ポルシェ カイエンのリコール一覧【全33件】不具合内容と対策まとめ

ポルシェ カイエン(歴代モデル含む)について、国土交通省に届け出されたリコール・改善対策は全33件です。本記事は国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」の実データ(2026-10-24時点)に基づいています。

まず要約:カイエンのリコール届出 全33件

国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点)。届出日の新しい順。直近12件は下に不具合内容と改善措置を掲載しています。

届出日届出番号不具合装置種別対象台数
2026/02/201241560装置その他リコール12,532
2025/11/141241110燃料ポンプリコール10
2024/07/251238430前照灯リコール678
2024/05/161237940コンピュータ(かじ取リコール279
2024/03/071237760コンピュータ(かじ取リコール5,759
2023/02/201235690エンジン一般リコール144
2022/10/261234900その他(制御装置)リコール24,271
2022/03/071233560タイヤリコール25
2022/01/311233440コンピュータ(制御装リコール1,012
2021/11/151233140排ガス減少装置リコール26
2021/09/271232820始動装置リコール168
2021/08/031232640かじ取リンク機構リコール1
2021/06/111232180緩衝アーム/ロッドリコール47
2020/07/271230410燃料ホース/パイプリコール402
2020/07/201230420その他(動力伝達)リコール170
2019/11/151229450コンピュータ(制御装リコール4,339
2019/09/021228800シフトレバー/ペダルリコール9,394
2019/04/101228140コンピュータ(制御装リコール1,888
2019/02/271227890装置その他リコール15
2018/03/301226070燃料ポンプリコール3,601
2016/03/301223200主ペダル/レバーリコール6,101
2015/03/311221440エンジン本体リコール1,613
2015/03/251221611燃料ホース/パイプリコール405
2015/03/251221612冷却装置リコール405
2013/10/251219750コンピュータ(燃料装リコール4
2013/04/301219110エンジン本体リコール340
2012/03/021218200前照灯リコール1,901
2011/08/052204090エアバッグ改善対策135
2010/09/171217030その他(保安灯火)リコール14
2008/03/121214670燃料ホース/パイプリコール635
2004/07/051211370シートベルトリコール828
2004/03/121210930配線リコール420
2004/03/1212109404WD機構リコール138

装置別に多いのはコンピュータ(制御装(3件)、燃料ホース/パイプ(3件)、装置その他(2件)です。以下、届出日の新しい順に直近の内容と対策をまとめました。

直近のリコール届出(詳細)

2026/02/20 — 装置その他(リコール・対象12,532台)

不具合の内容:ドライバーアシストシステムコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、カメラ映像信号の伝送が途切れることがある。 そのため、サラウンドビューカメラの映像が映らなくなり、車両の直左映像(左ハンドル車にあっては車両の直右映像)が確認できず、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、ドライバーアシストシステムコントロールユニットのプログラムを、対策プログラムが準備できた車両から順次書き換える。

2025/11/14 — 燃料ポンプ(リコール・対象10台)

不具合の内容:高圧燃料ポンプにおいて、製造工程が不適切なため、固定ボルトが正しいトルクで締め付けられていないものがある。そのため、使用過程で当該ポンプの固定が緩み内部損傷が発生し、最悪の場合、燃料が漏れ、火災に至るおそれがある。

改善措置:全車両、左右高圧燃料ポンプを固定するボルトの締め付けトルクを点検し、トルク不足が確認された場合は、該当するポンプ、燃料ラインおよび固定ボルトを新品に交換し、正しい締め付けトルクで取り付ける。

2024/07/25 — 前照灯(リコール・対象678台)

不具合の内容:ヘッドライトコントロールユニットにおいて、ソフトウェアが不適切なため、オートライトにより配光可変型前照灯を点灯した状態で車両を後退させた場合、配光可変型前照灯のコーナリングライト機能が作動する状態となる。そのため、協定規則第48号の技術的な要件に適合しない。

改善措置:全車両、ヘッドライトコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

2024/05/16 — コンピュータ(かじ取(リコール・対象279台)

不具合の内容:ドライバーアシストシステムコントロールユニットにおいて、ソフトウェア開発時の検証が不十分だったため、アクティブレーンキープアシスト機能を使用してコーナリングした際、想定した速度を超過することがある。そのため、最大横加速度が協定規則第79号の技術的な要件(かじ取装置試験の基準)に適合しない。

改善措置:全車両、ドライバーアシストシステムコントロールユニットのコーディングを正しい仕様に修正する。また、コーディングのバージョンを一致させるため、電子制御パワースステアリングコントロールユニットのコーディングも同時に書き換える。

2024/03/07 — コンピュータ(かじ取(リコール・対象5,759台)

不具合の内容:ドライバーアシストシステムコントロールユニットにおいて、ソフトウェア開発時の検証が不十分だったため、アクティブレーンアシスト作動時に、車線区分線を超える前にステアリング操作の介入が行われた際、インフォテイメントディスプレに表示される最低警告表示時間が保安基準に適合していない。

