切なため、手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、当該コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の鋭角部分に触れると、指先が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、エンジン始動/停止スイッチの文字の字体を点検し、対象となるものは対策品と交換する。
2019/01/17 — エアーバッグ(リコール・対象5台)
不具合の内容:助手席側エアバッグの取付けボルトにおいて、締め付けトルクが不足しているため、走行振動等により当該ボルトが緩むことがある。そのため、エアバッグの取付位置がずれ、最悪の場合、エアバッグが正常に展開しないおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグ取付けボルトの取付状態を点検し、規定トルクで締め付けられていない場合は当該ボルトを新品に交換の上、規定トルクで締め付ける。
2018/11/21 — 車間距離自動車維持運(改善対策・対象12,450台)
不具合の内容:ドライバーアシストシステムを制御するフロントカメラユニットのプログラムにおいて、カメラのヒーター温度設定が不適切なため、ヒーター温度が設定上限付近時に、カメラの作動が不安定になることがある。そのため、ドライバーアシストシステムが機能しなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、フロントカメラユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
2018/11/21 — その他(乗車装置)(改善対策・対象544台)
不具合の内容:チャイルドロック表示シールについて、作業員の取付作業が不適切なため、ロック方向を示す表示が逆向きなものがある。そのため、ロック方向に操作しても、ロック機構が作動しない。
改善措置:全車両、チャイルドロック表示を確認し、不適切なものはシールを適切なものに貼り替える。
2018/05/30 — ドア(リコール・対象1,308台)
不具合の内容:ドアに装着されているスピーカートリムのネームプレートについて、粘着テープの接着力が不十分なため、ネームプレートが剥離するものがある。そのため、剥離した鋭利な先端部分で乗員が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、ネームプレートを対策品に交換する。
2017/07/31 — シートベルト(リコール・対象4台)
不具合の内容:リヤシートベルトにおいて、シートベルトプリテンショナーの製造が不適切なため、ガス発生装置が正しく組み付けられていないものがある。そのため、衝突時のプリテンショナー作動時にガス発生装置の容器が破損し、最悪の場合、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
改善措置:全車両、プリテンショナー内蔵のリヤシートベルトを良品に交換する。
2017/06/29 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象25,738台)
不具合の内容:エンジン冷却装置において、エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、異物等により補助クーラントポンプの作動が妨げられた際、当該ポンプ内のモーターに電源が供給され続けることがある。そのため、ポンプおよびポンプの配線が発熱して溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、エンジンコントロールユニットのプログラムを変更する。なお、補助クーラントポンプを点検し、故障している場合は、当該ポンプを新品に交換する。
2016/10/26 — エアバッグ(リコール・対象67,341台)
不具合の内容:運転席用または助手席用のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
改善措置:車両により搭載しているエアバッグのインフレータの取付方法が異なるため、仕様に応じて以下の改善措置を行う。 ①運転席、助手席用エアバッグインフレータを対策品と交換する。 ②運転席、助手席用エアバッグユニットを対策品と交換する。 なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対しダイレクトメールにより連絡し、対策品が準備できた段階で再度連絡し、交換作業を行う。
2016/04/06 — コンピュータ(かじ取(改善対策・対象161台)
不具合の内容:パワーステアリングコントロールユニットにおいて、防水用のダイヤフラムが不適切なため、防水効果が得られないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ユニット内部に水分が浸入し、電子基板が水分の影響から損傷して、パワーステアリング警告灯が点灯、最悪の場合、パワーステアリングのアシスト機能が停止し、ステアリングの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、点検キットにて確認作業を実施し、不適切なダイヤフラムが貼付されている場合はパワーステアリングギアボックスを交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。アウディの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはA5に関するユーザー申告が全71件寄せられています。装置別の内訳はA5の車両データページでご確認ください。
よくある質問
A5のリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全13件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(A5 ほか13表記)での届出を集計)。多い装置はシートベルト(2件)、コンピュータ(エンジ(2件)、タイヤ(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はA5のよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。