スズキ Kei(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全8件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。
まず要約:Keiのリコール届出 全8件
国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近8件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。
| 届出日 | 届出番号 | 不具合装置 | 種別 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022/09/22 | 1152150 | シートベルト | リコール | 3 |
| 2017/02/23 | 1139920 | デファレンシャル | リコール | 71,808 |
| 2015/04/22 | 1135590 | その他(電気装置) | リコール | 1,872,903 |
| 2005/11/24 | 1115610 | A/T | リコール | 359,620 |
| 2004/08/04 | 1111710 | シフトレバー/ペダル | リコール | 70,521 |
| 2004/06/18 | 1111060 | その他(走行装置) | リコール | 572 |
| 2003/04/24 | 1109410 | 座席 | リコール | 219 |
| 2002/04/16 | 1108280 | 駆動力伝達部 | リコール | 52,128 |
装置別に多いのはシートベルト(1件)、デファレンシャル(1件)、その他(電気装置)(1件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。
直近のリコール届出(詳細)
2022/09/22 — シートベルト(リコール・対象3台)
不具合の内容:補修用前席シートベルトの巻取り装置において、フォースリミッタ機構の製造不良品を巻取り装置に組み付けたものがある。そのため、衝突時などの際にフォースリミッタが正常に機能せずシートベルトが引き出され、法規である乗員保護性能を満足しないおそれがある。
改善措置:全車両、前席右側シートベルトを良品に交換する。
2017/02/23 — デファレンシャル(リコール・対象71,808台)
不具合の内容:四輪駆動車のトランスファにおいて、トランスファ内のインターミディエイトシャフトの設計が不適切なため、右側ドライブシャフトが正しく嵌合していないものがある。そのため、段差乗り越え等の大きな衝撃が加えられた場合、ドライブシャフトが抜け、異音、オイル漏れの発生や加速不良となり、最悪の場合、走行不能や駐車中に車両が動き出すおそれがある。
改善措置:全車両、トランスファ内のインターミディエイトシャフトを対策品と交換する。
2015/04/22 — その他(電気装置)(リコール・対象1,872,903台)
不具合の内容:イグニッションスイッチにおいて、接点部に使用するグリスが不適切なため、可動接点が固定接点から離れる際のアーク放電の熱によりグリスが炭化することがある。そのため、そのまま使用を続けると、グリスの絶縁性の低下と可動接点の摩耗による金属粉の堆積により接点間が導通し、発熱することでグリスが発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置:全車両、イグニッションスイッチを対策品に交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする。
2005/11/24 — A/T(リコール・対象359,620台)
不具合の内容:自動変速機内の減速ギヤ用シャフトに組み付けられた左側ベアリングの潤滑方法が不適切なため、当該ベアリングが摩耗するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、異音が発生し、最悪の場合、当該ベアリングが損傷し車両が急激に減速するおそれがある。
改善措置:全車両、ドライブシャフトの回転力から減速ギヤ用シャフトの左側ベアリングの摩耗を点検し、1.摩耗が認められるものは自動変速機を対策品に交換する。2.摩耗が認められないものは潤滑装置を追加する。
2004/08/04 — シフトレバー/ペダル(リコール・対象70,521台)
不具合の内容: 手動変速機付車のギヤシフトコントロールケーブルのインナーケーブルの強度が不足し ているため、急激なギヤシフト操作を行なうと、当該インナーケーブルが変形することが ある。そのため、そのまま使用を続けると、当該インナーケーブルが折損し、シフト操作 ができなくなるおそれがある。 (備考) 本件は、平成16年8月4日に届出を行なったものであるが、対象車両の選定に一部誤りがあ ることが判明したため、対象車の台数を訂正するものである。(平成16年9月1日)
改善措置:全車両、ギヤシフトコントロールケーブルを対策品と交換する。
2004/06/18 — その他(走行装置)(リコール・対象572台)
不具合の内容:サーキット走行等による過大な荷重に対するフロントハブの強度が不足しているため、サ ーキット走行等を繰り返すと、当該ハブが破損することがある。そのため、駆動力をフロ ントタイヤに伝えることができなくなり、一般公道走行時に走行不能に至るおそれがある 。 (備考) 本車両は、一般公道走行、サーキット走行の両用の車両として販売されていたものであ る。
改善措置:全車両、サーキット走行用装置(ロールケージ、4点式シートベルト、牽引フック)を取 り外し、ステアリングナックルアッシを新品と交換する。
2003/04/24 — 座席(リコール・対象219台)
不具合の内容: 運転者席と助手席において、ヘッドレストガイドブラケットとシートバックフレームの 溶接が不適切なため、溶接強度が不足しているものがあり、追突等の衝撃を受けた場合に 当該溶接部が破損し、乗車人員に傷害を与えるおそれがある。
改善措置:全車両、シートバックを良品と交換する。
2002/04/16 — 駆動力伝達部(リコール・対象52,128台)
不具合の内容: 動力伝達装置において、自動変速機内の減速ギヤ用シャフトの組付けが不適切なため、 当該シャフトのローラーベアリングが摩耗して異音が発生することがあり、そのままの状 態で使用を続けると、最悪の場合、当該ベアリングが損傷して車両が急激に減速し、また は停止するおそれがある。
改善措置: 全車両、変速機のATオイルの汚れ、ドライブシャフトの回転力等からベアリングの摩耗 を点検し、 ①摩耗が認められるものは自動変速機を良品に交換するとともに耐摩耗性のよいATオイル を充填する。 ②摩耗が認められないものは耐摩耗性のよいATオイルと交換する。
リコール対象かどうかの確認方法
お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。スズキの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。
リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはKeiに関するユーザー申告が全62件寄せられています。装置別の内訳はKeiの車両データページでご確認ください。
よくある質問
Keiのリコールは何件ありますか?
国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全8件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(KEI ほか2表記)での届出を集計)。多い装置はシートベルト(1件)、デファレンシャル(1件)、その他(電気装置)(1件)です。
自分の車がリコール対象か確認するには?
車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。
リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?
リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。
故障傾向の全体像はKeiのよくある故障・不具合申告をご覧ください。
出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。