トヨタ ウィッシュ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全8件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:ウィッシュのリコール届出 全8件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近8件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022/11/10 | 1152290 | シートベルト | リコール | 21 |
| 2018/11/01 | 1143630 | エアーバッグ | リコール | 36,002 |
| 2014/01/29 | 1132980 | その他(動力伝達) | リコール | 716 |
| 2012/11/14 | 1130551 | その他(かじ取り) | リコール | 1,507,454 |
| 2010/11/17 | 1126540 | ウオッシャー | リコール | 4,450 |
| 2006/05/30 | 1116630 | かじ取リンク機構 | リコール | 565,756 |
| 2004/11/18 | 1113041 | 主ブレーキ一般 | リコール | 544,172 |
| 2004/07/22 | 1111750 | 無段変速機 | リコール | 86 |
装置別に多いのはシートベルト(1件)、エアーバッグ(1件)、その他(動力伝達)(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2022/11/10 — シートベルト(リコール・対象21台)
不具合の内容: 交換修理用のフォースリミッタ(※)付き前席シートベルトにおいて、巻取機構内のシャフトの製造管理が不適切なため、形状不良のものがある。そのため、衝突時に乗員保護のためのフォースリミッタが作動した際、ベルトの引き出し量が増加して、乗員の拘束力が弱まるおそれがある。 (※)フォースリミッタ:衝突時にシートベルトの拘束力を一定レベルに保ちながらシートベルトを少しずつゆるめることにより、乗員の胸部に加わる衝撃を緩和する装置。
改善措置: 全車両、対象となるシートベルトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2018/11/01 — エアーバッグ(リコール・対象36,002台)
不具合の内容:エアバッグコントロールユニットにおいて、電気ノイズの影響に対する検討が不十分なため、ノイズ耐力が不足しているものがある。そのため、車両の電装部品から発生するノイズにより、使用過程で当該ユニット内のICチップが損傷し、最悪の場合、走行中にエアバッグが展開するおそれがある。
改善措置:全車両、エアバッグコントロールユニットを対策品に交換する。
2014/01/29 — その他(動力伝達)(リコール・対象716台)
不具合の内容:自動変速機において、シフトケーブルと変速機を締結するナットの締付け工程が不適切なため、締付け不足のものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ナットが外れてシフト操作できなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、ナットの締付け状態を点検し、緩みのあるものは規定トルクで締付ける。
2012/11/14 — その他(かじ取り)(リコール・対象1,507,454台)
不具合の内容:①かじ取装置において、ハンドルとギヤボックスを連結している継手部品(インタミエクステンションシャフト)のギヤボックス側強度が不足しているものがあるため、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと、継手部品の連結部にガタが発生することがある。そのため、そのまま使用を続けると、連結部が摩滅し、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
改善措置:①全車両、点検し、当該継手部品を対策品に交換する。
2010/11/17 — ウオッシャー(リコール・対象4,450台)
不具合の内容:販売店オプションとして設定しているウォッシャ液凍結防止ヒータが装着された車両において、ヒータ制御回路部の防水用オーリングの締め代が不足しているため、ウォッシャ液が制御回路内に浸入することがある。そのため、制御回路が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、当該ヒータを取り外す。
2006/05/30 — かじ取リンク機構(リコール・対象565,756台)
不具合の内容:電動式パワーステアリング付車のハンドルとギヤボックスを連結しているインタミディエイトシャフトとスライディングヨークの強度が不足しているため、低速時にハンドルを強く一杯に切ったり、走行中縁石にタイヤを接触させる等、当該部品に過大な力が繰り返し作用すると、連結部が緩んだり、亀裂が発生することがある。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、連結部が外れたり折損して、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
改善措置:全車両、インタミディエイトシャフトとスライディングヨークを対策品に交換するとともに、インタミエクステンションシャフトの締付ボルトを規定トルクで締め付ける。
2004/11/18 — 主ブレーキ一般(リコール・対象544,172台)
不具合の内容:①制動灯用スイッチの接点にはたらく電気負荷に対する接点部の形状が不適切なため、接 点に酸化物が生成され接触抵抗が増大するものがある。そのため、スイッチが導通不良と なり、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。
改善措置:①全車両、当該スイッチを対策品と交換する。
2004/07/22 — 無段変速機(リコール・対象86台)
不具合の内容: 無段変速機の内部にある変速制御用の油圧逃がし弁に加工が不適切なものがあるため、 当該逃がし弁が開いたままとなり、油圧が上がらなくなることがある。そのため、駆動力 の伝達が不十分となり、異音や振動が生じ、最悪の場合、走行できなくなるおそれがある 。
改善措置:全車両、無段変速機を良品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはウィッシュに関するユーザー申告が全128件寄せられています。装置別の内訳はウィッシュの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ウィッシュのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全8件です(2026-08-30時点、通称名「ウィッシュ」での届出を集計)。多い装置はシートベルト(1件)、エアーバッグ(1件)、その他(動力伝達)(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はウィッシュのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。