トヨタ ヴィッツ(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全24件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。
まず要約:ヴィッツのリコール届出 全24件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2020/01/29 | 1229770 | 燃料ホース/パイプ | リコール | 214 |
| 2020/01/22 | 1146450 | エアバッグ | リコール | 20,945 |
| 2019/06/26 | 1145220 | その他(電気装置) | リコール | 19,618 |
| 2019/05/29 | 1145040 | 窓ガラス | リコール | 2,169 |
| 2017/03/30 | 1140170 | エアバッグ | リコール | 27,461 |
| 2015/11/25 | 1136960 | エアバッグ | リコール | 1,612,670 |
| 2015/10/21 | 1136590 | その他(電気装置) | リコール | 600,965 |
| 2015/05/13 | 1135640 | エアバッグ | リコール | 56,245 |
| 2014/11/27 | 1134740 | エアバッグ | リコール | 40,337 |
| 2014/05/28 | 1133650 | ABS | リコール | 1,330 |
| 2014/04/09 | 1133431 | 座席 | リコール | 919,654 |
| 2013/07/03 | 1131840 | コンピュータ(かじ取 | リコール | 130,044 |
| 2013/01/31 | 1130870 | 圧力制御伝達部 | リコール | 2,500 |
| 2012/10/10 | 1130360 | その他(電気装置) | リコール | 459,326 |
| 2009/10/21 | 1123990 | その他(電気装置) | リコール | 82,226 |
| 2009/01/28 | 1122441 | シートベルト | リコール | 456,790 |
| 2009/01/28 | 1122442 | 排ガス減少装置 | リコール | 261,017 |
| 2007/10/17 | 1119520 | 燃料ポンプ | リコール | 120,406 |
| 2006/09/26 | 1117280 | ドライブシャフト | リコール | 187,131 |
| 2006/03/28 | 1116420 | エアバッグ | リコール | 81 |
| 2005/10/18 | 1115421 | 前照灯 | リコール | 1,272,214 |
| 2005/04/12 | 1114080 | コンピュータ(エンジ | リコール | 5,256 |
| 2004/11/18 | 1113041 | 主ブレーキ一般 | リコール | 544,172 |
| 2002/10/01 | 1108800 | 圧力制御伝達部 | リコール | 397,263 |
装置別に多いのはエアバッグ(6件)、その他(電気装置)(4件)、圧力制御伝達部(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2020/01/29 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象214台)
不具合の内容: スーパーチャージャ搭載車両において、燃料配管(デリバリパイプ)を取付ける樹脂製スペーサの材質が不適切なため、熱等によりスペーサが変形して取付ボルトが緩み、エンジン振動等により当該ボルトが折損することがある。そのため、インジェクタ取付部がシール不良となり燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置: 全車両、スペーサおよび取付ボルトを対策品に、インジェクタホルダを新品に交換する。
2020/01/22 — エアバッグ(リコール・対象20,945台)
不具合の内容: 運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿することがある。そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰返した場合など、エアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある。
改善措置: 全車両、予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
2019/06/26 — その他(電気装置)(リコール・対象19,618台)
不具合の内容:電圧変換装置(DC-DCコンバータ)において、生産設備の管理が不適切なため、制御基板の半田付けが不十分なものがある。そのため、使用過程における冷熱の繰り返しで半田が剥離して、補機バッテリへの充電ができなくなることで警告灯が点灯し、最悪の場合、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがある。
改善措置:全車両、DC-DCコンバータの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
2019/05/29 — 窓ガラス(リコール・対象2,169台)
不具合の内容: 助手席側後席ドアガラスにおいて、生産設備のプログラムが不適切なため、冷却不良となり、ガラスの破砕要件を満たしていないものがある。そのため、当該ガラスが損傷した場合、破片が粉々にならず、保安基準第29条(窓ガラスの基準)に抵触するおそれがある。
改善措置: 全車両、当該ガラスを良品と交換する。
2017/03/30 — エアバッグ(リコール・対象27,461台)
不具合の内容:運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿温度が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
改善措置:全車両、予防的措置として当該インフレータを改良品と交換する。
2015/11/25 — エアバッグ(リコール・対象1,612,670台)
不具合の内容:助手席用一段展開制御式エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、当該インフレータを新品と交換する。なお、交換用部品が不足した場合は、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
2015/10/21 — その他(電気装置)(リコール・対象600,965台)
不具合の内容:運転席ドア部のパワーウィンドウスイッチにおいて、スイッチ潤滑用グリースの塗布方法が不適切なため、グリース量が不足しているものがある。そのため、端子摺動部から出る摩耗粉と水分等の浸入により短絡回路が形成され、端子が発熱して当該スイッチおよび周辺の樹脂部品が焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、当該スイッチの端子間抵抗の導通を点検し、異常のみられるものは対策品と交換し、正常なものについては接点部に耐熱性グリースを適量塗布する。 また、上記の点検により、耐熱性グリースを塗布したものについて、その後、作動不良が発生した場合は、パワーウィンドウスイッチを交換する。
2015/05/13 — エアバッグ(リコール・対象56,245台)
不具合の内容:運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認した。そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。
改善措置:全車両、予防的措置として、当該インフレータを新品と交換する。 なお、交換部品については全数回収して原因調査を実施する。
2014/11/27 — エアバッグ(リコール・対象40,337台)
不具合の内容:運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、インフレータ製造時におけるガス発生剤充填後の吸湿管理が不適切なため、使用過程での外気温等の影響によりガス発生剤が膨張し、密度が低下するものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。
改善措置:全車両、当該インフレータを良品と交換する。
2014/05/28 — ABS(リコール・対象1,330台)
不具合の内容:アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、組付工程の設備保全が不適切なため、調圧用スプリングが組み付けられていないものがある。そのため、ABS作動時に調圧が遅れて、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置:全車両、ABSの油圧調整装置を良品と交換する。
2014/04/09 — 座席(リコール・対象919,654台)
不具合の内容:運転者席を前後調整するスライド機構において、固定用スプリングの強度が不足しているため、頻繁に前後調整を行うと、当該スプリングが折損するものがある。そのため、座席が固定されず、最悪の場合、走行中に座席が動き出すおそれがある。
改善措置:全車両、運転者席シートレールの製造番号を確認し、該当するものは対策品と交換する。
2013/07/03 — コンピュータ(かじ取(リコール・対象130,044台)
不具合の内容:電動式パワーステアリングコンピュータにおいて、密閉式のモータ駆動用リレーの端子間距離およびコイル線の湿度管理が不適切なため、使用過程でコイル線に吸着した水分が結露水となり、端子間に付着して短絡回路が形成されることがある。そのため、コンピュータが異常を検出し、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置:全車両、当該コンピュータを対策品と交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはヴィッツに関するユーザー申告が全219件寄せられています。装置別の内訳はヴィッツの車両データページでご確認ください。
よくある質問
ヴィッツのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全24件です(2026-08-30時点、通称名「ヴィッツ」での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(6件)、その他(電気装置)(4件)、圧力制御伝達部(2件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はヴィッツのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。