改善措置:全車両、インストルメントパネルのソフトウェアを対策プログラムに書き換える。

2023/02/20 — エンジン一般(リコール・対象144台)

不具合の内容:原動機のカムシャフト・コントローラにおいて、カムギヤを固定しているボルトのボルトヘッド厚みの設計値が不適切なため、締め付け時に当該ボルトが損傷しているものがある。そのため、カムギヤの固定が緩むことで異音や点火タイミングずれによるエンジン不調が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、カムギヤの固定が外れてエンストして再始動不能となるおそれがある。

改善措置:全車両、カムシャフト・コントローラのっかむぎや固定ボルトを対策品に交換する。ボルトに緩みが発生している場合には、当該カムシャフト・コントローラを対策品に交換する。ボルトの破断が発生している場合には、エンジン内部を点検し、必要な修理を行う。

2022/10/26 — その他(制御装置)(リコール・対象24,271台)

不具合の内容:ブレーキブースター警告装置において、インストルメントクラスタのプログラムが不適切なため、ブレーキブースターの故障時に警告灯が点灯せず、警告メッセージ確認後には誤った警告灯が点灯し、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置:全車両、インストルメントクラスタを対策プログラムに書き換える。

2022/03/07 — タイヤ(リコール・対象25台)

不具合の内容:外3218(令和3年6月11日付け)のリコール届出において、作業指示が不適切なため、リヤサスペンションアームを固定するナットを交換後にアライメント調整がされていないことがある。そのため、タイヤが早期に摩耗し、最悪の場合、異常摩耗によりタイヤがパンクするおそれがある。

改善措置:全車両、アライメント点検をして必要に応じて調整する。また、タイヤに異常摩耗が発生している場合は新品に交換する。

2022/01/31 — コンピュータ(制御装(リコール・対象1,012台)

不具合の内容:横滑り防止機能警告装置において、インストルメントクラスターの制御プログラムが不適切なため、点灯機能点検時に警告灯が点灯しない。そのため、作動不良と誤認されるおそれがある。

改善措置:全車両、インストルメントクラスターの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

2021/11/15 — 排ガス減少装置(リコール・対象26台)

不具合の内容:原動機の排気ガス微粒子フィルタにおいて、製造工程管理が不適切なため、フィルタ内部のコーティングが不適切なものがある。そのため、そのままの状態で仕様を続けると、フィルタ内部のコーティングが機能しなくなり排気ガス浄化性能が低下することで、排出ガス基準値を超えるおそれがある。

改善措置:全車両、微粒子フィルタを良品に交換する。

2021/09/27 — 始動装置(リコール・対象168台)

不具合の内容:エンジン始動用のスタータにおいて、製造工程管理が不適切なため、エンドカバーのねじがゆるむことがある。そのため、スタータが作動しなくなり、エンジンが始動できなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、スタータを良品に交換する。

2021/08/03 — かじ取リンク機構(リコール・対象1台)

不具合の内容:操舵装置において、製造時にステアリングコラムとステアリングギアボックスを接続するためのボルトの締め付けトルク管理が不適切なため、ボルトが正しくと締め付けられていないものがある。そのため、当該ボルトがゆるみ、異音が発生し、最悪の場合、ボルトが外れることで、接続部も外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。

改善措置:全車両、当該ボルトを新品に交換し、規定トルクで締め付ける。

リコール対象かどうかの確認方法

お持ちの車両(または購入検討中の車両)がリコール対象かどうかは、車検証記載の車台番号で確認します。ポルシェの公式サイトのリコール検索、または販売店への問い合わせで対象かどうか・改修済みかどうかが分かります。中古車の場合は整備記録簿のリコール改修履歴も必ず確認しましょう。

リコールとは別に、国土交通省の不具合情報ホットラインにはカイエンに関するユーザー申告が全42件寄せられています。装置別の内訳はカイエンの車両データページでご確認ください。

よくある質問

カイエンのリコールは何件ありますか?

国土交通省へのリコール・改善対策の届出は全33件です(2026-10-24時点、通称名の複数の表記(カイエン ほか15表記)での届出を集計)。多い装置はコンピュータ(制御装(3件)、燃料ホース/パイプ(3件)、装置その他(2件)です。

自分の車がリコール対象か確認するには?

車検証に記載の車台番号を、自動車メーカーの公式サイトのリコール検索か、最寄りの販売店に問い合わせて確認してください。対象であれば無償で修理を受けられます。

リコール対象車を中古で買っても大丈夫ですか?

リコール改修が実施済みであれば問題ありません。購入前に整備記録簿でリコール改修の実施履歴を確認し、未実施の場合は納車前の改修を販売店に依頼しましょう。

故障傾向の全体像はカイエンのよくある故障・不具合申告をご覧ください。

出典:国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」(2026-10-24時点の集計)。通称名での集計のため、改良前後の複数世代を含む場合があります。最新の届出は出典サイトでご確認ください。

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