スズキ ワゴンRのリコール一覧【全46件】不具合内容と対策まとめ

スズキ ワゴンR(2017〜2023年式ほか歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全46件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-08-30時点)に基づいています。

装置別に多いのは無段変速機(4件)、その他(その他)(3件)、その他(電気装置)(3件)です。以下、届出日の新しい順に内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2022/07/21 — 無段変速機(リコール・対象63,108台)

不具合の内容:無段変速機(CVT)において、CVTコントローラの制御プログラムが不適切なため、高負荷のキックダウン時等に、変速機構であるスチールベルトが滑り摩耗紛が発生する場合がある。そのままの状態で使用を続けると、摩耗紛による油圧調整弁の摺動不良が起こり油圧不良となることで、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、CVTを点検し、ベルト滑りがあると判断した場合は、CVTを交換する。また全車両、CVTコントローラを対策プログラムに書き換える。 なお、CVTを交換しなかった場合において、後日ベルト滑りがあると判断した場合は、CVTを無償交換する。

2022/05/19 — ドア(リコール・対象21,630台)

不具合の内容:前席ドアにおいて、ドアラッチ及びストライカの設定が不適切なため、側面衝突時にサイドエアバッグが展開するとドアラッチが変形するものがあり、最悪の場合、ドアラッチとストライカの噛合いが解除され、前席ドアが開くおそれがある。

改善措置:全車両、前席ドアのドアラッチ及びストライカを対策品に交換する。

2021/04/01 — コンピュータ(エンジ(リコール・対象98,587台)

不具合の内容:エンジンコントローラにおいて、アイドリング時における吸入空気量の制御プログラムが不適切なため、Dレンジで停車中に吸入空気量が不足することがある。そのため、アイドリング回転数が低下し、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2021/01/21 — シートベルト(リコール・対象70,780台)

不具合の内容:フロントシートベルトにおいて、組立指示が不適切なため内装部品のセンターピラートリムに挟まれ、当該シートベルトがたるんで組み付けられているものがある。そのため、衝突時にベルトのたるみ分が引き出されることで、乗員拘束が遅れて怪我の程度が大きくなるおそれがある。

改善措置:全車両、フロントシートベルトを点検し、たるんで組み付けられているものは正規の位置に修正する。

2020/11/19 — 燃料ホース/パイプ(リコール・対象767,501台)

不具合の内容:樹脂製燃料タンクにおいて、燃料蒸発ガスホースの材料及び圧力調整弁の表面粗さが不適切なため、圧力調整弁が固着するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料タンクが負圧になり変形することで、燃料レベルゲージが傾き、燃料計が実際の燃料残量より多く指示するため、燃料残量警告灯が点灯することなく予期せぬ燃料切れとなり、エンストするおそれがある。

改善措置:全車両、燃料蒸発ガスホースと通気配管を対策品に交換する。

2020/06/25 — その他(エンジン)(リコール・対象124,502台)

不具合の内容:ISG(モーター機能付発電機)の故障診断プログラムが不適切なため、使用過程でアース端子に酸化被膜が発生することで電気抵抗が上昇すると、ISGの電気回路の故障と判定することがある。そのため、警告灯が点灯するとともにISGが発電を停止し、そのまま使用し続けると、鉛バッテリが上がり、エンストや始動不能に至るおそれがある。

改善措置:全車両、ISGの故障診断プログラムを対策プログラムに書き換える。

2020/06/18 — スプリング/エアサス(リコール・対象610,496台)

不具合の内容:フロントサスペンションにおいて、コイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に、塗膜が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、コイルスプリングが折損し、最悪の場合、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、フロントコイルスプリングを対策品に交換する。

2020/06/18 — エンジン一般(リコール・対象969,800台)

不具合の内容:エネチャージ仕様車のクランクプーリボルトにおいて、ねじ谷底の形状が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、締付け軸力が低い場合にクランクプーリボルトが折損してガタが生じ、クランクシャフト位相角度を正しく検出できず、適切なエンジン制御ができなくなり、エンストに至るおそれがある。

