トヨタ ハイエースについて、自動車メーカー等から国土交通省に報告された事故・火災情報は54件(うち火災52件、人的被害ありは2件)です(2026-10-24取得)。多い装置はその他の装置(42件)、走行装置(5件)、原動機(3件)です。
掲載している事故・火災情報には、自動車製作者の設計・製作に起因するものだけでなく、整備不良やユーザーの不適切な使用など他の要因に起因するもの、また、不具合の原因が判明していないものも含まれます。(国土交通省の注意事項より)
このうち、設計・製作に起因すると判明したもの(発生原因欄に「■」)は0件です。報告件数は保有台数の多い車種ほど多くなる点にもご注意ください。
装置別の報告件数
| 装置 | 件数 |
|---|---|
| その他の装置 | 42 |
| 走行装置 | 5 |
| 原動機 | 3 |
| 動力伝達装置 | 2 |
| 制動装置 | 1 |
| 燃料装置 | 1 |
最近の報告(新しい順に最大10件)
2026-03-30 — 制動装置(火災(人的被害なし))
発生状況:駐車2日後、車両左前部から出火した。
発生原因(報告):調査の結果、当該車両は約6か月前から衝突被害軽減ブレーキの警告灯が点灯しており、ブレーキアクチュエータ交換を提案されていたが交換していなかった。ブレーキアクチュエータの基板及び端子部に短絡した痕跡を確認したことから、警告灯が点灯した状態で使用を続けたことによりブレーキアクチュエータが短絡して出火に至ったものと推定するが、焼損が著しく原因の特定には至らなかった。
型式 QDF-GDH206V・初度登録 2019-09・走行距離 415800km
2026-02-02 — その他の装置(火災(人的被害なし))
発生状況:一般道路走行中、エンジンルーム底部から出火した。
発生原因(報告):調査の結果、バッテリ固定金具を取り付けていなかったことでバッテリが動き、プラスターミナル配線とボデー貫通穴部で短絡が発生し出火に至ったものと推定する。
型式 KD-KZH100G・初度登録 1996-02
2026-01-26 — その他の装置(火災(人的被害なし))
発生状況:駐車した翌日、車室内から発煙した。
発生原因(報告):調査の結果、車室内右後部に後付けされたサブバッテリ用走行充電器の基板から発煙し出火したものと推定する。
型式 CBF-TRH221K・初度登録 2012-02
2026-01-19 — 走行装置(火災(死亡:1名))
発生状況:高速道路の路肩で車両後方から出火している車両を通行車両が発見した。
発生原因(報告):調査の結果、タイヤがパンク又はバーストした状態で継続走行したため、ホイールと路面の摩擦により発熱し出火に至ったものと推定するが、タイヤの損傷については、原因の特定には至らなかった。
型式 QDF-KDH201V・初度登録 2013-11
2026-01-03 — 動力伝達装置(火災(人的被害なし))
発生状況:一般道路走行中、アクセルペダルを踏んでも車両が進まず、再始動して走行を継続した。その後、再度進めなくなったため停車したところ、右側フロントタイヤ付近から発煙した。
発生原因(報告):調査の結果、AT(オートマチックトランスミッション)内部で滑りが発生した状態で走行を継続したため、ATフルードが過熱してブリーザプラグから噴き出し、排気系部品に付着し出火に至ったものと推定する。AT滑りについては、原因の特定には至らなかった。
型式 CBA-TRH224W・初度登録 2012-04
2025-10-27 — 走行装置(火災(人的被害なし))
発生状況:高速道路走行中、大きな異音とともに振動が発生した。停車して確認すると右後輪タイヤ付近から発煙し出火していた。
発生原因(報告):調査の結果、右側後輪タイヤがバーストした状態で走行を継続したため、ホイールと路面の摩擦により発熱し出火に至ったものと推定する。バーストについては、原因の特定には至らなかった。
型式 CBF-TRH221K・初度登録 2019-08・走行距離 27700km
2025-09-04 — 燃料装置(火災(人的被害なし))
発生状況:一般道路走行中、ガソリン臭がしたが走行を継続していたところ、交差点発進時に異音が発生しエンジンルームから出火した。
発生原因(報告):調査の結果、社外製のスーパーチャージャ取付時のデリバリパイプ固定用取付ボルト締付不良が認められた。デリバリパイプやインジェクタから漏れた燃料が発電機で発生する火花に引火して出火したものと推定する。
型式 3BA-TRH229W・初度登録 2024-08
2025-08-05 — その他の装置(火災(人的被害なし))
発生状況:信号待ちで停車中、インストルメントパネルのエアコン吹き出し口から発煙した。停車後、インストルメントパネル中央右側のエアコン吹き出し口付近から出火した。
発生原因(報告):調査の結果、リヤヒータブロアスイッチ内部に液体が浸入し短絡したことで出火に至ったものと推定する。
型式 CBF-TRH200K・初度登録 2018-10・走行距離 54500km
2025-07-22 — 走行装置(火災(人的被害なし))
発生状況:高速道路走行中、車両左後方から発煙し出火した。
発生原因(報告):調査の結果、過積載によりハブベアリングが破損し、この状態で継続走行したことでベアリング付近が過熱してオイルシールからデフオイルが漏れ、過熱したベアリング部から出火したものと推定する。
型式 3DF-GDH201V・初度登録 2022-07・走行距離 104800km
2025-07-09 — 原動機(火災(人的被害なし))
発生状況:一般道路走行中、焦げ臭さを感じたため停車したところ、左前輪付近から出火した。
発生原因(報告):調査の結果、整備工場から約4ヶ月前にシリンダヘッド付近にエンジンオイルにじみがあり修理を提案されていたが実施せず、未修理のまま継続使用したため漏れたエンジンオイルが排気系部品に付着したことで出火に至ったものと推定する。
型式 CBA-TRH224W・初度登録 2006-09
あわせて読む:ハイエースのリコール一覧、ハイエースのよくある故障
よくある質問
ハイエースは車両火災が多いですか?
国土交通省に報告されたハイエースの事故・火災情報は54件(うち火災52件、2026-10-24取得)です。報告件数は販売台数・保有台数の多さにも左右され、整備不良や使い方が原因のもの、原因不明のものも含まれるため、件数だけで車種の安全性は判断できません。設計・製作に起因すると判明したものは0件です。
車両火災を防ぐには?
警告灯の点灯や異音・異臭など異常を感じたら早めに点検・修理を受け、リコール・改善対策が未実施なら販売店で実施してください。社外品の電装品の取り付けやオイル・冷却水の管理不足も出火の原因として報告されています。
出典:国土交通省 自動車安全情報ポータルサイト「事故・火災情報検索」(2026-10-24取得、自動車製作者・輸入事業者から過去5年間に報告されたもの)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。報告本文は国土交通省の公表内容をそのまま掲載しています(公共データ利用規約に基づく)。