トヨタ ハイエースは壊れやすい?国交省の不具合申告329件から見るよくある故障

まず要約:国土交通省に寄せられたハイエースの不具合申告

ユーザー申告 329件・リコール届出 31件(国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」、不具合申告は2026-10-12時点・リコール届出は2026-08-30時点)。下表は全329件の内訳です。

装置別の申告件数

不具合装置件数構成比
エンジン9027.4%
車枠・車体7522.8%
制動装置288.5%
乗車装置226.7%
保安灯火206.1%
動力伝達185.5%
排ガス・騒音185.5%
燃料装置154.6%
緩衝装置103.0%
電気装置92.7%
走行装置82.4%
かじ取り82.4%
その他82.4%

初度登録年(年式)別の申告件数

初度登録年199019911993199519961997199819992000200120022003200420052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220232024不明
件数212216553417182222231651419172221171068112732124

申告の多い年式は販売台数が多い年式でもあります。件数は故障率ではありません。

申告時の走行距離別の件数

走行距離件数構成比
3万km未満4313.1%
3〜5万km3410.3%
5〜10万km8927.1%
10〜15万km5617.0%
15万km以上5817.6%
記載なし4914.9%

本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データのみで構成しています。当サイト独自の推定故障率・修理費用はハイエースには適用していません。

申告の多い装置と申告内容の例

申告の多い装置はエンジン(90件・27.4%)、車枠・車体(75件・22.8%)、制動装置(28件・8.5%)です。以下は装置ごとの直近の申告内容(国土交通省が公開している要約)です。

エンジン — 90件(27.4%)

  • オイルストレーナーの不良により、朝一番のエンジン始動時に10~15秒ほど金属音が出る。
    (2026-04-20・初度登録2015/11・90,000km)
  • シリンダヘッドに関わるサービスキャンペーンの修理を済ませてある車で、シリンダーヘッドの亀裂が発生した。
    (2025-07-28・初度登録1999/09・350,000km)
  • オイルエレメントのケース部でシール不良が発生し、エンジンオイルが漏れる。エレメントを取り付けるケースと、エンジン側の両方において、Oリングが当たるところが腐食し、平滑でなくなっている様子があり、磨くと漏れなくなる。
    (2024-11-28・初度登録2021/10・45,900km)

車枠・車体 — 75件(22.8%)

  • コーティングを行った際に天井の塗装が浮いて剥がれているのが発見された。
    (2026-03-24・初度登録2021/01・71,300km)
  • 平成31年ごろに天井の左側、その2年後くらいに右側、さらに2年後くらいに中央。と天井の塗装がどんどん剥がれている。
    (2025-07-14・初度登録2011/10・14,000km)
  • ルーフ部の塗装が剥がれた。今年はグリル部分の塗装が剥がれた。
    (2025-05-08・初度登録2017/03・39,300km)

制動装置 — 28件(8.5%)

  • 駐車場から車を発進させようとした際、後輪がロックして動かなかった。サイドブレーキの解除と作動を繰り返し操作したところ、後輪のロックが解除された。
    (2026-06-26・初度登録2013/12・76,000km)
  • 走行中にメーターパネルにプリクラッシュブレーキ故障の警告がでた。確認した結果、ブレーキアクチュエータの故障と判った。【ASV検索対象】
    (2025-02-23・初度登録2019/06・108,200km)
  • 一般道路を40km/h程度で走行中に停止しようとブレーキを掛けたところ、左前方からパンと大きな異音が発生し、通常より停止距離が長くなった。その後走行中に左前輪部分からこすれるような異音が発生し、ブレーキを掛けるとハンドルが右に取られるようになった。ディーラーで確認したところ、ディスクブレーキのディス…
    (2024-09-20・初度登録2005/09・425,400km)

ハイエースのリコール届出

ハイエースのリコール・改善対策の届出は全31件です(2026-08-30時点)。不具合内容と改善措置はハイエースのリコール一覧にまとめています。

データの読み方

不具合情報はユーザーが国土交通省に寄せた申告で、メーカーや国が原因を確認したものではありません。申告件数は販売台数・販売年数が多い車種ほど多くなるため、件数は故障率ではありません。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。中古車の購入前は、申告の多い装置の点検と、車台番号によるリコール対象・改修状況の確認をおすすめします。

トヨタ ハイエースの装置別内訳と直近のリコールはハイエースの車両データページでもご覧いただけます。

よくある質問

ハイエースの不具合申告は何件ありますか?

国土交通省の不具合情報データベースにはハイエース(通称名「ハイエース」)に関するユーザー申告が329件あります(2026-10-12時点)。リコール届出は31件です。

ハイエースで多い不具合は何ですか?

申告を装置別に集計すると、多い順にエンジン(90件・27.4%)、車枠・車体(75件・22.8%)、制動装置(28件・8.5%)です。

ハイエースは壊れやすい車ですか?

申告件数は販売台数や年数の影響を強く受けるため、件数だけで壊れやすさは判断できません。当サイトではハイエースの推定故障率は掲載しておらず、国土交通省の申告・リコールの実データのみを掲載しています。購入時は申告の多い装置を重点的に点検し、リコール改修の実施履歴を確認しましょう。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(不具合申告は2026-10-12時点・リコール届出は2026-08-30時点)。申告内容は同サイトで公開されている要約を150字までに省略して掲載しています。

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