フォルクスワーゲン パサートは壊れやすい?国交省の不具合申告255件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられたパサートの不具合申告

ユーザー申告 255件・リコール届出 34件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、2026-10-24時点)。下表は全255件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
動力伝達6826.7%
エンジン6123.9%
燃料装置239.0%
制動装置218.2%
電気装置187.1%
乗車装置166.3%
その他155.9%
保安灯火145.5%
車枠・車体72.7%
かじ取り52.0%
走行装置41.6%
排ガス・騒音20.8%
緩衝装置10.4%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022不明
件数223161823918121048263412913754232112

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満4015.7%
3〜5万km5521.6%
5〜10万km9938.8%
10〜15万km187.1%
15万km以上103.9%
記載なし3312.9%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はパサートには適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置は動力伝達(68件・26.7%)、エンジン(61件・23.9%)、燃料装置(23件・9.0%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

動力伝達 — 68件(26.7%)

  • 道路を走行中、信号で停止した後に発進すると、ATが自動変速できず1速固定となった。リバースギヤにも入らないため後進不能で、1速での前進しかできない状態であった。ATを分解して確認を行ったところ、シフトフォークのスライドベアリングが破損していた。
    (2026-06-23・初度登録2013/10・80,000km)
  • 変速機の不良により、バックギアが入らなくなった。前進ギアは入るには入るが、正常な加速をしない。
    (2024-07-03・初度登録2013/12・67,000km)
  • エンジンはかかっているのに、Dレンジ、Rレンジにいれても駆動力が伝わらず、走行不能になった。
    (2024-02-19・初度登録2012/08・55,000km)

エンジン — 61件(23.9%)

  • 走行中に冷却水警告灯が点灯した。ディーラーで点検した結果、冷却水がウォーターポンプから漏れており、ウォーターポンプ一式を交換して貰った。
    (2025-12-29・初度登録2017/05・49,000km)
  • ウォータポンプからの水漏れが発生した。
    (2023-01-21・初度登録2015/09・55,000km)
  • エンジンがプシュっと音がして動かなくなった。
    (2022-12-27・初度登録2008/08・130,000km)

燃料装置 — 23件(9.0%)

  • ガソリンタンクの配管から燃料が滲んでいた。
    (2021-05-22・初度登録2011/06・77,990km)
  • 外1475のリコール届出の対象車で、データ上で措置済みとされている車両であるにも関わらず、同じ場所から燃料が漏れた。
    (2019-11-07・初度登録2003/12)
  • オートストップで給油をしているにもかかわらず、60Lタンクに70L給油できてしまった。
    (2019-07-31・初度登録2015/05・80,000km)

パサートのリコール届出

パサートのリコール・改善対策の届出は全34件です(2026-10-24時点)。不具合内容と改善措置はパサートのリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

フォルクスワーゲン パサートの装置別内訳と直近のリコールはパサートの車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

パサートの不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースにはパサート(通称名の複数の表記(パサート ほか44表記))に関するユーザー申告が255件あります(2026-10-24時点)。リコール届出は34件です。

パサートで多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順に動力伝達(68件・26.7%)、エンジン(61件・23.9%)、燃料装置(23件・9.0%)です。

パサートは壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではパサートの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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