トヨタ プリウスのリコール一覧【全37件】不具合内容と対策まとめ

トヨタ プリウス(2015〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全37件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのはエアバッグ(4件)、シートベルト(3件)、コンピュータ(3件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/01/28 — ドア(リコール・対象239,504台)

不具合の内容: 後席ドアの開スイッチにおいて、回路設計が不十分なため、当該スイッチ付近に水が溜まっている状態で極端なドア強閉を行うと、一時的にシール性が低下して、回路内に浸水し短絡することがある。そのため、半ドアとなって警告灯が点灯し、最悪の場合、意図せずドアが開くおそれがある。

改善措置: 全車両、左右の後席ドア回路に意図しないドア開を防止するリレー付電気配線を追加する。

2025/10/30 — 後写鏡(リコール・対象1,285,002台)

不具合の内容: パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。そのため、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置: 全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

2024/11/21 — かじ取リンク機構(リコール・対象4,902台)

不具合の内容: インタミディエイトシャフトにおいて、プレス加工工程の検討が不十分であったため、ジョイント部の成型時に亀裂が生じているものがある。そのため、使用過程で亀裂が進展して破断し、最悪の場合、操舵不能となるおそれがある。

改善措置: 全車両、インタミディエイトシャフトを良品に交換する。

2024/07/31 — その他(電気装置)(リコール・対象9,835台)

不具合の内容: コンビネーションメータにおいて、エンジン油圧警告灯の点灯制御プログラムの検討が不十分であったため、油圧不足が生じた際の異常信号を当該メータが受信できない。そのため、エンジン油圧警告灯が点灯しない。

改善措置: 全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する。

2024/06/14 — その他(その他)(リコール・対象235,077台)

不具合の内容: パノラミックビューまたはバックガイドモニターにおいて、溶着設備の管理が不十分なため、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。そのため、回路が腐食して導通不良となりカメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれがある。

改善措置: 全車両、当該カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。

2024/04/17 — その他(その他)(リコール・対象135,305台)

不具合の内容:後席ドアハンドルの開スイッチの防水性能が不十分なため、洗車等で多量の水がかかるとスイッチ内部に浸入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、スイッチ内部の回路が短絡して作動し、最悪の場合、走行中に後席ドアが開くおそれがある。

改善措置:全車両、後席ドアハンドルの開スイッチを対策品と交換する。なお、対策品の準備が整うまで、暫定的にヒューズを取外して開スイッチの作動を停止し、ドア開を手動操作に限定する。

2023/12/06 — 装置その他(リコール・対象74,436台)

不具合の内容: 車両工場の完成検査において、緊急通報装置の音声通話機能に係る検査が不適切なため、道路運送車両の保安基準にかかる当該装置の適合性の検査が適切に行われていなかった。

改善措置: 全車両、緊急通報装置に係る検査を行い、道路運送車両の保安基準にかかる不具合が認められた場合は、当該装置に関連する部品交換等を行う。

2022/11/10 — シートベルト(リコール・対象21台)

不具合の内容: 交換修理用のフォースリミッタ(※)付き前席シートベルトにおいて、巻取機構内のシャフトの製造管理が不適切なため、形状不良のものがある。そのため、衝突時に乗員保護のためのフォースリミッタが作動した際、ベルトの引き出し量が増加して、乗員の拘束力が弱まるおそれがある。 (※)フォースリミッタ:衝突時にシートベルトの拘束力を一定レベルに保ちながらシートベルトを少しずつゆるめることにより、乗員の胸部に加わる衝撃を緩和する装置。

改善措置: 全車両、対象となるシートベルトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。

2022/06/29 — コンピュータ(リコール・対象8,669台)

不具合の内容: ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがある。そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。

改善措置: 全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正する。当該制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換する。

2021/07/07 — コンピュータ(制御装(改善対策・対象40,941台)

不具合の内容:衝突回避支援システム(プリクラッシュセーフティシステム)において、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムが不適切なため、前方に衝突の可能性がある車両を検知した際、警報および警告表示は正常に作動するが、運転者のブレーキ踏力が弱いと、ブレーキアシスト作動が遅れる場合がある。

改善措置:全車両、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムを対策仕様に修正する。

2020/06/24 — コンピュータ(リコール・対象250,284台)

不具合の内容:ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがある。そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正する。 当該制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換する。

2020/01/29 — シートベルト(リコール・対象418,929台)

不具合の内容:運転者席シートベルトの非装着時警報装置において、バックル内の警報スイッチ接点の組付けが不適切なため、シートベルト脱着の繰返しにより接点が異常摩耗して、接点間に摩耗粉が堆積することがある。そのため、接点間が短絡し、シートベルトを正しく装着した場合でも警報が解除されないおそれがある。

改善措置:全車両、バックルを点検し、該当する場合はバックル内の警報スイッチまたはバックルを良品と交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2019/12/11スピードメータリコール7,087
2019/07/24その他(制御装置)リコール22,431
2018/10/05コンピュータリコール1,249,662
2018/09/05配線リコール553,870
2018/01/31エアバッグリコール91,210
2017/10/18その他(電気装置)リコール20
2016/10/12駐車ケーブル/ロッドリコール215,000
2016/06/29エアバッグリコール743,080
2016/06/29その他(燃料装置)リコール1,552,509
2014/07/02その他(制御装置)リコール466
2014/02/12ハイブリッド制御装置(インハリコール986,232
2013/06/05主ブレーキ一般リコール116,994
2013/02/15装置その他リコール3
2012/11/14その他(かじ取り)リコール1,507,454
2012/11/14冷却装置リコール175,176
2011/06/01かじ取ギヤボックスリコール47,784
2010/02/09ABSリコール223,068
2006/07/18その他(エンジン)リコール268,570
2006/05/30かじ取リンク機構リコール565,756
2006/03/28エアバッグリコール81
2004/11/18主ブレーキ一般リコール544,172
2004/07/22エンジン一般リコール5,432
2002/10/24エアバッグリコール16
2002/02/05シートベルト改善対策57,947
2000/09/21パワーステアリング改善対策3,369

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。トヨタの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはプリウスに関するユーザー申告が全1,149件寄せられています。装置別の内訳はプリウスの車両データページでご確認ください。

よくある質問

プリウスのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全37件です(2026-08-30時点、通称名「プリウス」での届出を集計)。多い装置はエアバッグ(4件)、シートベルト(3件)、コンピュータ(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はプリウスのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(プリウスを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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