改善措置:全車両、クランクプーリボルトを良品に交換する。また、プーリ等に損傷がある場合には、損傷のある部品を新品に交換したうえで、クランクプーリボルトを良品に交換する。

2019/08/29 — ドライブシャフト(リコール・対象17,541台)

不具合の内容:ドライブシャフトのダストブーツにおいて、製造工程における温度管理が不適切なため、接合部の強度が不足しているものがある。そのため、亀裂が発生し、ダストブーツ内のグリスが漏れ、最悪の場合、走行できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ダストブーツの製造ロット番号を確認し、対象となるロット番号のものは良品に交換する。また、当該ダストブーツに損傷があるものはドライブシャフトアッシを新品に交換する。

2019/04/18 — その他(その他)(リコール・対象2,021,590台)

不具合の内容:任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性がある。

改善措置:全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。 なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とする。

2018/11/15 — コンピュータ(リコール・対象234,184台)

不具合の内容:補助電源モジュールの構成部品(素子)の溶着が不適切なため、当該素子内部に亀裂が生じているものがある。そのため、通電の繰返しにより当該素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、または、エンストするおそれがある。

改善措置:全車両、補助電源モジュールを良品に交換する。

2018/11/15 — (ファン)ベルト(リコール・対象461,216台)

不具合の内容:エンジン補機ベルトの構造が不適切なため、当該ベルトの耐久性が不足しているものがある。そのため、ベルトの共振により当該ベルトが破断し、オルタネータやウォーターポンプが停止して警告灯が点灯し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、エンジン補機ベルトを対策品に交換する。

それ以前のリコール届出

届出日不具合装置種別対象台数
2018/11/15コンピュータ(かじ取リコール507,118
2018/09/03その他(電気装置)リコール52
2018/01/18スピードメータリコール126,171
2017/11/24緩衝アーム/ロッドリコール210,876
2017/07/06コンピュータリコール12,500
2017/03/03その他(緩衝装置)リコール69
2017/02/23デファレンシャルリコール71,808
2016/03/03装置その他リコール1,616,125
2015/04/22その他(電気装置)リコール1,872,903
2015/03/31その他(電気装置)リコール125,755
2015/01/30制動灯リコール85,088
2013/07/17シートベルトリコール229,351
2013/06/24ABSリコール1,246
2013/06/06装置その他リコール86,288
2012/09/07ドアリコール2,476
2010/12/09車体リコール177,692
2010/11/25その他(乗車装置)改善対策1,093
2010/01/21燃料ポンプリコール5,407
2009/07/02その他(保安灯火)リコール529
2009/05/25無段変速機リコール1,329
2007/12/25その他(その他)リコール558
2007/12/06その他(その他)リコール8,518
2007/03/14コンピュータ(エンジリコール3,743
2006/12/05エアバッグリコール119,718
2006/04/06アクセルリコール44,775
2005/11/24A/Tリコール359,620
2005/03/29無段変速機リコール3,214
2005/03/29無段変速機リコール3,214
2004/08/04シフトレバー/ペダルリコール70,521
2004/07/28配線リコール25,360
2004/03/25直接気筒内噴射装置(カリコール7,765
2003/11/06過給機リコール1,916
2002/04/16駆動力伝達部リコール52,128
1998/02/05冷却装置リコール94,013

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはワゴンRに関するユーザー申告が全933件寄せられています。装置別の内訳はワゴンRの車両データページでご確認ください。

よくある質問

ワゴンRのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全46件です(2026-08-30時点、通称名「ワゴンR」での届出を集計)。多い装置は無段変速機(4件)、その他(その他)(3件)、その他(電気装置)(3件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はワゴンRのよくある故障と修理費用、走行距離・年式ごとの修理費用予測は→ 無料の車両分析ツール(ワゴンRを選択済み)をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-08-30時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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